音威子府村で開催されている「第95回全日本スキー選手権大会」は2日目を迎えました。本日は男女フリー競技が行われました。明後日には男女クラシカルのロング種目がありますが、我々は出場しません。よって本日のレースが今シーズン最後のレースになりました。

女子10kmフリーには高田ちさとが出場しました。バーンは硬く締まっていましたが、うっすら新雪がかぶり走りずらい状況でしたが、うまく10kmを走りきることができたようです。私はその後に控えている男子選手のスキー作りをしていたため、最後の一瞬しか走りを見ることができませんでしたが、一般・大学生が走る中27位に入り、次シーズンが楽しみに感じました。

男子15kmにはフィンドレー咲夢、松田敦士、そして吉田理玖の3名が出場しました。青野亜斗夢と西木励仁は残念ながら出場権は無かったため、前走を担当しました。

3名とも今シーズン最後のレースで、気合の入ったレースを見せてくれました。ここのところ好調を維持している咲夢は、前後のスタートが社会人選手に挟まれなかなか良いポジションでレースに臨むことができました。中間計時では16位でしたが、後半の10kmで徐々にポジションを上げ最後は見事9位入賞を果たしました。高校選手の全日本選手権での入賞は立派です。

昨日快走を見せた敦士もなかなか良い走りを見せてくれました。一般選手が大勢いる中29位でのゴールは健闘です。ただ、レース中に多くの課題も見つかったようで、次年度につなげてもらいたいと思います。理玖は高校選抜大会頃からフリーの感覚が良くなり、本日もまずまずの走りができました。順位はまだまだですが、次年度以降に期待したいと思います。

今シーズンも本日をもって遠征が終了しました。良い結果もあれば、残念な結果もありました。それぞれがどう反省し、今後にどう生かしていくかが楽しみです。

競技結果には現れませんが、今年1年の部員達の成長は非常に頼もしかったです。シーズン中、何度も注意されていたことが、後半にはすっかり変わり、さらに一歩進んだ行動を見せてくれる場面も多々見ることができました。

次年度はまた新たな新入部員が加入予定です。メンバーは入れ替わりますが、次年度はまた新たな気持ちでスタートしたいと思います。

表彰式の最後に卒業の咲夢を中心に・・・