年も明けました♪~Golden Bomber | ふんわりな日々

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90年代に大型CD店ロック売り場で働いておりました。その時の担当はアメリカ方面のマイナーレーベルとか、北欧のインディーズとか。ブリットポップ全盛期の思い出多し。思ったことを書き綴るブログ♪お喋りにお付き合いくださいませ♪

お正月でしたね鏡餅
すっかり年も明けております音譜

わが家も、親戚一同が大集合…そのなかでも、甥っ子、姪っ子との再会が楽しいのです。
話題は、年末年始の番組のこと音譜
「紅白で、ゴールデンボンバーのところ見た??」
「見たよ、観客がドラムの樽美酒 研二(ダルビッシュ ケンジ)のような白塗り風お面をかぶる演出が面白かった合格

こんなニュースもビックリマーク
【オリコン】ゴールデンボンバー、インディーズ初の初週1位 「女々しくて」も4位

じつは、このゴールデンボンバーさんたちって、インディーズなのです。
年末にビルボードのカウントダウン番組で、インディーズ部門の年間チャートのナンバー・ワンにも輝いていた合格
日本のインディーズって、まったくピンと来ないので、ゴールデンボンバーのファンである姪っ子に聞いてみる。
「…ねぇ、ゴールデンボンバーって、どうやって知ったの?」
「ニコ動だよ」
「えっ、動画サイトで知ったの??」
「そう、動画が面白いな~って思って、アルバム買ったのラブラブ



GOLDEN BOMBER「女々しくて」FULL PV【ゴールデンボンバー】

親しみやすいギラギラ感?が、シャ乱Qみたいキラキラ
久々に、歌謡曲のような?ヒットを見たような気がします。
それでも、ヴィジュアル系バンドを連想させるルックスですね。
場末のバーでのプロモ…完璧を目指さないB級感がインディーズの醍醐味?
しかも、有名なお話ですが、楽器が演奏できないエアバンド…
調べてみたら、ヴォーカルの鬼龍院 翔(キリュウイン ショウ)さんによる作詞、作曲だって。一応、バンド?なのでしょうか。

それに、キャリアが長い?2004年から下積み生活を送って、2010年にメジャーのレコード会社からの誘いを断っている。これ、すごいですね…不景気の昨今、レコード会社の支援を受けずに活動を続けて、これだけのファンを獲得するなんて…姪っ子のように、個人が動画サイトを見てファンになっていったのでしょうか。
もしも、このサクセスストーリーが本当だとしたら、すべてアーティストにチャンスが訪れるのですよね。

ティーンエイジャーとの会話が続きますニコニコ
「…ほかに、どんな音楽聴いているの」
「流行の音楽はいちお、ねドキドキ
「へぇ~、ちゃんとCD買うのね」
「…そんなわけ無いよ」
「じゃあ、レンタルしたりするの?」
「…勝手にダウンロードするの、あんなちゃちな音にお金なんて出したくないよ、イホーだよ イホードクロ
「イホーって…(たぶん、違法ダウンロード??)叫び
となりで頷く女子高校生は「バンプ(オブ・チキン)だったらCD買うけど、他はイホーだよドクロ
「…どうしてCD買わないの?」
「CDって高いんだよね、12曲くらいしか入っていないのに、三千円はする、だから、本当に気に入ったやつしか買いたくないんだ~キスマーク

知らなかった…しょぼん
じつは…日本の新譜って、一度も買ったことがないから気が付かなかった汗
バブル時代から値下げしていないんですね、大昔のUK盤の値段だよ、今だったら2/3くらいの値段で買える。
それに、初回限定盤になると、通常盤よりも高く買わされるそうで…。
予約をしてくれたファンには、同価格で素敵なプレミアム(スペシャルなパッケージとか、アルバム未収録曲とか)をプレゼントすればいいのに…ファンを大切にして、価格をサービスするほうがフレンドリーだと思いませんか?

そんなやりとりを見ていた夫が一言。
「長い間日本には、レンタルするという聴き方があった。買わずに音楽を楽しめるから、すみわけができているんだろうな。それが、CDの値段を下げさせなかった原因じゃないの…音楽の媒体も多様化しているし、ファンだけしかCDを買わなくなってきている。そうなると、価格は下がらないよな…日本に限ったことではないのだろうけど、CDは…いつか無くなるのかもな」

(…じつはわたし、あのレンタルで有名な会社でパートをしていたことがありますかお

CDって、いくらくらいが適正価格なのだろう?
ティーンエイジャーにとっては、今の価格は高い、のですよね。
CDが売れないと、CDを扱うお店がなくなってしまうのでは…と心配にもなりますが…これも、時代の流れなのでしょうか。


お話は戻りますが、ゴールデンボンバーの成功には驚きました。
思い返してみると、わたしがCD屋に居た時代のイギリスは広告合戦みたいな感じで、音楽以外のものを買わされていた気がするのです。
レコード会社ではなく、テレビでもなく、ロッキンオンでもなく…広告媒体を頼らずに、動画を見ているひとりひとりが彼らのことを好きになっていったのなら
それは、とても素敵なことだと思います音譜

前回に続いて…
がんばれ~、日本の新しいエンターテイメントニコニコ