え-、ナンの話かってますと。

昔オープンマイクで曲のタイトルは必要かどうかという論議がMCで続いた。ぼくは大切だと思っているのだが、今作ってる曲はどうにもしっくりくるものがない。仮タイがそのままになるのか?しかし「独りよがりの淫靡手ーション」じゃ話にならんだろ。(5月11日)


っちゅーつぶやきのことであります。

で、仮タイトルのまま進んでいったのだけれども・・・

ABメロとサビが別の曲になっちゃうことを修正できないから寝る。(5月13日)


とつぶやいたようなことになってしまったのです。

あははのは。

でもでもね。

なんとかなりましたのさ。


どうしてもサビを活かしたいから、ABメロを強引に変えた。
この「強引」というのが、素人のミソ。
最初にできちゃったメロディーに引力に引っ張られてイメージから抜けだせなくってぇ。
そういうのって、わたしだけ?
渡竹?

ま、そういうこってABメロに別の歌詞付けて、自分の中で無理やり違うイメージにしちゃって、そっちに「独り善がりの淫靡手ーション」をおっつけた。
だから、やっぱり違うタイトル考えなきゃぁなのよ。
2番の歌詞もつけなきゃなのなのよ。
Bメロ→サビのブリッジも考えなきゃなのなのなのよ。



珍しく頭を使ったらおかしくなったので、リラックスしようと書いたのだけれど、「沢尻、Xデーに離婚届提出せず」くらいどうでもいいにも程がある日記すぎる。


無駄な時間をとらせてしまって、ごめんにゃさい。
はるか昔、まだ10代の頃。
我が家の二軒隣に楽器屋さんが出来ました。

ROCK INNは、地元に本社のある新星堂の楽器店。
今はなきその店で3,800円の中国製ウクレレを買ったのが、そもそもの始まりでした。

何故ウクレレを買ったのか?

理由はふたつありました。

ひとつは、その頃、病欠していたサザンのムクちゃんがウクレレに傾倒していった時期だったこと。
のほほん(若しくは、のふぉふぉん)という擬音で、のんびり暮らそうという提起が、気持ちよさそうに感じたから。

そしてもうひとつは、ハワイへの憧憬をウクレレに投影したからにほかなりません。
南島生まれの小さな楽器が、その土地のイメージを届けてくれる気がしたのです。

つまり、ウクレレを持ったきっかけはハワイであり、奏でる音はハワイアンだった、はず。
ウクレレと一緒に買った教本はハワイアン50選となかんとかいうもので、小さな竹の橋の下なんて曲だって練習したし、ケアリ・レイシェル、エイミー、テレサ・ブライト、クラシカルからコンピレーションまで、ハワイアンCDは聴いています。

なのに、気がつけばハワイアンブリーズどころか、泥臭いブルースに魅了されている。
それもいいのだけれど、ハワイのハの字もやらなくなっているのは、いったい何故なのでしょう。

そこには、思いも寄らない事実があったのです。
00年代がおわり、10年代が始まりました。

三が日なんてあっという間に終わる。
2月まですぐですよね。

どんな「今年」が待っているのでしょうか。

そんなことを思いつつ、テレビを眺めながら、ウクレレポロンポロン。
昨年9月、初ステージに立って以来、わたしの出不精を知っている友人が目を剥くほど、いろいろな場所に足を運びました。

年明けすぐにライブを催し、4月に再び。
沖縄料理店内ライブで、大汗をかいたのもその頃でした。
5月は、初めてスリーピースで演り、8月には、念願のウクレレピクニックに出演出来ました。
そのバックヤードパーティに出たのが翌9月。
次の日に、初めてウクサムに行きました。
11月は、別のスリーピースでギャラリーで演奏して、同末には、ブルースだらけのライブをやりました。
そして、今月はふぁに田けん祐にもなった。

今年の履歴を見返してみても、自分で驚きますね。

 もっとも、メインは、500円/回のオープンマイクです。
それでも、大なり小なりライブと云える場所に出られたのは、いろいろお誘いをいただいたからです。

毎回、出会いがあって、刺激的なシーンを目の当たりにして、筆舌尽くし難い緊張感を味わっています。
20年もの間、こんな楽しいことを放っておいた自分は、いったい何をしていたんだろう、と。


ならば、来年は今年以上に・・と云いたいのですが、残念ながらペースは落ちると思います。

けれど、続けていきます。
ようやく、徐々に苦しみが薄れてきたんですから。

苦しむ必要なんかないじゃないかという人がいます。
趣味は楽しむべきものだ、と。
正論です。
しかし、好きなことだから下手な自分に嫌気がさして、悩むのです。
別に、マゾヒスティックな感情ではありません。
サディストですから。

話が反れました。

ひどいステージも多々ありましたけれど、やっと楽しくなり始めました。


この一年、ふぁにけんと触れ合ってくださった皆様に、心から感謝を申し上げます。

ありがとうございました。

来年も、宜しくお願い申し上げます。

合言葉は、「レッツゴー ウクレレちゃーん!」

それでは、みなさん。
よいお年をお迎えくださいませ。
興味のない方々には、なんのこっちゃ分からない単語ですが、これは落語家の名前です。

 柳亭市馬。
先代柳家小さん門の中堅で、噺の上手さはお墨付きです。
その市馬師匠は、落語より歌が好き。(本人談)
歌だけのCDも出しており、夢は歌での紅白選出。(本人談)
自分の落語会を二部構成にしては必ず歌謡ショウを開き、戦前の藤山一郎から終戦後三波、村田、三橋、春日などを、専属司会者カトウさんとフルバンドを従えて歌います。
(祖父母と同居していたから、ワンフレーズくらいはみな歌るのね。)

そんな市馬さんに憧れるのは何ゆえか。

玄人はだしといっても、彼が憧れるプロのお歴々と比べれば、職業になるレベルには届いていません。
しかし、其処がミソ。
本業から外れているにもかかわらず、師匠はファン以外の観客までもを楽しませ、リサイタルの空間を完成させます。
それは、彼の朗らかさが、声を通して聴くものに伝わってくるから。
自己満足と云いながら歌うその姿に、観るものはいつしか笑顔になります。
事実、昨晩も落語を聴きに行っているのに、歌謡ショウも楽しいのですから。

無論、自己陶酔を芸に転換するのは、厳しい芸道を歩んできたからに他ならない。
これぞ正にエンターテインメント、プロの技だと思うわけです。

わけですって、知らない人は皆目見当がつきませんな。ははは・・・

だから、わたしも、自分の気持ちが周囲に伝わり、それを心地よく感じてもらえるような、楽しんでもらえるような、そんなステージを作っていきたい。
そんなことを感じる年の瀬です。

その① キャッチフレーズ


日ごろ、ウクレレ雑談家ふぁにけんにご声援賜り、厚く御礼申し上げます。

「ウクレレ雑談家ふぁにけん」は、“MC半分歌半分”のコンセプトを表したものです。
コンセプトって・・
飲食しているお客さんを目の前に、オシッコがどうのとか、どうして痔になったかとか、そんなことしか云ってないし。
まぁ、そのスタイルは好きだから変わらないでしょうね。
ならば、敢えて冠をはずしてもと。
キャッチフレーズを変更いたします。

過日、そんなテーマの記事にコメントを下さった、古いブログ友だち、よめこさんの書き込みが、ボディーブローのように効いて来ています。
当初は「マジで?」と思いましたけど、徐々に可笑しくなってきた。
よめこさんには、この場を借りてご報告いたします。「使わせてください。」

ということで2010年は


「レッツ・ゴー!ウクレレちゃん ふぁにけん」


よろしくね。


その② ロゴマーク

仕事関係でお世話になっている“やまださん”が、新しいロゴマークを作ってくれました。

100%趣味なので、勝手に作ってステッカーにして渡してくれる。
そこまでは無料。
そこから、「もっと頂戴」というと仕事になるので有料なんだそうです。
社会ってそういうもの(笑)。

 最初のロゴは、サイケウクレレがテーマでした。
ファニーな感じが出ていて気に入っています。
ファニーケニーですな。


 今回は、「大人のウクレレ」を意識してくださいました。
サウンドホールも、「気持ち小さくし」てあるそうです。
来年からはこれを使います。
アダルトケニーでございます。

日曜日、ウクレレサムシングに行ってきました。

あがったなぁ(照)。
走ったなぁ(笑)。
ハズしたなぁ(泣)。


そらそうだと、反省を含め、悔しさ併せて納得しています。

やっぱり、意気込みすぎるとこういう結果になるよなぁ。


企画モノのエクストラヴァージョンではありましたが、立ち返って、またいろいろ思案することが増えました。




ひとりMERRY CHRISTMAS SHOW 

ダーリン       include また逢う日まで(尾崎紀世彦)
OH!クラウディア  include 乾杯(長渕剛)
ごめんねチャーリー  include Unchain my heart(Ray Charles)
Merry X'mas in Summer include ジングルベル(Special Thanksかんべっち)


でも、楽しみました。
弾き納め歌い納め、そして喋り納が出来ました。

来年はどうなっていくのでしょうかね。

年内最後の人前は「ウクレレサムシング」というウクレレが集まるイベントです。

12月20日(日)
於:新宿レノンハウス
http://lennonhouse.com/

2組目です。

14時半くらいかな。

15分弱ですけど。


9月に一度出ましたが、今回は、「遅れてきた新人 ふぁに田けん祐(ふぁにたけんすけ)」に扮します。


扮しますったって、別に仮装するわけじゃありませんが。

名前の通り、全曲サザンオールスターズです。
サザンマニアですから。
でも仲間うちでは、「けっ!サザンだってよ!」とバカにされるので、普段は億尾にも出しません。
特に願望もないし。


クリスマスだから浮かれました。
一度だけ解禁。


ただ、そこはチョット趣向を凝らして、国内外の名曲をハイブリッドします。


1回きりと決めたからか、自分でも不思議なくらい気合が入っています。
なにより、自分自身が一番楽しむためにやるつもりです。

もっともそういう時は、大抵空回りしてコケるんだけどね。
だから、行く前に“大阪王将”で多めにビールを飲むのさ。

今夜は、ゲネプロでオーバーした時間の調整に勤しみます。

では、明日。


 昨晩、ウクレレ弾き語りのtamamix さんをヴォーカルとしたバンド「tamamono 」のファーストライブを観てきました。
来月企画したものに一緒に出てくれるので、一体どんなバンドだろうかと。
びっくりきんちゃん。
腹ペコにおむすび。
バンド結成、僅か1ケ月半の完成度じゃない。
うますぎるよ。
みんなプロなの?
おおいに余裕のある演奏は、そのまま心地よさを醸しています。
ヴォーカルの歌声を、綺麗に飾る音でした。

帰り道、一緒に行ったK16といろいろ話しながら、見せ付けられて構成に悩むふぁにけんでありました。

そして。
拙いながらも歌い弾くものとして、大いに感じいりました。
ウクレリアン、ヴォーカリストとして、天賦の才能もキャリアも、勿論技術も彼女に敵うわけはありませんし、スタイルもちがうしね。
でも、ウクレレとステージという共通点を手繰れば、かけ離れた存在ではないんじゃないかな。
バンドのスキルも高いけれど、やっぱりヴォーカリスト、表現者として魅力があることは、満員の客席が証明している。

「すごいなぁ」という素直な感想は一旦押さえつけて、表現者として目標にしたいですよ。
かなり後ろからではあるけれど、追いつくためにとりあえず、今日Amazonから届いた「初出し志ん朝」CDを聴くことにします。

良質なMCは、良質な話芸から、ね。

「妾馬」楽しみだ。
今週土曜日の国分寺は、そもそもスピ松が、夏ごろに「ディープパープルのカバーだけでやるぜ!」と押さえた日でした。
それがポシャった。
というよりも、ライブと酒で高揚した勢いで予約しただけだから。

ということで、

Dr.スピ松
G.  隊長
B. K16

のOVER 40 三人で、クラシックロックをやるそうです。
初競演のギターとベースのビジュアルが似ているのが大層可笑しい。
あたしも、その3ピースにチョイと絡みます。

で、別枠で時間貰ったワケ。
先週出し切った感があるからチョット思案したのだけれど、「別にウクレレは、やってもやンなくてもいいんだぜ」とスピ松に云われれば、当然「やるに決まってんじゃねーか!」と答えます。「僅かな機会を奪っちゃいけません。」と。

そうは云ったものの、喉で歌う“寝床”シンガーの回復は遅い。

誰か一緒にやらない?
中央線完全停止の夜だけど。


参考資料
寝床とは
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/ta_inoue/nedoko.htm