いつも
私のとりとめのないブログを読んで下さり、ありがとうございます。

日々の備忘録として。

年齢を重ねれば、重ねるほど
思いも思考力も、退化してしまうけど、
忘れないうちに、すぐっ!
な思いで書き続けて行きたいと思います。





少しずつ少しずつ、秋を感じられる日々となりました。
最近は、年老いた母と、良く話しをします。
病床にて、所々がボケてしまった頭の中では、新しい発見や、感情が動く事もあまりないので、昔の話しを繰り返し、繰り返し話しています。

戦時中に中国の南京市にいた母
何度も昔からその話を聞いてはいたけど、

どこら辺に住んでいたの?
と聞くと、すぐさま

南京市太平路121号!!

と返事が返ってきました。驚き!!
そこでの暮らしの様子や、日本人、中国人の生き様、私の祖父母の事など、当時は、子供だった母の目に映った様子を、スラスラと
遠い目をしながら話しています。

揚子江は、赤紅で滔々と流れ
紫禁城城外の雨花台は、雨が降ると
珠のように美しく光る。
などと、漢詩の世界が目に浮かぶよう。


遠い世界を彷徨う母
1日でも長く、この世界に居て
懐かしい話しを聞かせて欲しいものです。




南京市太平路

グーグルアースより

感情🍀