■中国海軍大佐が空母保有の必要性を主張 | FUNGIEREN SIE MEHR !!

■中国海軍大佐が空母保有の必要性を主張

【中国海軍大佐「国力示す空母が必要」 テレビ番組で】  (産経新聞 4月24日)


 中国海軍軍事学術研究所の李傑研究員(大佐)は24日放映の中国中央テレビのインタビュー番組で、中国の空母保有について「一国の総合的実力を示すもので保有は必要」との考えを示した。

 中国軍当局者が具体的な軍装備について必要性などを指摘するのは異例。インタビューは空母保有に関する中国軍の立場を説明しており、保有に向け国民の理解を深める意図があるとみられる。

 李大佐は「空母建造の必要があるかどうかは中国が決めること」と強調。空母は「巨大な威嚇力があり、戦わずして相手を屈服させられる」と効用を指摘した。(共同)



 中国海軍の大佐が「空母保有の必要性」に言及したそうです。


 ・中国の大連で改修中とされる空母「ヴァリヤーグ」
 ヴァリヤーグ@大連


 「空母建造の必要があるかどうかは中国が決めること」とは国家のあり方としてごく当然の弁ですが、「巨大な威嚇力があり、戦わずして相手を屈服させられる」との弁には隣国として脅威を感じざるを得ません。

 この言葉に、日本国内の日中友好派議員、中就、媚中派の与野党議員は、どう考えるのでしょうか。


 中国という大国が空母という新たな矛を手中にしようというのは、明確に海洋戦略を考え、海洋権益の確保にまい進していることの証左です。

 我が国との間にまたがる東シナ海ガス田問題尖閣諸島領有問題における中国側の対日圧力がさらに強まることは必至でしょう。既に中国海軍は艦艇を動員してガス田の護衛を行っています。中国は海軍力の近代化に躍起になっており、東シナ海はおろか西太平洋にまでその活動範囲を拡げようとしています。


 ・ガス田を護衛する中国海軍の「江衛」級フリゲート

 江衛級フリゲートI型


 拡大する中国の海洋帝国主義の前に、日本はどのような舵取りを必要とされるのか、国民が一丸となって議論し対策を講じてゆかなければなりません。中国という国が「力」を手にした場合、どのような行動に出るのかということは、ここ50年の歴史が明確に示しています。台湾問題も今以上にきな臭さを帯びてくることでしょう。


 日本国民は中国の空母保有に機敏に反応し、的確で有効な手立てを打ってゆく必要があるのです。これを座視してただ眺めていてはいけません。




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