病院の朝は早い。
6時には起床の音楽が流れる。
8時にご飯。
10時半頃、移動売店が回ってくる。
12時過ぎにご飯。
18時にご飯。
合間合間に検温とか。
そんなスケジュールです。
そして今日(6/11)は、手術の前日ですので、
・センチネルリンパの注射と撮影
・体に線を引いた後(背中のどの辺の肉を胸に持ってくるかとかそういうプランニング。デザインと言ってました)、実際肉をどれぐらい持ってくるのかの計算のためにCT(造影剤ナシ)を撮影
ということをやりました。
それ以外はニコ生(棋士の人狼)見てました。(好きなんです。将棋を見るのが。後、棋士が。)
さて、センチネルリンパ検ですが、まず、乳頭の近くの乳腺からアイソトープ的な放射能な感じの液を注射しますのです。
で、1時間ぐらいだったかな。そんくらい置いて、特殊な機械で撮影すんのです。
そしたら、そのアイソトープ的な液がリンパにぼちぼち到着してるわけですけれども、どのリンパに真っ先に到達するかがわかるんですね。
それを手術中に取って調べて移転がなければシロってことで、リンパ郭清せずに済むってわけです。
で、その注射なんですが、もぉとにかく痛いのだ、とまず病室で看護師に脅された。
ビクビクして検査室に行って待ってると、お兄ちゃんが色々案内してくれて、「ここで待つように」と座らせてくれたので「痛いんですよね?」って聞いたら「いや、そうでもないと思いますよ」と言ってくれた。
いいお兄ちゃん!と思い、順番が来て処置室に入る。
処置室には女性二人がいて、二人がかりで注射するわけですが、注射するまえに「すっごく痛いですが、痛いからといって動いたり暴れたりすると、液の中身が飛び散って全員被曝ということになるので、痛くても暴れるな」的な事を言われる。
高まる緊張。
暴れたくなるほど痛いのか!逃げたほうがいいのか!
で、注射しました。
・・・痛いよ?確かに痛いけど、脅すほどか?
暴れるほどではなかったよ?ガマン出来る範囲だったよ?
っつーことであんまり心配しなくてもいいです。そーでもないです。
脅しすぎです。ビビるからやめてw
その後一旦病室に帰ってから、今度はデザインとCTです。
CTの予約の紙だけ先に貰ってたのですが、先生がデザインに来ないままCT予約の時間が来たのでCT撮りに行っちゃったのですが、あくまで「デザイン後」のCT撮影、とのことでした。デザイン前にCT撮りそうになってて、ちょっとだけヤバかったw
形成の先生が主に私の体の真ん中に紫色の線をぴーっと引いて背中も引いて引いて。
背中の肉をつままれながら、線引いて引いて。
お肉がたくさんあってサーセンって謝ると、「これくらいあったほうがイイのよォ!」と形成K先生。
お気遣い有難うございます!
これが結構時間が掛かって、1時間ぐらい?
その後CT撮影。
その後、乳腺K2先生が、CTの結果(背中の脂肪!)を見つつ、どんくらい切除するかを計算するそうです。
っていうか、したそうです。2時間ぐらい喜々として計算してたそうです。(形成K先生談)
本日の検査は完了。
後は、シャワーを浴びて(明日からしばらく浴びれない)、髪を洗って(明日からしばらく洗えない)、手術に必要な腹帯やワコールの柔らかいブラとか三角巾とかを売店で購入。
そうそう。ここの病院のお風呂は、男女共有で掃除はこまめに行われているようですが、中々清潔感に欠けます。。。
無駄に広かったから、二室ぐらいに分けてリフォームすればいいのに。。(車いすが入れる用と入らない用、とかそんな感じで・・・)
いい病院なのに惜しいです。。。
さて、明日はいよいよだなー、とかやけに美しい夜景を見ながら思っていた気がします。
睡眠導入剤を飲んで、眠くなるまでニコ生(人狼)を見ていた気がします。
右胸にオサラバだなぁ、とちょっとだけ思いましたが、実はさして感傷的にもなりませんでした。
明日は朝の7時50分ぐらいには病室を出て手術室に向かうそうです。
付き添いには、診察にも付き合ってくれた友達が来てくれます。
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追記
色々忘れてるんですが、書いた後に思い出したこと追記w
・いつも付き添ってくれるお友達はこの日に来てくれて、プリンと海藻サラダを差し入れてくれました。
・麻酔医が来て、何やら誓約書にサイン。グラグラした歯とかがないか、と確認あり。前歯が差し歯なんですぅぅ、よろしくお願いしますぅぅ。と懇願。大丈夫だった。
やっぱこういう記録は旅行記とかと同じで本当はホカホカのうちに書いたほうがいいのだよねぇ。
でも、別ブログ立てるって決心するまでに結構掛かっちゃったからしょーがないね。
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