大野市では、7月2日の半夏生(はんげしょう)の時には鯖の丸焼きを食べる風習があり、その日、大野の鮮魚店では屋台や焼き台を店頭に出して朝から晩まで焼き続け、市内はその煙と匂いが漂うほど。奥越と呼ばれる程山側に位置する大野には昔、海側の越前海岸に領地(飛地)があり、鯖が沢山獲れました。そこで大野の殿様は、漁村の年貢軽減と、田植えで疲れた農民の栄養補給の為にサバを食べることを奨励したそうです。それ以来、半夏生(はんげしょう)の時には家族で焼き鯖を一人一本食べるようになったとか。
大野YEGの皆さんは、この風習を広く知ってもらおうと半夏生(はんげしょう)に合わせて、越前海岸より大野までサバを運ぶ「半夏生サバ買い出しウォーキング」を今年も開催するのです。
奥越地方の風習で、以前はそんなに耳にする機会も少なかったですが、最近はこの事業に参加したこともあってか、スーパーでもよく耳にするようになりました。
今年は、我らが仲間2名が約14時間、約60kmの行程にフルチャレンジしました!私は応援で!
スタートして2時間。約10km地点の越前町(旧織田町)での晩御飯休憩。まだまだ笑顔がありましたが…、
中間飛びまして…、
一晩中歩き続けて12時間経過。大野市手前の約55km地点では、二人からは笑顔が消えてました…汗 それでも残る力を振り絞って、
な、なんと!
二人とも見事に完歩しました!おめでとう~!今回は天候にも恵まれ、参加者のほとんどが完歩できたとか!昨年経験し辛さは十分に分かっているので頭が下がります。
主催する大野YEGさんも夜を徹したサポートありがとうございました&お疲れ様でした。
果たして、二人は本日仕事になったのでしょうか?(笑)