先日福岡県東峰村にて開催しました「第2回 英彦山修験道トレイルin東峰村」が自分が今まで開催してきたどの大会の中で最も低い完走率17.2%となりました。

 

UFで開催している大会では大会前、大会後にアンケートを行っており次回大会やこれから行う他の大会の改善などについて話し合いを行っております。

 

上記大会を開催後に頂いたアンケートについてすべて確認させて頂き、東峰村、添田町と話合いを行い来年への開催について、制限時間の変更などを行う事で進めております。

今回は自由記入欄に頂きましたご意見についてすべてではありませんが、お応え出来る範囲で下記へ記載させて頂きたいと思います。

 

・エイドステーションを増やしてほしい

→トレイルランニングの大会は舗装路で行うマラソンの大会と違いエイドステーションを山の上の登山道などに簡単に設置する事ができません。

ロングコースを例にしますと36kmのコースにエイドステーションを3か所、水分のみを提供するウォーターステーションを2か所設置しました。他の大会と比べても遜色ない個所の設置となります。事前にエイド間の距離などをコース図にて開示しておりますのでご確認頂き各個人にて必要な食べ物、水分のご用意をお願いします。

 

・参加費が高い

→これもロードの大会との比較となってしまいますが、山での大会は登山道が狭い事もありロードの大会と違い多くの参加者の方を同時に走らせたり受け入れる事ができません、また、自然環境を保護する等の意味合いもありある程度の人数制限を行い登山道への負担軽減も考えなければなりません。

参加費は当日だけにかかる費用ではなく事前のコース整備などの準備、後片付けなど多くの物事に使わせれて頂いております、参加人数が増やせない状況でもありますので何卒ご理解を頂けたら嬉しいです。

ロードの大会に比べると距離にかかる時間は長くなりますので、長く楽しめますのでお許し頂けたらと思います。

 

・大会記念Tシャツを作ってほしい

→UFの大会として基本的に参加選手の方にお渡しする参加賞としてオリジナルのTシャツ、タオルは作らない様にしております。その理由は簡単でシャツを作っても大会を開催する開催地にお金が発生しないからです。大会を開催するのは地域の活性化をすることも大きな意味を持っており大会参加賞は開催地に直接お金の動きがあり開催地のPRが行るものを選びたいと考えUFが開催する大会のものは基本的に町の特産品をご用意させて頂いております。

 

・装備品の案内が前日にメールで来るのは不親切

→大会開催の2週間前にお送りさせて頂いております大会参加通知書の中に装備品の記載をしご案内を行わせて頂き、大会ページにも装備品について掲載させて頂いております。

前日にメールを送信しましたのは、ホームページや参加通知書をご覧になっていない方がいるといけないと思いお送りさせて頂いた内容となります、受付へ来る際にまったく未開封の状態でお持ち頂く方も見受けますので、ぜひ参加通知書がお手元に届きましたらご確認頂けたら嬉しく思います。

 

言い訳のような記載とみられる方もいるかと思いますが、これからトレイルランニングを始める方には、マラソンなどのロードレースの大会とトレイルランニングの大会はまったく違うものだと考え参加していただけたらなと思います。

 

いきなりトレイルランニングの大会に参加するのではなく、のんびり登山をしてみるなど山道を歩いたり、時には走ったりする事に慣れ、山での装備品などある程度の知識を付けられてからのご参加をお願いできたらと考えます。

 

今は自分が始めた約8年前と違いトレイルランニングを専門で扱っているショップなども増え、ノースフェイスやパタゴニアなど専門店も増えてきているかと思います。

トレイルランニングを始める前にぜひ、そのようなお店にいって相談してみるのもよいかと思います

 

昔のブログを振り返ったところちょうど一年前にも同じようなブログを書いていました

「山を走るということ・・・」http://ameblo.jp/fun-sports-sts/entry-12092336413.html

目印テープ等の考えについてはこちらのブログを読んでいたらと思います。

(お時間ある方はぜひ、読んでいただけたらうれしく思います)

 

そのブログの中の記載に下記がありました。

 

ある方が言っていましたが、トレイルランニングは先に「競技」ではなく「街を離れて非日常を楽しむ遊び」
まずは競技性を高める事よりも、これから山に入ってくる人達に、山での最低限のマナーを知ってもらう事が先決かと思います。
山に入る心構えとしてトレイルを共有するハイカーに迷惑を掛けない、遭難するリスクを自ら冒さないなどがあり
トレイルランニングの魅力として、まずは自然を感じながら楽しむことが大切かと思います。

 

大会ではありますが、山を楽しむという気持ちを忘れずにご参加頂けたら嬉しく思います。

 

前回のブログの締め方と同じになってしまいますが、偉そうな事を書いてすいません、この文章を読んでご気分を悪くされた方がいたらすいません。

文字での表現は難しく、読む人によって色々な解釈になる事を承知の上で書かせて頂きました。

長文を読んで頂きありがとうございました。