TDLの開発計画を考察してみました | TDRに3000回通った達人によるディズニー攻略ブログ

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昨日のブログ「速報!2020年度までのTDR開発計画発表!」には、おかげさまで大きな反響をいただきました。

株式会社オリエンタルランド決算説明会に参加しながら急いで書いたため、取り急ぎ発表された内容を掲載しただけにとどまりました。

なので、今回は代表取締役社長・COO上西京一郎さんへの質疑応答の内容や、私なりの主観(妄想?)も含めた内容で書いてみます。

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「美女と野獣エリア(仮称)」詳細



一番話題になっているのが、やはりファンタジーランドに出来る「美女と野獣エリア(仮称)」のようですね。このエリアには、日本オリジナルの大型アトラクションや、ベルの住む村のショップ、レストランが導入されます。

現在のグランドサーキット・レースウェイを2017年1月よりクローズし、2020年春よりオープン予定と発表されました。



このアトラクションですが、ゲストがティーカップの形をしたライドに乗り、映画「美女と野獣」でルミエールたちが開催する晩餐会を体験できます。

ファンタジーランドの「プーさんのハニーハント」のようなアトラクションになるのでしょうか。

また、このエリアの投資額は、約320億円(予定)と発表されました。

過去の投資額を見ると、アトラクション単体としてはシーの「タワー・オブ・テラー」の210億円が最高となっています。

シーの「センター・オブ・ジ・アース」がプロメテウス火山全体含め380億円、ランドの「スプラッシュ・マウンテン」がクリッターカントリー全体含め285億円なので、それと比べてもかなりの大型施設になりそうです。



またレストランですが、フロリダのウォルト・ディズニー・ワールドにある、「ビー・アワ・ゲスト・レストラン」か「ガストンの酒場」のようになるのでしょうか。


ランド初の屋内ライブエンターテインメントシアター


東京ディズニーランド初の本格的な屋内シアターで、内装は「美女と野獣」のイメージに見えます。

客席の定員は、東京ディズニーシーで「ビッグバンドビート」の公演が行われているブロードウェイ・ミュージックシアターと同じ約1500名となっています。

現在「ワンマンズ・ドリームⅡ」の公演が行われているショーベースは、定員が約1000名。ランド開園当時からあるので、老朽化も考えるとショーベースは終わりになるでしょう。


ファンタジーランドの「ふしぎの国のアリスエリア」は一旦白紙に


昨年の決算説明会で発表された、ファンタジーランド「ふしぎの国のアリスエリア」ですが、上西社長への質疑応答の際、一旦白紙になったと発表されました。

「2020年度までに美女と野獣エリアを完成させるのが早急、その後の事は現段階では明言できない」そうです。

やはり美女と野獣、アナと雪の女王、もしくはラプンツェルに比べ、アリスは集客力がないと判断されたのかもしれません。

ちなみになくなると噂のあった「イッツ・ア・スモールワールド」は、工事等はあっても継続すると上西社長よりありました。


トゥーンタウン「ミニーマウスのグリーティング施設」オープン


こちらも2020年春にオープン予定、投資額は約20億円(予定)と発表されています。

現在トゥーンタウンにある「ミッキーの家とミート・ミッキー」のような施設になります。
恐らく、トゥーン入口右側にあるトゥーンパークをクローズさせての導入となります。

イラストで気になるのが、ミニーの顔です。
じつは、先日上海ディズニーEXPOで登場したミッキーとミニーの顔が評判悪いのですが、なんか似ている気も汗


ちなみに日本のミキミニはこちらです。



また、今年下半期にウエスタンランドにオープンする新レストラン&グリーティング施設ですが、当初はミニーではないかと予想されていました。


ミニーのグリ施設が出来るので、こちらの出演キャラクターはドナルド、グーフィー、チップ&デールでしょうか。


『ベイマックス』をテーマとした新アトラクション



トゥモローランドには、ディズニー映画『ベイマックス』をテーマとしたライドアトラクションがオープンします。また、アトラクションの隣には、パーク初となるポップコーン専門ショップも。

こちらも2020年春にオープン予定、投資額は低めの約60億円と発表されています。

イメージ画像を見ると、「アリスのティーパーティー」のようなタイプに見えますね。体験時間も約1分30秒と短めなので、それほど広い敷地も必要ないでしょう。


上西京一郎社長への質疑応答

昨年の決算説明会では「2023年度までの開発」として発表されましたが、今年は「2020年度まで」とのみが発表されました。

早めた理由として、2014年度から入園者数が想定より早いペースで増えた事があります。

入園者数が年間3000万人を超え、混雑が激しくなり顧客満足度が急激に落ち込んでいる状態でした。

以前オリエンタルランドのIR担当者に私がインタビューした時「年間3000万人は決して喜ばしい状況ではないんです」とも言っていました。

上西社長は「グランドサーキット・レースウェイの広い敷地をとにかく早く有効利用したいので、まずは美女と野獣エリアから開発に着手した」とも。

2020年に開催される東京オリンピックも視野に入れているでしょう。

次回は東京ディズニーシーの開発計画について考察してみます。




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