ふみなこの激走闘病記

ふみなこの激走闘病記

24歳、結婚して一ヶ月というタイミングで子宮頸がん(腺癌)1b1期と宣告されたふみなこの激走闘病記です☆

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ブログを見て頂いていた皆様へ。

「ふみなこ」の夫です。

妻の遺言なので、更新させて頂きます。

「ふみなこ」こと私の妻、みなこは2013年9月26日21:45に天国へと旅立ちました。

2011年10月1日に5年9ヶ月の恋愛を経て、無事に結婚式を挙げることができ、これから二人にとって最高に幸せな時間が過ごせると思った矢先、子宮頸がん(腺癌)と診断され、闘病生活が始まりました。

12月に子宮、卵巣の全摘手術を行い、抗がん剤治療、再発し、放射線治療、仙骨に転移が見つかり再度抗がん剤治療を行ってきました。

再発や転移の度にツラく苦しい治療が妻の身体の体力を奪っていきました。

腎臓の機能が低下し腎不全を起こし、腎ろうをつけた時点で、体力的にも身体的にも今後の治療を受けることが不可能になり緩和病棟に転院。

足の浮腫みも酷くなり歩行も困難になり車椅子中心の生活になりました。

転院したことで気持ちのリフレッシュが出来たのか、とても穏やかな時間を少しの間過ごすことが出来ました。

ただ緩和目的であり治療目的ではないので少しづつですが、衰えていきました。

今まで普通に出来ていたことが困難になっていき、気持ちの余裕も徐々になくなっていき最後の1ヶ月はとてもツラそうでした。

痛みも出始め抑える薬も強くなり、朦朧とする時間や寝ている時間が増えていきました。

さらに痛みを抑えるため強い痛み止めを投与し、意識もなくなり最期は眠るように旅立ちました。

妻は最後の最後まで弱音を吐かず、ツライ治療にも前向きに真摯に治療と向き合い、どんな状況になっても新たな可能性を探し続けるようなとても強い人でした。

ただ、その気持ちは一人では維持できなかったと思います。

ブログで知り合った同じ病と闘う方々との意見交換や励まし、1人ではなく、共に闘っているという心強さがあったからだと思います。

本当にありがとうございました。

心より感謝致します。

そして、皆様の穏やかな生活、病気の回復、完治を心より願っております。



私にとって妻は誇りであり、最愛の人で人生の生き甲斐そのものでした。

どんな困難な状態でも妻と一緒なら全く苦にならず、最高に幸せでした。

今でも現実が受け入れられず、ぽっかりと大きな穴が空いてしまっています。

正直、前に進むのはきっと膨大な時間がかかると思います。

痛みやツラさから解放されやっと楽になった妻にこれ以上心配をかけさせない為にも少しづつ前に進んで行こうと思います。

たくさんの勇気や愛をもらったので、恩返ししていこうと思います。

今まで妻を本当にありがとうございました。

「ふみなこ」に代わりお礼申し上げまして、ブログ更新を終了とさせていただきます。