こんにちは 薬剤師のマツイです。
日曜日の勉強会の内容をちょっとだけお伝えしますね。
脳は、身体全体の2%の重さしかないのに、体の20%もの
エネルギーを消費しています。
多いか?少ないか?で考えてもとっても多い事がわかります。
つまり脳は、多くのエネルギーを消費する臓器なのです。
そのために脳では、常にエネルギーを作っておかないと
エネルギー不足に陥りやすくなるのです。
今の世の中、「気を使う」「気をはる」「心配事が多い」など
あまりにもエネルギーを使いすぎて不足を招く状況が多く
なっているように思います。
エネルギーが不足すると、「なんとなく疲れやすい」
「なんとなくやる気が出ない」「落ち込みやすい」などの症状が
出やすくなりさらに悪化すると「うつ状態」になりやすいとも
言われています。
脳のエネルギー源は、ブドウ糖です。
でも、ブドウ糖だけをとってもダメで、それをエネルギーに
変えるための亜鉛・セレンなどのミネラルとビタミンの
助けが必要なのです。
車を走らせるためには、原油(重油)をガゾリンに変えなければ
走らないのと同じ事です。
脳内でミネラル・ビタミンなどの栄養不足が起ると、
ブドウ糖からエネルギーが作られず脳の働きが低下してしまいます。
また、脳内では情報をスムーズに伝えるための伝達物質が脳の
機能を保っています。
その材料となっているのがアミノ酸です。
精神疲労やうつ病は、単なる心の病と言うだけではなく
栄養不足も関係しているのです。
精神安定のためには、やっぱりきちんと食べて
脳がエネルギー不足を起こさないようにする事も必要ですね。
