「永遠のゼロ」 映画と祖父と詩と。
今日、太平洋戦争の特攻隊をテーマとした映画、「永遠の0ゼロ」を観てきました。私の祖父の一人は、特攻隊に志願した一人でした。戦火が厳しくなる中、仲間を見送り続け。ゼロ戦で出動することなく、終戦を迎えました。実は祖父からは、どのような思いでいたのか、全く聞くことがありませんでした。しかし家には、ゼロ戦と仲間と思われる写真が、常にとても丁重に掲げられていました。終戦後、事業を立ち上げ何度も潰える中、祖父の葬儀には数千人の方にいらして頂けるほど、社会に新たな礎を築き、逝きました。この映画を観て、孫に語ることなく逝った祖父の思いが、前より少しは理解出来るようになったのかなと思います。祖父の名を私に一字入れて頂けたことに、感謝と誇りと未来を担う心を胸に刻み、歩んでいく思いを強くしました。最後に、そんな全ての「永遠のゼロ」への想いを、詩にしてみました。よかったら拝読ください。今日もありがとうございました、それではまた。__________永遠のゼロかつて私達祖先の 翼となって礎として太平洋深く 身を捧げていった幾多の ゼロの魂眼を閉じて 耳を澄ませば今ここ 至るところにあなたの風を 聴くことが出来るね真の平和を築くべく 培われたはずの大和の魂破壊の道具と成らねばならなかったあなたの悔恨を噛み締めねばならなかった無数の連なる涙を今私達を応援している無限の血潮と脈動を街ゆく足元 一歩ずつに世界と溶け込む 一呼吸に通り抜ける 風の中に感じるよ今度こそ と