撮影:2013/9/14


①はここ ’、このページはその続きです。


わたしの天気予報「筑波山の麓から植物観察」

360度のパノラマ!女体山山頂から加波山方向

筑波山の最高は女体山、ここを下って、御幸ヶ原、反時計回りに自然研究路、見晴岩を巡って、男体山、再び自然研究路に降り、立身岩に向い、御幸ヶ原に下って、深峰遊歩登山口(ユースホステル跡)へ下って、筑波高原キャンプ場を経て、湯袋峠へ下ります。


まずは人人で混み合う女体山山頂からガマ岩、セキレイ石、カタクリの里を経て御幸ヶ原へ、この間、キヌタソウ、ギボウシ、ノブキ、タマブキ等を見る。御幸ヶ原は三連休の初日、明日から台風18号の影響が予想されここも混んでいる。ベンチは真夏のせいで日陰を求める人が多く、日向のベンチが空き、ここえ昼食。お土産店、ケーブル駅、トイレがある、自然研究路は反時計回りに入る、一歩踏み込むと、最下部にある東屋まで人の気配は無い!静かです。
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カシワバハグマ 柏葉白熊 キク科

カシワバハグマにカメラを向けていると、美人ハイカーが通りかかる、自然研究路に入ったのだから、せめてひとつ花の名前をと思い声を掛ける、、、地味な花だが面白い!
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キヌタソウ 砧草 アカネ科

自然研究路は石段が多い、その縁にキヌタソウが一株、散歩道に雑草として生えるヤエムグラと同じアカネ科、比べて見て仲間とは思えない!


自然研究路最下部の東屋で近日中植物のガイドを務める男性「花が少ない、、、」と言う、確かにこの時期は少ないが、キヌタソウ、カシワバハグマ、オクモミジハグマ等普段見れないものがある、岩場にはイワタバコの咲いていると励ます。

展望岩に立寄り、東屋から男体山へ、NHKのテレビ塔経由、この周辺はお花畑がある。
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伸び放題のお花畑 キンミズヒキが今は主役
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コアカソ 小赤麻・小赤苧 イラクサ科

石垣にビッシリ生え、圧倒される。アカソは,どちらかというと日本海側の山地に多く,内陸から太平洋側の山地に多いクサコアカソ,西南日本の太平洋よりの山地に多いコアカソとすみ分けているそうで、コアカソでしょうか?

コアカソはイラクサの仲間で、特徴は茎が赤みを帯び、葉の基部はくさび形、葉先は尾状に尖っていることで、間違いないようです。

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ママコノシリヌグイ 継子尻拭 タデ科

茎にびっしりと下向きの刺を持ち、継母が継子の尻をこれで拭いて継子いじめをする例えに付けられた名だそうです。昔はトイレットペーパーの代わりに木の葉やフキの葉が使われたが、こんなトゲの多い植物で拭かれると言う継子いじめの例えに使われるとは可哀そうな花である。トイレットペーパーが流行る前は新聞紙を切ってトイレに置いたものです!仲間にミゾソバ、アキノウナギツカミがありそっくり!アキノウナギツカミの葉はチジミザサの葉と大きさと奮起が似る’ここ ’ようです。
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ミヤマタニソバ 深山谷蕎麦 タデ科

筑波高原キャンプ場から脇道に入り、尾根道に出る直前に群生。男体山の周囲や立身石辺りに生えている。

NHKのテレビ塔から男体山は眼と鼻、直ぐである。女体山(標高877㍍)・男体山(標高871㍍)と6㍍に差がある、人気はこの差以上!だが植物の多さは負けてはいない。
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コモチマンネングサ 子持万年草 ベンケイソウ科

葉は小さなさじ形で、互生る。5、6月、茎頂に5数性の花を多数開く。この時期珍しい、数輪開花?日本では普通は結実しない。花期後、葉腋に2または4対の小形の葉からなるむかごができる。茎はむかごが落下する梅雨期に枯れる。むかごは地上に活着後、ほぼそのままの状態で年を越し、翌年の早春になって急速に成長を開始する。どうやらむかごが成長したものらしい???
 コモチマンネングサは岩の上、コモチマンネングサは湿性植物???
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キハギ 木萩 マメ科

丹沢、箱根、小仏山地、三浦半島を中心に生えるとか、ここ筑波山の岩場に多い、6~9月に、葉腋から総状花序を出し、淡紫白色の小さな蝶形花を付ける。


台風18号の影響か!御幸ヶ原の着くと暑い、横切って女体山側の旧トイレの前から深峰遊歩道に入る、古い木の階段、お土産店の荷揚げの車が走る林道がその遊歩道。ベンチが途中に三ヶ所、意外と急坂、カタクリ群生地を過ぎると登山口は直ぐ。
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ヒヨドリバナ 鵯花 キク科
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ヒヨドリバナ 鵯花 キク科

茎葉は細長く立ち上がり、葉は対生し、荒い鋸歯がある。花期は8~10月頃。フジバカマに似ているが、フジバカマの葉は3裂するのに対して裂けないので区別できる。ヨツバヒヨドリは尾瀬や日光で見られます。サワヒヨドリバナは葉が細く別れて5~6枚に見え、ヒヨドリバナは葉は大きく2枚~3枚に見れ。4枚は近縁種のヨツバヒヨドリソウです。


深峰遊歩道登山口には駐車場、ここから花の多い林道を歩く、数かいカーブを切れば三差路、一台がやっとの砂利道にはいり、筑波高原キャンプ場へ。

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ノコンギク 野紺菊 キク科

舌状花は白~淡い青紫色、茎の先に多数が散房状につく。林道を飾る。
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アブラチャン 油瀝青 クスノキ科

アブラチャンの「アブラ」は「油」、「チャン」は「瀝青」のことを指す。つまり「油瀝青」ということで、木全体に油が多いことが名前の由来。果実は直径1.5センチの球形。10~11月に熟して裂ける。色は茶色がかった薄い緑色で、赤や黒などのわかりやすい色に熟さないので、一見熟していると気付きにくい。種子は茶色で、油を多く含む。試しに割って見るが堅い、、、、。
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アキノタムラソウ 秋田村草 シソ科

アキノタムラソウは秋に咲く イメージの名前が付けられているが、6月の梅雨のさなかから開花しはじめ、初秋まで花 が続く。ここの林道にも梅雨の頃から咲いている、、、。
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ヤマハギ 山萩 マメ科

林道には女の川、続いて名も無い沢、そこから急登、まもなく筑波高原キャンプ場が見えて、手前に駐車場、続いてトイレと駐車場。見送ってやや登り。つつじヶ丘から国民宿舎「つくばね」方面に下って、真壁・国民宿舎「つくばね」分岐を経て、子供連れの団体に出逢う、彼らは虫かごと網を持って楽しそう、、、、。
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湯袋峠2.9㌔

朝登った沢沿いに下る!
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ヌスビトハギ 盗人萩 マメ 科
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タマブキ 球蕗、玉蕗 キク科


どんどん下る、一人に男性が登って来る、、、、御幸ヶ原から人に初めて会う、、、筑波山の裏山の魅力です!


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