撮影:2013/4/28


わたしの天気予報「筑波山の麓から植物観察」
アカヤシオ 赤城躑躅 ツツジ科

アカヤシオで別名:アカギツツジ、アケボノツツジの変種、名前から日光、赤城山に関係し、分布は福島県から兵庫県に広く生え、私も分布箇所を訪れている、中でもここ前日光県立自然公園はアカヤシオツツジの見頃は幾つかの山々が変えて、結果長い期間楽しめる。


連休2日目になる、1日目は強風の中、JR佐貫駅から利根川・小貝川合流点経由でJR取手駅を歩いてきた’ここ ’、今朝は朝から静かだ、家内と鹿沼市の前日光県立自然公園内の前日光牧場を訪れ、井戸湿原のアカヤシオを観賞してきました。

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象の鼻から日光連山&日光白根山


コース

つくば市城山8:30=(国道294)⇒真岡=(352)⇒新鹿沼駅前・石橋町=(R14)⇒大峰神社11:18=(R48)⇒古峯神社=(R48)⇒古峯ヶ原高原=(R48)⇒横根高原入口=(林道)⇒前日光牧場11:40―(0:30)→横根山12:10―(0:22)→井戸湿原12:32―(0:20)→五段の滝12:52―(0:48)→13:40象の鼻13:58―(0:17)→14:15前日光牧場14:28=(林道 途中昼食)⇒横根子源入口=(R58)⇒粕尾峠=(R15)⇒大門宿⇒帰宅


国道352は121号と合流、真岡市から尾瀬を経て新潟県越後駒ケ岳を通り小出に抜けている、登山に大変関わる国道です。

つくば市城山8時に出ると10時頃新鹿沼駅、電車で日光へ、バスでいろは坂の明知平で降り、ロープウェイ(運行時間前は歩いて登る)で展望台に上がり、薬師岳・夕日岳・地蔵岳・行者岳のツツジの峰々を歩き、古峯神社に降り、バスで新鹿沼駅に戻る、ツツジの頃何度も歩いたコースです。古峯神社発午後便のみ「13:00,14:35,15:45,17:15」関東自動車Tel0289-64-3161 今日現在。


この新鹿沼駅前の次の石橋町でR14、帰りのR15は手間の大門宿です、R14に入り、石裂山方面は直進、R14は日光・古峯は90度右へ、下沢は二股山登山口 ’ここ ’、大峰神社の鳥居を見て、西大芦小学校で小来川経由日光と別れR58(R14よりR58がメイン路の感じ)。

どんどん、新緑は薄くなって古峯神社に到着。

古峯ヶ原高原コース、クネクネと走る、明知平からの縦走も古峯ヶ原高原を通過、徒歩は登山道で古峯神社に降りられる、車道を歩いたら大変だ。

贅沢な車道を横根高原入口まで、迷うことは無いが入口は細く荒れている、右の展望が開け、前日光牧場が広大に広がる、まだ一匹の家畜も見えない、牧場もやっと新芽が伸びはじめ、アカヤシオツツジが咲いているか心配です。

登り切った所に見晴の良い駐車場、高原道を走り、前日光牧場、駐車場は満杯、展望を楽しんで停まっていると、1台の車が合図して出て行く、、。


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日光連山を望む


車を降り、ロッジの後ろに家内は大声!男体山・大真名子・女峰山の日光連山が飛び込む、ここから日光白根山は見えない。


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牧場の中にネコノメ ズームイン!

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小さなスミレ


足元にはスミレが数株、関東ふれあいの道、まもなく横根山登山口、遠くに像の鼻が見えるが登山道に入る、横根山山頂は展望が良いのに、ツツジに囲まれ視界が狭い、ただツツジの満開頃登れば最高です、東屋、若い女性は食事中。


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横根山、展望は抜群だが、ツツジに覆われている。


山頂から井戸湿原に下る。


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フデリンドウ 筆竜胆 リンドウ科

ハルリンドウとの区別、フデリンドウは根性葉が小さくロゼット状にならない、タテヤマリンドウは花が小さく淡紫~白色。


フデリンドウを2輪見付ける、これだけで横根山に登って正解!春の山は少ない植物の行動に感動する。下り切って、水平に進むが、いきなり下り坂。


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コバイケイソウ 小梅蕙草 ユリ科


小さな沼地、コバイケイソウだろうか、10㌢ほどの新芽をだしている。


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これってトリカブト、ニリンソウ?


続いて、判定しにくいトリカブト、ニリンソウ?、ニリンソウは花がつくまでトリカブトと思い、花がつくとわかります、花が咲かないで、成長するにつれ、花茎が立ち上がりますとトリカブトです。ニリンソウとトリカブトは同じ環境に生え、ニリンソウを摘むときに混ざって、トリカブトの猛毒にやられたニュースを毎年聞きます。


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井戸湿原には木道が引かれる。


まだまだ、春は!でも足元には、ヒメイチゲが多数咲いている、イチゲのアズマイチゲ、キクザキイチゲは筑波山にも咲くますが、このヒメイチゲは筑波山寄り高い山に生えます。


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ヒメイチゲ 姫一華 キンポウゲ科

亜高山から高山に生え、根生葉は3出複葉、鋸歯。茎葉は3個輪生し3出複葉で小葉は3全裂し、裂片は細長く鋸歯あり、花茎の先に約1㌢の白花を1個開く。花弁状の蕚片5個。5~6月は花期。


このヒメイチゲは結構多く咲いている。続いて五段の滝、井戸湿原の最下部に位置する。


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五段の滝


五段の滝はあまり期待しない方が良い、ただ新緑時期、紅葉時期は素晴らしい。ここをどんどん下がると、R246、太郎次の滝、前日光つつじの湯交流館に着いてしまう。


井戸湿原回遊コースに戻り、象の鼻を目指します。やや急な坂を登り切ると展望台と井戸湿原回遊コース分岐、ここは楽な井戸湿原回遊コースへ進む。


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アカヤシオがちらほら咲きだす!


鹿避け柵の向こうに咲きだしたアカヤシオを見つける、よく見ると頭上のアカヤシオも開花、咲いているのか心配したが目的は充分達成、家内とノンビリ観賞、連休後半には見頃になりそうです


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井戸湿原全景 新緑はまだまだ、アカヤシオはこんな時期に咲き誇る。


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ヤシャブシ 夜叉五倍子 カバノキ科

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シラカバ 白樺 カバノキ科


ヤシャブシは開花、シラカバはまだ新緑先!とは思っていても高山の春は一気に芽生え、連休明けには里山の新緑に追いついてしまう。


象の鼻への登りは丸太も階段、その多くを避け登り切る、T字路、左にコースを変え、右に日光白根山が見えてくる。

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象の鼻展望台から男体山、大真名子、女峰山


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象の鼻展望台から日光白根山


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象の鼻展望台から赤城山


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象の鼻展望台から皇海山

象の鼻展望台からは富士山が見えるという、朝早ければ見えたかも知れない!女峰山の右奥には高原山、さらに那須連峰もクッキリ見える。


展望を充分楽しみ、前日光牧場に戻る、駐車場は少し空き、それでも大勢の人がこの展望を満悦。横根高原入口の手前のピークの駐車場でインスタントラーメンの昼食、大自然の高級レストランである。


R58に出て、粕尾峠でR15、右折すればわたらせ渓谷鉄道足尾駅方面、左折して、鹿沼市街へ、象の鼻から発行路への登山道が有った、その上粕尾発行路を通る、中粕尾、下粕尾。

下粕尾で栃木ICへの道を見送り、大門宿で国道293・352へ出る。


日光連山のシルエットが綺麗で、黒川から眺めることに!


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黒川から日光連山 シルエットの峰々


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黒川は鹿沼市街を流れ、利根川水系、日光市南部の三ノ宿山から利根川とは合流地点は、壬生町・栃木市境。


鹿沼市を流れる川、黒川が同じく鹿沼市を流れる思川と合流し、渡良瀬川に流れ込み、栗橋で利根川へ、取手市で小貝川’ここ ’と合流し、最後は太平洋へと流れ出す。


帰路は往路を走って、、、。



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