撮影:2012/8/27


一足早く秋を探して「筑波山の野草① 8/22(水)」 の行われ、コースをちょっと変え筑波山に登った、湯袋峠から真壁へ下った沢沿いのコース 6:50 、ミニ奥入瀬を登り切ると筑波高原キャン場 8:05、ここかトイレを右に見て女の川、御幸ヶ原への林道 8:32 を下って、男の川登山口 8:36から登り、薬王院コース合流 9:50、10:00 に自然研究路(時計と逆回り)、展望岩 10:30 、男体山 10:45、御幸ヶ原を経てガマ岩 11:25 女体山とケーブルカー分岐を経て女体山 11:35、再び女体山とケーブルカー分岐へ、筑波高原キャンプ場へ下る、林道から湯袋峠下り口 12:32 登った沢に沿って下る、道路を右折、停めた車に戻ります。

 

筑波高原キャンプ場から男の川登山口に向かうと、筑波山の野草観察会に参加の男性に出会う、どうやら男の川登山口に車を置き、逆コースのようです,

 

男体山で再開。

 

女体山を下り、ヤマジノホトトギスを観察、美人ハイカーに出合う、その時はタダの女人、ところがサンショウウオの説明坂辺りで追いつかれ「女体山までチョと、、」という、聞くと、今年日本アルプスの夏山で活躍、雲ノ平を中心水晶小屋や薬師沢 を良くご存じで笑顔が素敵で日本アルプス入りはち巻がとてもお似合いの美人ハイカーさん!二台駐車空地、一台は彼女、同時に二台空くのは珍しい。

 

 

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男体山の大ブナから女体山

 

植物観察に話題を変えます!

 

駐車場、二台置けるが空っぽ、ボタンヅルとタマアジサイが綺麗です。

 


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筑波山にはボタンヅル、自宅の近くセンニンソウが咲きますネ

 

センニンソウですが、葉に切れ目が有りません。でも、センニンソウは全緑ですが、深く切り込むことがあるそうですがボタンツルのように鋸歯にはならないそうです。センニンソウの萼片は4-6枚、純白、花糸は萼片よりはるかに短い。ボタンヅルの萼片は4枚花はセンニンソウよりわずかにクリーム色を帯びる、花糸は長く,萼片と同じかさらに長い。

花を並べると明瞭ですね、ボタンヅルの方は野性的で私は好きです。



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キンミヅヒキ 金水引 バラ科

 

足元にはキンミヅヒキ。ミヅヒキはダテ科で仲間ではないが、二つとも登山道に良く見うけられ、キンミヅヒキの方がだいぶ少ない。ワレモコウはキンミズヒキと同じバラ科ですね。

 


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ワレモコウ 吾木香 バラ科 2012/8/27 茎崎自然の森


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キツリフネ 黄釣舟 ツリフネソウ科

黄色はソウがつきません、ツリフネソウは紅紫色

 

湯袋峠へ進み、沢を木の橋で渡ると、藪です、野菊、キツリフネなど数多く咲き誇る。野菊はユウガギク、シロヨメナ、シラヤマギクなど筑波山に咲くそうですが、カントウヨメナでは無いかな?

 

 


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タマアジサイ 玉紫陽花 ユキノシタ科

 

しっかり開花すればヤマアジサイの様に見えます、蕾が玉。

 

スギ林に入ると、タマアジサイが迎えてくれる、ちょと薄暗い。

 

 

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ノブキ 野蕗 キク科

多年草、生える場所で大きさが変わる、私の知るフキの葉の似るが小さい、

登山道沿いに目立つのがノブキ、食べれそうだが!再びタマアジサイの群生、このアジサイは薄暗い所が好きなようです。

葉が虫に食われたノブキもあって、食べると美味しいかも知れない。

 


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ヤマジノホトトギス 山路の杜鵑草 ユリ科

 

山頂近くに生える? こんな低い所で生え驚くが、花のつき方でヤマホトトギス?花が茎頂と上部の葉腋に上向きについている。

 


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ムカゴイラクサ 零余子刺草 イラクサ科

葉腋に珠芽(しゅが ぬかご)ができる、茎や葉に刺毛、葉は柄が長く、先はとがり、鋸歯は鋭い。オニユリ、ヤマノイモ、ノビル、タマブキ、カラスビシャク、シュウカイドウそしてムカゴイラクサなどに発生する。
オニユリやヤマノイモ、ノビルなど時々見るが、筑波山登山の楽しみがひとつ増えた感じです。イラククサ(刺草)やミヤマイラクサ(深山刺草)には珠芽はつかないとのこと。


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ヤブコウジ 藪柑子(十両) ヤブコウジ科 ツルマサキ 蔓柾 ニシキギ科

 

足元にヤブコウジとツルマサキ、ツルマサキは大きくなるの?ヤブコウジは何時みてもこんものだが十両の重みが!筑波山の林道に小群落を見る。


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地元の人はミニ奥入瀬と呼んでいる、、、私も同感

 

やがて傾斜がつき、石段、沢には小さな滝が現れ、良い感じです。


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ダイモンジソウ? 大文字草 ユキノシタ科

 

 

沢の岩にダイモンジソウと思われるが、花が咲かない今は判定できません。

 


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ノブキ 野蕗 キク科

ここまで群落すると綺麗なものです。

 

この辺りはヤブコウジも小群落の見れ、ノブキも密集している。


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サラシナショウマ 晒菜升麻 キンポウゲ科

 

まだまだ開花は先のようです、でも登山道、ちょっと離れた場所に咲いているかなとキョロキョロ、、だがみな未開花です。開花は9月中旬だろうか?

 

サワガニも看板、ここには休憩ベンチ、このベンチは利用する人が、綺麗にする必要がある、早春、ニリンソウの時期は登山者が多くピカピカ!

沢を離れ、ボタンヅルが覆う、藪を潜り、樹林帯に入る、ここを過ぎると丸太の階段、小さな沢を横切ってノブキが多い石段はミニ奥入瀬以上の古道です。

 


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ヤブデマリ 藪手毬 スイカズラ科

 

登り切るよ、ヤブデマリとタマアジサイ生える、沢を源頭に着く、この沢を横切って明るい登山道になって、ちょっとの間に山々が見える、90℃曲がり、小さな尾根にでる。


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クロモジ 黒文字 クスノキ科

 

クロモジは既に次の年の新芽を準備、寒い冬が来るまでに!

 


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ナガバノコウヤボウキ 長葉の高野箒 キク科

 

カシワバハクマなど現れ、ナガバノコウヤボウキが足元に、スギ林に入って、階段を登れば、筑波高原キャンプ場への林道に飛び出る、左方向は国民宿舎つくばね、つくばオートキャンプ場へと続く、仙郷林道です。

 

 


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ヒナタイノコヅチ 日向猪の子槌 ヒユ科

ヒカゲイノコヅチは日影に、オナモミも人や動物にくっつき運ばれる、散歩道にギッシリと生えていますが、ここはまれです。

右が裏筑波野営場、昔は野営場と呼んだんですね、0.4㌔。道路にはノブキの群落、続いてユウガギクなど数多く咲き誇る、筑波山山頂が見え、右に遠望がきくと、まもな筑波高原キャンプ場、ボタンヅルが駐車場の金網にギッシル、林道の右下はセンニンソウのようです。


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シロヨメナ 白嫁菜 キク科

ここでは本数はユウガギクの方が圧倒的に多い、ちょっと葉が濃いようです。
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ユウガギク 柚香菊 キク科

違いは分かるが、シロヨメナ、ユウガギクがここに遭われると?

 

筑波高原キャンプ場のトイレをお借りし、林道を下ると、ポツポツとユウガギクとシロヨメナが咲き綺麗です。


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キヌタソウ 砧草 アカネ科

ミズヒキに囲まれ、茎は四角形、4個輪性、柄は無い。可愛そうなほど小さいのでシャッターを押す!

 

ミズヒキの中に、キヌタソウが一株、どんどん先に進むと、女の川、この手前で8/22に一足早く秋を探して「筑波山の野草」 に参加された男性にお遭いする、今度改めてご挨拶したいものです、どうやら逆コースの様です。

 


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アキノタムラソウ 秋の田村草 シソ科

 

左は筑波山斜面で杉の林、右下もそうですが左に比べ日が当る、ここに群生。多年草、葉は対生、奇数羽状複葉、3~7個の小葉、花穂、唇形をした青紫色が数段輪生する。背たけがばらばら。

 

さらに進ん標高:459㍍の交差点、左に登れば8/22と同じコースの深峰歩道登山口、右に下って右の藪にヤマノイモの蔓を見て、男の川登山口駐車場2台、沢にタマアジサイの一株が印象的。

ここから登って行きます。

 

樹林床に生える植物が多く、タマアジサイ以外普段気にならないのぼばかりです、先日の観察会に参加後はうかうか歩けません。

 

 


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キバナアキギリ 黄花秋桐 シソ科

 

花期は少し先、周囲のサラシナショウマと同じかも。葉がフクロウの耳の様で、花は図鑑では唇形花で黄色、数段つけるそうです。

 

普段見かけますが、図鑑を見てもピンとこない!キバナアキキリはアキノタムラソウの黄色版の花のようです、花期に訪れたいですね!カシワバハグマも近くに生えている。

 

 


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ウリノキ 瓜の木 ウリノキ科

 

花期は5~6月、樹林帯に良く生え、集散花序の白い花を咲かせ、花弁が外側に巻いてそりかえる。藍色に熟したのも、まだ青い物が並んでいます。

 

実のつけたウリノキ、下部は多いが実のなっているのはこの株のみでした。

 


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オオバショウマ 大葉升麻 キンポウゲ科

こちらも青い蕾を沢山つけ、花期を待っています!葉が大きい感じです。

 

サラシナショウマはあちこちに生えていますが花はまだ!続いてミヤマシキミの青い実、ヤマジノホトトギス、カシワバハグマ、ヌスビトハギ、トチバニンジン等の見つつ。

 


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ヌスビトハギ 盗人萩 マメ科

薄暗い場所に咲き、小さく撮影には時間が掛る。果実の形を忍び足で歩く盗人の足も形に見立てた!登山道沿いに生え、探す苦労は無い。樹木と思っていたら野に咲く花。花期は7~9月。近くではコマツナギが最盛期。

 

沢底を歩くと、延命水です、切れた水を満たし急坂を登る、ここは春先にお花畑になる。


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ユキザサ 雪笹 ユリ科

この坂に群生、今は青い実をつけている、赤く熟す。


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ツクバネソウ 衝羽根草 ユリ科

果実を落ちした姿、果実をつけたものがある。輪生葉を羽根つきの羽根にたとう、筑波山からきていない、花期は5~8月、緑色の花を上向きにつけ、雌しべ・雄しべが可愛い。

 


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トチバニンジン 栃葉人参 ウコギ科

トチノキ(栃の木)の葉に似ている、確かに言われると似ている、登山道で見れる、花を愛する人が通過しているなと嬉しくなる!

 

ツクバネソウが果実、果実を落としたものと生え、花は終わり。

 


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タムラソウ 田村草 キク科

棘は無く、上向きに咲き、アザミの文字が入らないアザミ。

 

登り切ると薬王院コース出合、左折し坊主山の方に向かうと、ボタンヅル・ヘクソカヅズラにからまれた藪、タムラクソウが生え、イヌザンショウに無数の蜂(自宅では見かけない蜂)、見事なアカマツが伸びている。

 


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立派なアカマツ 観察会でも筑波山のアカマツは話題になった

 

薬王院コースから登ってホットするポイント、男体山がちょっと見えるところ。アブラチャンが実を沢山つけ、リョウブ(令法)がトチノキと似た葉をつける、葉が先頭に集まって互生、先はとがり、鋸歯。なんといても樹皮、庭のサルスベリみたいですね。

 

 

直ぐに、自然研究路に入る、今日は時計と反対周り、8/22の観察会で確認した植物は除き、変化だけお伝えする。オオヒナノウスツボ、トチバニンジンはひっそり生え、私の覗くだけ。

 


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フジクロセンノウ 節黒仙翁 ナデシコ科

多年草、来年のその次も、ここで咲き続ける、自然研究路は昭和天皇がお見えになるというので造られたと聞く。葉は対生、茎頂に一輪、見事です。

 

フジクロセンノウが見事に開花、8/22はまだまだと思っていたが、これでは毎日登らないと草花と変化に追いつかない!

ソバナ、アサマヒゴダイ、ユキザサ、アマガワホトトギス、オオバグボウシなど、自然研究路の楽しみです。

 


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ツクバネ 衝羽根 ビャクダン科

 

半寄生、小さい木です、花期は5~6月、雌雄異株、写真は雌花、果実が羽根つきの羽根にそっくる。

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展望岩 珍しくここで自炊のおじさん、おばさんが居らず、、。

宝篋山・霞ヶ浦、富士山・東京スカイスリーなど遠望の景色は無理です。

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この展望岩に生えるコアジサイ(来る度に撮影)、残暑、2週間以上続く雨降らず、ちょっと葉が枯れ心配です、、、自然は動けない植物にも、、。

 

自然研究路から男体山へ。自然研究路から、ここ2週刊ほど雨が降らず、今まで、枯れる姿など見たことが無いのに、枯れている、動けない植物が心配です。

 

 

今日は登山、男体山にも女体山にも足を運びます、無風状態、東京からやってきた70歳過ぎのおじいさん、つくばセンター9:00発とのこと。

秋葉原駅6:45発→7:37つくば駅だと8:00発の筑波山シャトルに間に合う、また秋葉原駅を6:05に乗るとつくバス「北部シャトル」6:55発に乗れ筑波山口に7:30到着、但し、つくバスは筑波山神社・つつじヶ丘には行かず、筑波山口から徒歩で30分で筑波山神社に着く、筑波山口から山頂まで私は好んで歩きます、旧筑波第一小学校・旧筑波山郵便局辺りの雰囲気はまさに「つくば道」のメインです。

 

男体山から御幸ヶ原へ下る、夏休みの最後、家族連れ、土日は登山口から登る家族が多いが、何故か平日はケーブル・ロープウェイの方は圧倒的に多いようです。大杉と大ブナも道は御幸ヶ原に有るが、今日はパス、まだまだ遠方から来られる人には知られていない、東京からのおじさんもまったく知らなかた。


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筑波山の見事なブナ林 関東地方で一番綺麗だ!

 

御幸ヶ原から女体山間のブナ林は見事、2週刊どど続く、日照りでもこのブナは影響ないようです。


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女体山御本尊直下のオオバギボウシ

コバギボウシの方が色の鮮やかです。

 


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女体山 入道雲が見えず、昨年ならモグモグだが、今日はモグにならない。時々そよ風が吹くが続かない。

 

 

女体山からケーブルカー分岐の広場に降りると、蚊取り線香を燃やす男性、昼食でゆっくりお休みには便利!

 

ここから筑波高原キャンプ場に下る、ヤマジノホトトギスが多いとこです。


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ここのヤマジノホトトギスは数も多いし、誠に美しい
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ミヤマタニソバ 深山谷蕎麦 ダテ科

オオイタドリ、イブキトラノオや筑波山見られるハルトラノオなどと同じ仲間。葉は互生、葉身が三角形、表面に八の字の黒斑、ミズヒキにも黒斑は見えますね。

 

若い単独の女性「日本アルプス入りはち巻」の美女に出合う「ホトトギス」が!と言いつつすれ違う。

 

 


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カシワバハグマ 柏葉白熊 キク科

男の川登山口からここまで、開花のカシワバハグマを見付けていない、これが一番、8~9月が花期、来月6日頃には咲くかな?残暑は続くと言う。

 

筑波高原キャンプ場に下って、湯袋峠への下る、沢沿いの登山道は涼しい。

サワカニの説明坂で小休止、サンショウウオの説明坂を見ていると、「日本アルプス入りはち巻」の彼女が追いつく、流石、つい最近まで雲ノ平で活躍の女性です。

雲ノ平 を思いだす、折竹から太郎平小屋、薬師岳を往復し、黒部五郎岳、三俣蓮華岳、鷲羽岳、水晶岳そして雲ノ平、帰路の薬師沢は下山前日の大雨でやっと通過した思い出、山の知らない人は「不幸です!」

 

一足早く秋を探して「筑波山の野草① 8/22(水)」

 

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