撮影:2012/7/23
コース
六所駐車場7:02―(0:06)―>六所皇大神宮霊跡7:08―(0:22)―>六所ノ滝7:30―(0:27)―>筑波ふれあいの里7:57―(0:23)―>白滝神社8:20―(0:24)―>つつじヶ丘道路出合8:44―(0:36)―>つつじヶ丘駐車場(標高529㍍)9:20―(0:35)―>アカマツ(5分程休憩)9:55―(0:13)―>弁慶茶屋跡10:08―(0:13)―>出船入船10:21―(0:19)―>屏風岩10:40―(0:25)―>女体山山頂(5分程休憩)11:05―(0:15)―>御幸ヶ原11:25―(0:27)―>男女川11:52―(0:17)―>ケーブル合流点(中間点)12:09―(0:36)―>筑波山神社12:45―(0:12)―>R42・筑波ふれあいの里入口12:57―(0:30)―>六所皇大神宮霊跡13:27―(0:03)―>13:30六所駐車場
*注意*
歩数:23,118歩13.8㌔
六所駐車場 登山口
筑波山、数日梅雨明けと言うのに、5月末の気温だ、今日は月曜日、静かな六所駐車場です、登山者は私だけのようです。
民家の間を登れば直ぐに、六所皇大神宮霊跡です、構内には公衆トイレをあって、とても綺麗に保たれています、案内に従って、白滝方面に進みます。
直ぐに六所ノ滝に着き、薄暗い、堰堤をよじ登れば、テイカカズラが木々に絡みついている、堰堤の上部は流れ出した土砂で埋まり、大木のヤナギが印象的です。
堰堤から藪の坂を急登すると、T字路、左は六所皇大神宮霊跡へ、右は白滝方面です、筑波山のつつじヶ丘方向から、振向くと宝篋山が良く見えます。
高原状で、多くの草花が咲いている。
直ぐに筑波ふれあいの里への車道、ここは十字路、横切って登山道に入ります、ここにも多くの草花が生え、林道を行くよりここが良い。
数分で別れた林道に合流、しばらく林道を歩くと、90度カーブに筑波ふれあいの里に向かう、近道、しかし、今日は藪道の好きな私も通行不可能な登山道、草が伸び放題です。しかたなく林道をそのまま進むと。
筑波ふれあいの里の大きな駐車場に着き、右折し登れば、3人の子供達が沢遊び、サワガニが捕れるそうです。大人は朝食の準備なのか見えません、真夏はこれからまだガラガラです。
キャンプ場の管理事務所のある建物の庭先は展望が良く、快晴なら富士山が一望できる所です。また、長い長い滑り台があって子供達も充分夏の一日を楽しむことができます。
キャンプ場の上部から道は二つに分岐、左の渓谷方向を選択、水量が多い渓谷で真夏でも涼しい所です。
渓谷の終点には登山道は続いていません、大きく右折し、白滝へと登り、まもなくつつじヶ丘道路への林道に出合。
この道路を左に上がればつつじヶ丘道路で筑波山神社やつつじヶ丘へ出られます、ここは右折し緩やかに下って、次の曲がりかどが、白滝神社入口です、白滝か見え、長い石段を登れば、白滝神社です。
白滝神社か滝の上、お参りする人も、筑波山登山者もこの急な石段を登り切る、登山の安全を祈って、登山道は神社の左側、大木の根の力をお借りする。
自生するヤブコウジ(藪柑子)は可愛い花をつけている、自宅のセンリョウの今が花期。
神社から樹林を急登、昔ここはキャンプ場だったらしい、幅の広い道に出る、今は荒れ放題で草がぼうぼう生え、足元はぬかって湿原状態です。
その湿原はちっとしたお花畑です、
タカトウダイ 高灯台、高燈台 トウダイグサ科
ノアザミ 野薊 キク科
ノハラアザミは秋の花で総苞は粘らない、このノアザミは良く粘ります。
タカトウダイ 高灯台、高燈台 トウダイグサ科
草花に覆われた登山道うを登り切ると、つつじヶ丘道路出て、横切るとつつじヶ丘に登る登山道はあり、立派な石段がある、石段はここだけ、つつじヶ丘へは急登の連続です。
コゴメウツギの実 ウツギの実とそっくりです!
大木の根、倒れた古木、ツツジの群生、アオイの群生の急坂を登れば、つつじヶ丘手前の展望駐車場に着きます。ここからつつじヶ丘駐車場は数分ですが、車が多く、ちっと危険だが、お花が咲き誇り歩きたいと所です。
コマツナギ
足を側溝に入れ、植物観察、行き交う車の人からは変な人に見えるか、「あれ! 何の花?」と思うかは解らない。
つつじヶ丘から「おたつ石コース」、筑波山神社から「御幸ヶ原コース」は筑波山登山コースの人気を二分する、富士山・アルプスの練習なら「御幸ヶ原コース」を登って、下山は「おたつ石コース」でつつじヶ丘まで降り、「迎場コース」で筑波山神社に戻るのが一番練習になる。
さて、つつじヶ丘から、おたつ石コースに入る、いきなり露岩の急登、右に晴れると富士山、振り向くと霞ヶ浦と展望はいい、やと登ると、ツツジ高原、ベンチや東屋が立つ。
東屋の裏に大木のノリウツギ、見頃に咲き誇る。
足元にはちょっと花期の過ぎた、シモツケ、ノイバラがちらほら、時々イチゴが、ナワシロイチゴ
であろう、口に運んで味わうがとても美味しい。
最後のアカマツ、つつじヶ丘からここまで、青空、急に暑くなる岩場で休憩、すいすいと後発の登山者が抜いて行く、ここから樹林帯に入る、やや下って、鞍部はニリンソウの現生地、急登を登り返せば、筑波山神社から白雲橋コースは登って来ており、合流、ここが弁慶茶屋跡で、ベンチは満席。
白雲橋コースを登って来た二人の女性に、ベンチから見える大木に絡み付く、テイカカズラを教える、寄生虫!いえいえ、木に絡み付いたもの、名前は藤原定家が慕っていた皇女が、病のために亡くなった後、蔦葛(つたかずら)となって、皇女の墓石にまつわりつく、という謡曲の「定家」に由来するが、彼女らは知る訳が無い!
2011年台風被害の大杉と続き、大杉の切り株に年輪が記録されている。
今度が弁慶七戻り、大きなクシャミをすると、落ちる、、、東日本大震災があった昨年、一寸の狂いも無い。
弁慶七戻り
この後も奇妙な岩が続く、、、、
北斗岩から振り向く、出船入船から北斗岩までは筑波山一番の美林のコースです、足元ばかり見ず、ここは上を向いて歩こう!
ちょっと登ればベンチのある屏風岩に入口、北斗岩に立寄らないで大仏岩へ向かう人が多いが、今日はノリウツギが見頃、屏風岩に寄って欲しい。
屏風岩のノリウツギ
大仏岩、弁慶七戻りどうよう、大きな地震が来てもビクともしない、ここを通過する度にシャターを押さずにはいられない。
最後の難所
大仏岩から女体山までは難所、ここが面白くて登る孫、下山はここが練習になる、登りは簡単に通過してしまう。
今日は空いている、岩場でお弁当を広げる、混雑の時は避けたいところです。
小学生を2人連れた若いご夫婦、何だか子供達が女体山の岩場に挑戦したいのに、ご夫婦の意志で、、でも登山は安全が第一!この後、男体山にも登りとのこと、御幸ヶ原まではガマ石・セキレイ石、、ノリウツギが満開です、岩場が過ぎると美林のブナ林。
美林のブナ林
ブナ林を見て、御幸ヶ原、今日は男体山はパス、ケーブルカーの裏かた下山、御幸ヶ原コースです、大勢の若者は「ヤタ―!」と声を上げ到着、男女川から結構キツイ登りが続き、大変です。
下りが直ぐに急坂、最初は岩道だが、丸太の階段になる、登りも下りも大変です、短いピッチが登山者には不人気です、。。。
登ってくる人は多くなってくる、皆さん、お昼を山頂でと予定をし、登って来るようです。
亀の尾にようは葉、葉は対生、卵円形で鋭い鋸歯、先端は3裂、中央の裂片が尾状に長く伸びる。花期は9~10月、枝先に果穂に青紫色の唇形花を多数つける。先が3裂しないコウシンヤマハッカ(甲信山薄荷)は山梨県南部に生えるそうです。カメバヒキオコシにはシモバシラができるそうです、ここにできるのだろうか?期待。
私よりかなり年配の男性が元気に登って来るが、この階段はやはりキツイようです、周囲の植物を観察してゆっくり登って欲しいものです、そんな時、登山道に亀の尾みたいな面白い植物がある「インターネットで探したら、、、」とおじいさんに言われてしまった。「山に咲く花」(山と渓谷社)に載っている。
階段の難所を過ぎ、しばらく岩場が続く、ちょっと足場が悪い所で、昨日の雨でぬかっている。
大木杉が現れ、ようやく足元が落ち着くと、美しい杉が続く。
通年枯れない男女川、のどを潤すコースも中間点、くれぐれも胃の弱い人は飲まないように、私のように山の水に慣れた人間なら良いが、特に都会の水道水を飲まれる人は避けた方が良い、でも美味しいのです!
ここから美林の杉林が続き、御幸ヶ原コースの特徴を表している、一度登り返し、ケーブルカーのトンネルが下を通過、続いて御幸ヶ原コース一の落石ヶ所。
東日本大震災の傷跡、地震の前にもよく崩れた場所で登山者は何時も注意、今では整備されたが、不安定な地盤は変わらない、大きな石を一本も丸太が支えている、この辺りで休憩せずサット通過したい所です。
男女川の次の休憩ポイントはケーブルカーの中間点。
下り・上り
広場で、ベンチがあり、ケーブルカーの通過をまで休みたい。
ここから、一本モミジまでベンチは無い、モミジは昔からあまり太くはならないが、登山者にとって全国的に有名ですよネ
一本モミジを過ぎ、次は大木のシラカシ、、、どんどんと下る、12時を過ぎて登る人、それの若い女性、熱中症が怖い時間です!
神社から下ると、お土産店、あまりの暑さ!冷たいアイスクリームを頂き、バス通りへ 。
つつじヶ丘方向に進む、しばらく車道を歩くけど、すぐに歩道がある。
まもなく、筑波ふれあいの里への下山道があり、のんびり下ると筑波ふれあいの里で、六所駐車場までは下り一方である。
HP:わたしの天気予報