自作曲について 3作目「ピアノ・レッスン」 | 古川本舗定例報告書

自作曲について 3作目「ピアノ・レッスン」


全二作の反省を生かして、「初音ミクはやはりデジタル要素が必要であろう」
という結論に至った。のでハウスかエレクトロニカだ。というコンセプトで制作開始。
が、作り始めて気づいたけども、僕はエレクトロニカ好きだと思っていたが、
どうもネタが出ないというか、素養があんまりない。
よくよく考えたらぱっと思いつくのはハラカミとテレフォンアビブぐらいしか。
あ、あとカスケード。あれエレクトロニカか?

のでwikiで調べてみる。エレクトロにかとはなんぞ。

よくわからん。


もう概念は諦めて、なんとなく俺の想像するエレクトロニカ。ってコンセプト
そもそもwiki頼りな時点でもうアウトじゃね?
あとすごい晩餐館を感じるので見切り発車はやめよう。焼き肉は焼いても家は焼くなよ。
制作開始。


これがまた苦戦した。もともとあんまり音数多くてデーハーな曲よりも
シンプルな曲が好きなので、その方向に持って行ったんだが、
予想以上にシンプルすぎて死んだ。

最初は完成版のメロよりも数段地味なもんで、めちゃ微妙な感じだったんだけど、
作業中にたまたま5年くらい前のプリプリプリプロ音源が出てきて、
その中に当時はやってた4つ打ちギターロック的曲があったわけさ
そのメロがトラックにビンゴだったもんで移植することに。
マイナーなスケールをなんかちょいちょいいじってやや明るめに
おお、わるくねぇ。

で、曲が8割くらいできたところで動画作成に取りかかる。
とりあえずメインになる絵を描こうじゃん。工作員は(ry
が、なぜか僕が描くと劇画調なミクに。ミクにってか三国。つまり連太郎。
うーん。なんかもっとこう、萌え的なものはいれられないものか。

悩んだところでこればっかは一朝一夕でどうにかなるものではないのでこのまますすめる。
しかし動画作成なんて学生時代にジフアニメ作ったくらいだし。
版権ものの絵なんて描いた事もねぇ。
というわけでフラッシュの体験版をフルに活用して作る事に。
昔つくったグラフィック系の作品もパーツとしてフル動員。この時点で
「曲の世界観を表現するためのPV」という概念は吹き飛んでいる。
「古川Pグラフィック作品の超高速スライドショー、あと曲」みたいな感じ。
マジ本末転倒。でもいいんだ。楽しかったから。

で、こっからだよ。問題は
swfをaviに…できねぇ。殺人的にコマ落ち。画質の低下。
うーん。実はコレを書いている最中もまだ解決していない。
なのでコレをだれかが読んでいるということは、艱難辛苦をのりこえてぶじ動画をアップできた
ということなので、そうあってもらいたい。おめでとう俺。ありがとう俺。

んだけどもよ、なんでこうカクカクになるのかしら。
うーん。もとのmp4は結構ぬるぬるうごくんだけどなぁ…。
ま、いいか。


タイトルの「ピアノレッスン」ですが、
元ネタは映画の「the piano」
カンヌもとった超有名なアレですね。
その主人公のエイダは、話す事が出来ない代わりに
ピアノの音で気持を伝えようとするんですね。

で、音源のドヘタなピアノをお聞きになった方はもうお分かりでしょうが、
僕、ピアノまっっっっっっったく弾けません。まじ人差し指でぽんぽんと押す感じです。
そんなつたないピアノでぎこちなく伝えるミューーーージッック!
もうこのタイトルしかねぇだろう!
ってことでコレにしました。
なので一番最初のタイトルは主人公のエイダ・マクグラスにあやかって
”amg.Pinano Lesson”でした。
が、それじゃああまりにキザだろうという心の声が聞こえたので
すっきりピアノレッスンってことにしました。


単純に僕のピアノの練習。という意味もあったりするんですがw



ちなみに歌詞は「クラブでのナンパを死ぬほど美化してみよう」というコンセプトです。