冬季オリンピック | MIKIHARU TSUJITA / Indigo Blues
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冬季オリンピック
冬季の種目は夏季の種目と比較して、タイムや距離だけでなくジャッジによって順位が決まる競技が多いのでは?
と思う方は数多くいるのではないでしょうか?実は私はそう思っていました。フィギュアスケートがその最たるもので、他にもスキージャンプは飛距離だけでなく、飛型点がプラスされ、スノーボードのハーフパイプ、フリースタイルスキーなどその印象が強いです。
しかし、競技種目全般を調べてみると、日本人選手があまり活躍しない(TV放映が少ない)競技は夏季同様、タイムや距離で競い合うスッキリとした競技がほとんどでした。
逆に言うと、日本人選手は比較的ジャッジの採点が入る競技に強い選手が多いということがわかります。

ジャッジの採点はおおよそ芸術要素、フォームの美しさによるもので、実は優劣をつけることはむづかしいはずです。それらの種目には細部に渡って採点基準やそのルールが不公平の出ない様に設定されているのだと思います。

先日銀メダルを獲得した葛西紀明選手は金メダルを取った選手よりも飛距離は長かったです。しかし残念ながら飛型点で2位、だけども41歳という年齢で7回目のオリンピックで初めてメダルを獲得したことで、日本国民は感動し勇気をもらいました。

浅田真央選手。真央ちゃんの昨夜のフリープログラムを見て私も皆さん同様に、涙が溢れるほど感動しました。ショートプログラムの16位で国民は落胆し、フリーでの点数も自己ベスト大きく更新したとはいえ全体で3位でした。
もし、ショートプログラムで上位につけていて、昨日のような素晴らしい演技をしたとしても金メダルはとれなかったということです。
しかし、メダルをとれるとれないは関係なく、メダル以上に人々を感動させる事があるのだと昨日の演技は教えてくれました。

あのミッシェルクワン選手が
Mao Asada - made me cry.... a performance that we will all remember forever!
とTwitterで思わず呟いたように、ずっと心に残るパフォーマンスでした。

バンクーバーでの悔し涙、ショートプログラムの後の放心状態。

それらがあってこそ最後に最高のドラマが待っていたのだと思います。

真央ちゃん、いや浅田真央選手最高ですね。
感動をありがとうございました!