というわけで始まりました。
布教和音Project・ネオによるコラム、

【 我が名は音織 】

第1回めの今日取り上げるのは、この動画。

FLOW 『CHA-LA HEAD-CHA-LA』


17年ぶりに発表される、ドラゴンボールZの新作。

映画【ドラゴンボールZ 神と神】の主題歌。

FLOWが歌う、『CHA-LA HEAD-CHA-LA』

これは、我らが長老こと影山ヒロノブさんが
まだ長老とまではいかなかった頃(笑)に歌い、
世界中で愛されるに至った超有名曲ですね。

今回の劇場版制作にあたり、
FLOWがそれをカバーすることになった、と。


……案の定というかなんというか、
昔からのファン、特に影山ファンからは
少なからぬバッシングの声が上がってますねw

まあ、仕方ないかもなとは思います。

原作第517話の魔人ブウ戦終結から
第518話までの10年の空白期間。

今回の映画は、そこを埋めるストーリーになっているということ。

続編が出るならともかく、Zの中の話なら、

ましてや、『CHA-LA HEAD-CHA-LA』を使うなら、

影山ヒロノブを起用してほしかった!!!

……というファン心理は、自然なものでしょう。
実際、ネオ自身もちょっとそういう風に思ってたり……。


そうだな、あとは単純に、
原曲とかなり毛色の違うアレンジやボーカルへの不満かな。

「予想以上に『ない』」

「うすっぺらい」


というような酷評を、Twitterで目にしました。


ふーむ。


音楽を聴いてどう感じるかは、
その人のこれまでの音楽経験とか性格とかその時の心理状況とか
ほんっとーに色んな物に左右されます。

なので、千差万別。

「これが正しい捉え方」みたいなのは、多分ありません。

……ありませんがしかし、
もし彼らがFLOWに影山的サウンドを求め、
比較して失望しているのだとしたら、

それはあまり意味がないんじゃないかな。







個人的には、
アーティスト独自の形にアレンジされるからこそ、
カバーってのは面白いんだと思ってます。

完コピに挑戦したようなソックリ音源も
それはそれで面白かったりしますけど、

(※ニコニコの『歌ってみた』では、しょっちゅう
 原曲と似てる似てないの論争がありますよねw)

特にプロのアーティストがカバーするような場合は、
ガッツリ自分色に染めてくれないと何の意義もない。


で、実際今回出てきた、
このFLOW版『CHA-LA HEAD-CHA-LA』、
けっこう悪くないと思うんですよ。

1番サビ終わりの一瞬のミュート(でいいのかな?)とか、
2番サビ前の溜めとか、ワクワクさせられました。

まさかこの曲でケロケロ入れるとは思わなくて
Bメロで完全に意表をつかれたけど、
アレンジの雰囲気には合っていてそれもまた良し。

FLOWもお客さんもかーなーり盛り上がってるのが
動画から見て取れます。

僕ら布教和音Project的には

「ほほー、ここでハモリ加えるのか」

って参考になったりもするんですよねw


……ま、そんなわけで。

・17年ぶりの劇場版の主題歌としては、
 何故FLOWなのかという若干の疑問が残る


一方で、

・カバーとしてはけっこう気に入っている

というのが、
FLOW版『CHA-LA HEAD-CHA-LA』を聴いたネオの感想です。


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ではでは、コラム【 我が名は音織 】第一回はこの辺で。
また次回!!