先日、新潟市のホームページを見て驚いた事があった
学校給食に使用されたほうれん草から
13ベクレルの放射能が検出された事を理由に
群馬県産のほうれん草を排除したと
勝ち誇ったかのように書かれているコメントを・・・
その人が言うには
『子供の健康のため東日本産の農産物は購入しない』
のだそうだ
このコメントを読んで
『この人は放射能を何も理解していない人なんだぁ~』
と情けない気持ちに襲われた
日本の放射能に対する規制値が
世界基準に比較し甘かったと言う事実は認めるにせよ、
今まで食品に関しては500ベクレルまでは誰もが許容し、
それにより人体に影響が出たという事実など
何も無かったという現実も認識すべきではないだろうか
昨年の福島原発事故以降、
マスコミ、ネット等を通じて過激なまでに報道される
放射能危険説を、ただただ鵜呑みにして、
俄知識で得た放射能と言う言葉だけが先走りし
根拠もなく敬遠している人達がどれだけ多くいる事か
この人達の中にベクレルとシーベルトの相違を
把握している人達が何人いるのだろう
まさに、『大人の虐め』以外の何者でもないと思うのだが
『○○さん家は○○だから、側に寄ってはいけない』
『○○さんの家系は○○だから、遊んではいけない』
などと、何の根も葉もない噂話に踊らされ、
根拠もなく他人を虐めているのと同義だと思うのだ
こんな親達を見て育った子供達から
イジメなど無くなる訳がないし、
そんな親達がイジメ問題を語るなど片腹痛い
また、これらの非論理的な話を信じずとも、
非難、中傷を恐れ黙視している親達も
イジメに加担している事を思い知って欲しい
放射能は極めて危険な物質ではあるが、
過剰な反応がどれだけ多くの人達を
傷つけているかも知るべきではないのか
本質は問題の中で真実を見極められる目を養う事であり、
真実も把握せず、ただただ一時的な噂話を
盲目に毛嫌いする事など愚の骨頂である