送迎車両へ事業所名を入れるリスク
最近は、デイサービス事業所の名前が入った送迎車両を目にする機会が多いと思います。
ある日、〇〇デイサービスという名前の入った送迎車両が自販機の前に停められ、それだけでもちょっと迷惑だったのに、更に、その運転手さんが堂々と喫煙していました。
とりあえず、社員教育はどうなっとんじゃい!
と思いました。
このように、送迎車両に事業所名を入れるのは良し悪しですね。
まあ、超素晴らしい運転マナー、超素晴らしい挨拶などができているところであれば、とことん名前を入れた方がいいですが。
宣伝のはずが、悪い宣伝になっている可能性もあるので、そこんところ、よ~く考えた方がいいかと思います。
お宅のデイのウリは?
先日あった「デイサービスこれから」の更新申請現地確認で、市の担当から
「お宅のデイサービスのウリは何ですか?」
と尋ねられました。
その場には、私と管理者がいたのですが、私は100%2号店にいるので、「これから」のウリは管理者に答えてもらうようにしました。
そこで管理者は
「食事が美味しいことですね~」
と答えていました。
食事が美味いのは事実ですが、
自分達が取り組んでいる介護についてのウリを答えろや!
と、内心思いました。
じゃあ、私が属する2号店のリラクティブのウリはあるのか?
・・・
「スタッフが行うサービス全てがウリです・・・」
と、今後、堂々と回答できるように努力していきます。
職員増員による社会的手抜きへの対応
少人数の方が、仕事のパフォーマンスが上がるというのは何かしら経験したことがあると思います。
例えば、通常3人で行える仕事を2人でする場合、3人で行っていた時よりもパフォーマンスを落とさないようにあれこれ工夫します。
しかし、これが4人になると、+1名はすることがなく、社会的手抜き(集団で共同作業を行う時に一人当たりの課題遂行量が人数の増加に伴って低下する現象)という現象が起きやすくなってしまいます。
これらを防止するには、現場のトップなどが、職員が4人になった時の業務の流れをしっかり指示できることが必要です。
例えば、勤務表などを作成しながら、
職員が少ない日はこういう流れで・・・
職員が多い日はこういう流れで・・・
仮に、何か起きた時は、こういう流れで・・・
というのを常に頭の中でシミュレーションしておくことが大切ですね。
また、単に現場のトップといった肩書だけではなく、予測や逆算をしながら行動できる人に任せるのが一番いいかと思います。
予測や逆算ができない人の場合は、行き当たりばったりで、職員が少ない日は、サービスが低下し、多い日は、やたらと手厚いサービスになりやすいです。
大切なのは、職員の人数によってサービスの質が変動しないことですね。
これは、意外と難しいことなので、ある意味、AIに任せた方がいいのかもしれませんね(苦笑)