学びのセンス
「歴史は覚えたいんだけど、難しくて何から読んでいいか分からなーい」
「これ1冊で分かるような本ないかな」
「分かりやすく解説してくれる教室があったら行きたい」
歴史の話をするとたまにこんなことを聞くことがあります。なるほど中学・高校の日本史・世界史だけだと嫌いになってしまう人は多いでしょうね。
しかし本当に歴史に興味が湧いたのなら、誰かが教えてくれるのを待っていたり、何を読んだらいいか人に聞く前に、何でもいいから自分で本やDVDを探して読んで観るでしょう。ましてや今はインターネットで簡単に何でも調べることができる。
自分の経験からすると、そういう人にたとえ分かりやすく教えて、おすすめの本を紹介しても、その場だけわかった気になったことに満足して、家に帰って調べたりしないものである。だから漠然と歴史を知りたいという人にはこちらからはあえて説明したりせず、相手が何を学びたいのか話を聴くようにしている。
歴史に限ったことではないですが、本当に何かを習得する人というのは、何を観たらいいのか何を読んだらいいのか何をしたらいいのか人に聞く前に、自分から探して動き出しているものだと思います。そのうえで分からないことや難しい所を先輩たちに聴きに行くものだと思うのです。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅰ 青い瞳のキャスバル
2015年3月6日(金)
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅰ 青い瞳のキャスバル』の劇場上映を観てきた。
ついに映像化された。感無量である。
2001年にガンダムエースで連載が開始されたときはものすごい衝撃だった。あの安彦良和氏がガンダムを漫画で描く。すさまじい画力とアニメでは描かれなかった宇宙世紀の歴史を読めたことは幸せだった。
そして連載終了から4年が過ぎ、安彦氏自ら総監督によるアニメーションとしてよみがえった。
第1回はコミックス第9巻のシャア・セイラ編・前編にあたる。ジオン・ダイクンの死からキャスバルとアルテイシアが地球へと旅立つストーリー。
冒頭のルウム戦役での赤い彗星の戦闘シーンが観るものをくぎ付けにする。CGをふんだんに使ったモビルスーツ戦は最新のアニメだなと感じた。黒い三連星も登場して、往年のガンダムファンにはたまらない。
このアニメはファーストガンダムの前史を描くもので、ガンダム THE ORIGIN全部をアニメ化するものではない。宇宙移民の苦難の歴史やモビルスーツ開発秘話、キャスバル・レム・ダイクンがシャア・アズナブルのなるまでを描く物語だ。
全編のアニメ化を希望するファンもいるだろうが、それではリメイクで野暮になる。一年戦争前史を描くだけで十分である。
安彦良和氏の26年ぶりのアニメ監督作品を観て、まだ興奮がおさまらない。これでアニメ界に復帰するわけではなさそうだが、全4回のこの作品が楽しみで仕方がない。
http://www.gundam-the-origin.net/
取り急ぎ、三国志フェス2015おつかれさまでした(暫定版)
昨日ついに『三国志フェス2015 水魚の交わり』が完成しました!
4か月以上にわたって準備を進めてきた作品が完成です。
参加してくれたお客様、出展者様、出演者様、協賛者様、後援様、協力いただいたスタッフの皆様、本当にありがとうございました。皆さんが来てくれたおかげで三国志フェス2015は完成させることができました。
当日の写真撮影は信頼するオフィシャルフォトスタッフに任せていたので、ほとんど写真は撮りませんでした。
とりあえず暫定的にこんな感じでした。
『第2回エンペラー・オブ・お笑い三国志』はすっぽん大学さんが2連覇
美しい歌声でした。
水墨画家・垂井ひろしさんによるライブペインティング作品「呂布」
カッコいい!秀逸!
もっともっとたくさんの充実した内容はオフィシャルフォトが届いてからあらためてご紹介します。