物事は原価に近づく~IT編~ | 地球ではたらく社長のブログ

物事は原価に近づく~IT編~

RAID復旧データ復元 の企業

データ復旧センター の社長の思うことデータ復旧


最近、思う事がある。


物事は原価に近づくなぁと。


コメントもいただいたので

今日は先日の第1弾 !!に続き、第2弾。グッド!


いろんな事業があるが、

最初の目新しい事業や

競合が少ないと儲かる。


しかし、競合が増えたり

ありきたりの業種になったり、

ありきたりの仕事になったりすると


とたんにその事業、仕事自体が

原価に近づくことに気づく。


今日はIT業界のトピックスから


とえば、ブラウザ。

Netscapeは優良(&有料)だったが、

マイクロソフトがシェア拡大のため、

無料化へ。

無料だが高性能化が進む。

(つまり無料でも他で収益を生むか

ボリュームでここに予算を割くか)


日本ではSLEIPNIRがトップシェアのはず

(次点でLUNA SCAPEかな)


えばSDカード(半導体)。

デジカメの記憶媒体として、

携帯の記憶媒体として定着してきた。


あいまいな記憶だが

1-2年前は

1GBあたりの単価は

950円→350円(今)→150円(たぶん来年)>2年後>3年後


きっとDVDからの切り替えや各メディアの切り替え、

ビジネスモデル転換が必要な業種が出てくる。

データ復旧は始まっても

過去のPCからのデータ復旧だから

それから+3年以上ブランクがあるけどね。


とえばオフィス製品。

日本では一太郎シェアが高かったが、

日に日にマイクロソフトOFFICE製品が台頭(バンドル)ほとんどのシェアを取る。


その後、無料のオープンオフィス系が出てから

キングソフトやイヤーオフィスが

高性能のオフィスを出しははじめる。


5000円以下で

文章、表計算,プレゼンテーションソフトが揃う。


GOOGLE DOCなど無料。。。

(ソフトメンテ開発側も簡単に)


とえば、ウィルス対策ソフト。


今までは、

トレンドマイクロのウィルスバスターや

シマンテックのノートンが定番だった。


ここに永久ライセンスの

ソースネクストのZEROシリーズが

超低価格で参入。


セカンドPCやそれ以降のPC,C向けシェアを伸ばす。


その後、チェコのAVAST!や

中国キングソフトの

InternetSecurityなどが高性能なのに

無料でシェアを伸ばす。<逆にソースネクスト決算に大きな打撃が>

月数百万人の増加(だと見受けられる)。


(ただしAVAST!は日本では儲かってない。

チェコで本社に行った際に社長がそう言ってた。

日本人は(法人)権利にお金を払わないと嘆いてた。

法人はお金を払う代わりに個人は無料としている)


とえば、スケジューラー


昔はサイボウズやSTARオフィス、ロータスノーツでなければ

管理できなかったが(セットアップが必要)


現在では、GOOGLEでも無料で提供され、

ASPでも廉価なものがたくさん出ている。


とえばノートPC


2000年当時は約30万円したと思うが、

2002年にはSOTECで12万程度?

その後も下落が続き

現在ネットブックは4万程度と

下落傾向が続く。


ASUSのEEEPCから東芝ノートへとシェアが切り替わった

現在のハードウェアメーカーでは

HOT TOPICS

(BCN社長予想が当る。すごいよ、本当。。。。)


そうやって各共通点を考えると

付加価値や差別化が

他者とのリードとなり

それが利益の源泉になることがわかる。


各産業や製品の価格が

下落した際に

どんなパラダイムシフトや

新しい産業を生み出す事が出来るか

考えることは

経営者として

リスク管理、将来の準備のためには

必要なことだと思っている。


そのためには

自社の強み

弱みを

自ら把握して

それを他者とどう違うのか

相手に理解されたときに

反映される機会が多いように思う。


自らの胸に手を当てて

考えてみよう。


明日のトピックスは

「TV崩壊と建て直し」の予定

パソコンハードディスク故障

ハードディスク復旧HDD復旧 のプロフェッショナル企業


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