以前ブログに載せた腕が抜けてしまった男の子達の話
わたしは多少の非難もあると思っていました。
でもその日のブログにはたくさんの「いいね」が
施設の打ち合わせのときよく聞かれます「先生、これは園児に危険だから無くしますか?」
だいたいそういう時は「いいえ、そのままで結構です」
昨日はブログに載せた怪我の話をしました。
大人が自分を守るために子どもたちから危険をすべて取り除こうとすることの方が危険です。
子どもたちは常に大人と行動を共にできるわけではありません。
小学校に進学すれば通学の際は大抵子どもたちだけで歩いていきます。
子どもたちが自分自身で危険を察知すること、転ぶときなどは必ず頭を守ることは幼稚園のうちから身につけなくてはいけません。
新施設には遊べる場所がたくさんあります。
雨の日も思いっきり遊べますし、子どもの好奇心を刺激する形状になっています。
屋外にも現在の立地をうまく利用した遊び場ができます。
もしかしたら「それは危険じゃないですか?」と言われる箇所もあるかもしれません。
だけど、私たちは先々の子どもたちの命を守るために、そして教師がより育つためにあえて挑戦したいと思っています。
今日は北風が強く吹いていて少し寒いですが、福増幼稚園の子どもたちは元気に遊んでいます。
子どもの遊びを守るため、子どものいのちを守るため、今日も教職委員一同頑張っています