今年もよろしくおねがいします。

今年の東京すしアカデミーは、1月4日に社員総会、新年会でスタートしました。
昨年は新しく優秀なスタッフもたくさん仲間入りし、私が日常的に行う業務も
かなり減ってきましたので、今年はチャレンジャーとして新たなことに
挑戦していくつもりです。

東京すしアカデミーの今年の重点目標は

1.デュアル教育システムをさらに進化させること

2.全世界での日本料理のスタンダードづくりにTSAとして貢献すること

3.アジア・中国事業のスタートプロジェクトを軌道に乗せること

の3つです。


さて、今週は中国の広州への出張から昨日帰って参りました。
中国・広州への出張は昨年7月から数えて10回以上になりますが、
昨年は海外出張の目的・内容をあまり公表しておりませんでした。
今年は、できるだけ海外での事もこのブログに書いていきたいと思います。

目的の一つは、日本料理学校の開校の準備をすすめています。これはまだ少し後にお知らせします。

もう一つは、昨年9月、広州の日本料理レストランの運営会社を買い取り、
その会社を通じて、今年4月に誠寿司として広州にオープンする準備をしています。

アジア・中国で展開するビジネスの最初の場所が広州となります。
シンガポールでも上海でも香港でもなく、ソウルでも台北でもなく、
広州なんですね。

たぶん 多くの方はなぜ中国なのか?そして広州なのか?についてピンと来ないと
思われますし、一部の方にはシンガポールでの事業計画のお話もしていましたが、
とにかく広州ではじまることに決まりました。
なので、広州と香港エリアの事をこのブログで書くことが多くなると思います。

香港と広州は非常に近く、間にシンセンがありますが、
あと3年くらいで香港九龍駅と広州間が30分ちょっとでつながります。
この沿線の地域の人口は約5,000万人です。
広州市は1,500万人で、今の店の最寄りの地下鉄駅である体育西路駅は、
1日なんと利用客150万人。
駅からの地下通路はいつでもとにかく人だらけですが、ただ日本料理店の
ターゲットになるようなお客さんはまだまだその中のほんの一部みたいです。
そういう意味での成長のポテンシャルはシンガポールや上海や香港に負けないものを感じます。

一昨日は、店が入っているビルの管理会社が主催する
テナントさんの忘年会に参加してきたんですが、
管理事務所の社員の人達もみんな若くて、とにかく元気がいいですね。
みんな買ったマンションがどんどん値上がりしているので、
将来に対する不安とか出費を抑えようかというのは全く感じられません。

でも今年は不動産バブルがはじけると言われている中国です。
特に広東省の省都である広州のマンションは最低でも新築で200万元=約2,500万くらいの価格です。

店の下のコンビニで売っているお弁当が10元=約250円ですから、庶民が買えない
20年前のバブル時代の東京と同じ感じがします。

私が尊敬する副島隆彦先生の近著「中国は世界恐慌を乗り越える」
の帯には、1ドル=2元=60円 時代が来る と書いてあります。
本当に1元=30円なら現在1元12.5元ですから、元は円に対し2倍以上の価値となります。

まあ、そんなバブルがはじけそうな中国で 今年はどんなことが起こるかも予想できない中で
新しいチャレンジができることに感謝します。







来週12月13日火曜日の夜10時から、

ガイアの夜明けに東京すしアカデミーが出演します。


すでに番組ホームページに告知が出ました。

ガイアの夜明け 番組ページ

東京すしアカデミーの寿司シェフコースの生徒達を中心に長期間にわたる
密着取材がつい先日終わったところで、
最後には江口洋介さんが西新宿の直営店「まこと寿し」にてロケが行われるという
サプライズがありました。


私は残念ながら海外出張で江口さんにはお会いできませんでしたが、
私の授業風景も取材されておりますので、私の出演もあると思いますので、
是非ご覧ください。

なお、テレビ東京系が放送されない地域、例えば北陸地方の方は、
BS放送だと4日後の12月17日土曜日の夜8時からBSジャパンで放送されるようです。

追伸
誠寿司神楽坂店が開店しました!