鳥にトリ憑かれる思いで

我々一行はから揚げの街、中津市に無事到着。


お目当ての中津のから揚げ専門店、

「森山本店」さんへ。

おじいさんとおばあさんが二人でやっているお店は

中に入ると広がる、から揚げの良い香り。

「骨なし400gください」

と頼むと、おじいさん、無言で立ち上がり、

もも肉の山から手づかみでフライヤーへと投入。

これが職人の勘、熟練された技よ…。

そして運ばれたから揚げ。

車中でアツアツのところをいただく。

食した我々は、身も心もほだされたのでした。

「から揚げ、ほんとに美味しかったね」

「あれの冷めたところも食べてみたいね」

「東京でまた学大に買いに行こう」

とワイワイ大満足で中津市をあとにしようとしたところ…。



私たちも、目を見張る光景が…。

ビジネスホテルの上に

浮かび上がっている人物…。

何かにトリ憑かれてるとは思っていたが、

こ、これが、その正体か??

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近づいて見ると?



むむ、以前どこかでお見かけしました?

あっ!

photo:03



福沢諭吉先生!!



そう、実は中津市は、福沢諭吉のふるさとだったのです。

(写真はホテルの上に立てられた福沢諭吉の銅像です。)

私たちは中津を訪れるまで知りませんでした。

うちの旦那さんは福沢諭吉が創設した慶応大学の出身。

そして去年の年末、テレビ東京の都市伝説スペシャルで

福沢諭吉の話をしたところでした。

「若造よ、私をテレビで都市伝説にする前に、

ちょいと詳しく勉強しておくれ…」

そんな福沢先生の声が聞こえるようでした。

調べると町に記念館があるので、足を運んでみることに。

そこでは、福沢諭吉の歴史について、改めて知ることができて、

非常におもしろかったです。

photo:04



旦那さんは特に感銘を受けていた模様。



好物の鶏肉に釣られて、

福沢諭吉先生にたどり着くとは…。

ニンジンに釣られたウマのような間抜けさがありつつも、

から揚げの味と…

福沢先生の素晴らしい歴史…

今回の湯布院旅行の中でも

濃い~できごとと、あいなったのでした。




チャンチャン♪







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