広島県議会議員ふくち基弘オフィシャルブログ
医薬品供給状況の調査によると、全医薬品の
26%の品目で限定出荷または供給停止との
こと。患者さんに薬が届かない状況になって
いる。
これは、毎年薬価改定が行われ、そのたびに
価格が下落してきたこと、加えて物価高騰に
よるコスト上昇で、製薬会社や医薬品卸会社
などの経営体力が低下したことによるものだ。
個人的には薬はなるたけ飲まないようにして
いるので薬の値段が安くなるのは歓迎だが、
必要としている患者さんに薬が届かないので
あれば、正さなければいけない。
国は、将来にわたって医薬品を安定して供給
できるよう薬価改定の制度を根本的に改める
なり対策を講じるべきだ。
UAゼンセン議員ネットワークで、「価格
転嫁対策」・「医薬品等の供給不安対策」を
テーマとした情報交換会が行われ、ZOOMで
参加した。
製造産業部門の組合を対象とした調査が行わ
れ、その結果について報告があった。結果を
見ると、原材料費のコスト上昇分の半額以上
価格転嫁できた割合は22%、水道光熱費は
15%、人件費は9%と低調。特に賃上げ分
が適正に価格転嫁できていない調査結果。
人件費の上昇分は、企業努力で吸収すべき、
という考えが定着しているのが価格転嫁が
進まない理由として大きいようだ。
また賃上げ促進税制等助成金制度の活用も
進んでいない、ということだ。
固定観念からの脱却や制度の周知徹底が必要だ。
竣工式に出席。
素晴らしいスタジアムが完成した。
あとはサンフレッチェに頑張ってもらうのみ。