これが大阪都構想の設計図だ!本体はたったの18ページ | どうなってんの?大阪都構想

どうなってんの?大阪都構想

いわゆる大阪都構想のこと、もっと知りましょう。

大阪都構想の設計図の正式名称は「特別区設置協定書」と言います。
そして、そのどこを探しても「大阪都構想」なんていう言葉は出てきません。
そもそも法改正をしなければ大阪府は「都」になれません。
協定書上も大阪府は「大阪府」のまま。
協定書は全体で約700ページもありますが、本文はたったの18ページ。
賛成の方も、反対の方も、傍観している方も、一度読んでみませんか?

表紙です。
 
 
 
目次が2枚。

 
  

P1~2:特別区設置の日、区の名称、区域、事務所(いわゆる区役所)の位置、議員定数、報酬

  
協定書には記載されていませんが、各区の人口は、北区:約63万人、湾岸区:約34万人、東区:約58万人、南区:約69万人、中央区:約41万人。大阪市というひとつの自治体が5つの独立した自治体に分割されるのに、市議会議員の定数と、5区の議員定数の総数が変化しないという不思議な設計になっています。


P3~5:事務の分担
  



P6~7:税源配分と財政調整 
 
 


P8~12:財産処分(負債を含む)
 
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11 
12 
  
 
P13~14:職員の移管
  
 

P15~18:その他(都区協議会、一部事務組合、支所、町の名称ほか)   

    
 
一番最後の一文が怖いですね。議会の承認や住民投票の後、特別区設置までの間に知事と市長だけで色々と決めてしまえるのですから。


本文はこれだけです。
あとは資料がついて、全部で約700ページあります。
「設計図を見たら90%の市民は賛成する」と橋下市長は豪語していましたが、、、
如何ですか?


引用元:大阪市会に上程された特別区設置協定書⇒こちら(PDF 149MB)

これが大阪都構想の設計図だ! 
本体はたったの18ページ ②事務分担の資料を見てみよう ③財産と債務の資料を見てみよう