この二ヶ月で3回目の東京。


みんなピンク映画のイベントを観に行くのがメイン。


いや、みんな里見瑶子を観に行く旅だ。


五月はピンク映画グランプリ授賞式に里見瑶子さんを観に。

初めて見た里見瑶子さんはメチャ綺麗だった。


六月は上野オークラの舞台挨拶&サイン会に里見瑶子さんが来るというので行った。

舞台挨拶でユニークな挨拶をしたかと思いきやサイン会ではスゲー気さくでサービス精神旺盛でファンとの距離が近くてビックリ。


今回は里見瑶子さんとなかみつせいじさんによる二人芝居があると言うので行った。

一時間弱の芝居だがずっと出ずっぱりなので里見瑶子さんを堪能したのだが、この日は舞台直後に別のイベントに出演するらしく二本立ての舞台のメインの芝居を先に上演していて、ちょっと構成的にノリ難い印象を残した。

また、二本立ての芝居終了時里見瑶子さんだけいなくて挨拶が出来なかった。

買いそびれたから良かったが本当は花束を持っていくつもりでいたが、アレだとスタッフかなかみつせいじさんに「里見瑶子さんに渡してください」と置いてくるところだった。


その後で観に行った「歌うピンク御殿」で中島ゆたか監督に(監督はその芝居の翻訳と演出をしている)観に行きましたよ!と報告をすると、今日は出来が悪かったみたいだね。

と言われてしまった。


好みの芝居ではなかったが、そう言われると、これでニューヨーク公演するのかー?と思わなくも無かった。


ところでそんな話を聞いたピンク御殿だが、目玉出演者である晶エリーが来なかった。

いや、それを補って余りある魅力的なゲストてんこ盛り(幸田利里、日高ゆりあ、若林美保、結城リナ、坂井あずさ等など)だったし、もともと里見瑶子さんの芝居と同じ日なので参加したついでのライブだったので文句は無いのだが、しかし、もしこのライブ目的で東京に行ったのならショックは半端ではなかったかも。


かなり無理して行った東京だったが、それなりに良かったがなんか一つ足りない感じがした。


二日目は浅草ロック座にストリップ♪

日曜で初日なので超満員!

なんとか二列目の席をゲットしたが前に座っている人の座高が他の人より頭ひとつ高くステージが全然見えず、仕方が無いので後ろへ行って立ち見で鑑賞しようとしたが演出家らしきストリッパーのお姉さまが微妙な位置でメモを取りながら見ておられ、最後尾にもつけず見づらい状態での鑑賞になってしまった。

それでも満員で見るショーは盛り上がるので面白かったのだが、やっぱり一つ足りない。



先週末は二連休がもらえ、久しぶりにピンク映画を観に行く予定だった。

ついでにハシゴして「あしたのジョー」か、今頃「トロンレガシー」でも観ようかとワクワクしていたのだが・・・


先月の家賃が残高不足で引き落とせなかったと連絡があり、振込みに行って、現在の残高を確認したら、とてもピンク映画三本立て交通費入れて2,100円を使っている場合ではなかった。


こりゃ今月の家賃も引き落とせないかも!


ニート生活のつけがやってきた。

とにかく、今月あと二週間強はおとなしくお金を使わずに過ごさねば。

200グラム100円の鳥ムネ肉も我慢。

だけど一個68円の菓子パンは2個も買ったりして。

映画を観に行けない代わりに100円レンタルで3枚借りたりして。


早く来い来い給料日~♪

ここ数日かなり前に観た映画や芝居のことを急に思い出す。


特別好きなわけでないものも思い出す。


ここのところ仕事が忙しく今年になってまともに映画も観てない。


昨年さんざん映画とか観たので別に今は仕事漬けでも構わないと思っているのだが、やはりどこかで娯楽に飢えているのか過去の記憶を辿って脳の中の娯楽ライブラリーから娯楽作品を脳内で再生して飢えをしのいでいるのかもしれない。


脳内エンターティメントが始まった。

昨日作ったおでんは、朝、昼、晩、朝と食べ続けた。

名古屋らしく味噌つけたりして味を変えて食べたりしたが毎食おでんだと流石に飽きる。

以前、深夜テレビ番組でやっていた裏技、残ったおでんにシチュウの素を入れてクリームおでんシチュウにして食べると美味いと言っていたのでやってみた。
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聞いた感じと見た感じドチラもなかなかのグロテスクだが、普通にシチュウになってしまうものだ。

コンニャクも大根もハンペンも竹輪も、それぞれの食材の風味・食感のままなれど普通に食べれる。


ただ、出汁が染み込み、そこへシチュウの素をぶち込むだけなので塩分がきついかもしれない。

食べらるけれど、塩分を控えている方にはオススメできないかも。


今度は同じ番組でやっていた味噌汁の余ったものにカレールウを足して味噌汁カレーにも挑戦しようかと思う。


                      不印良品のブログ-箱根駅伝2011 早稲田

これは昨日1月9日の日曜日の朝9時からの30分間のテレビの話。


そのとき私は団地の廃品回収を終え、洗濯ものを干し、前の日から作っていたおでんが出来上がり、それをおかずに朝ごはんを食べ始めるところだった。


ごはんを食べながらテレビを見る。いつもの光景だった。


ワイドショーでは徳光和夫が正月の箱根駅伝の優勝校の早稲田大学のチームをゲストに迎え、駅伝も名門でありながら長らく優勝から遠ざかり、エースも怪我で欠場し、今まで一度も箱根駅伝に出たことの無い4年生を何人も抜擢し、雑草の4年生と言われながら、この4年生の頑張りで悲願の優勝が出来たことを感動的に伝えていた。


この手の話にはまったく興味の無い私にさえ目頭が熱くなる思いでテレビを見、味噌汁をすすりおでんをほお張った。

コーナーが一区切りついたのでNHK教育の日曜美術館にチャンネルを替えてみた。

                   不印良品のブログ-モナリザ と 白テン少女

最新技術により色あせたり加筆・修正により原型と異なってしまったレオナルド・ダ・ヴィンチの名画が描かれた当初の状態を再現されていた。

再現された「モナ・リザ」は今ある絵とはかなり印象が違った。

明るく、健康的な色気のある若い女性の絵で、現在の重厚なモナ・リザも良いが、カワイコちゃんのモナ・リザはもっと良かった。

もう一枚「白テンを抱く少女」は確か、私も以前本物を観たことのある一枚で、何故だか名古屋松坂屋美術館での展覧会にはそんなに客がいなくてゆっくりと観れて楽しんだ一枚だと記憶している絵だったのだが、これも描かれた当初の状態に再現するとただの美少女画が浮かび上がり萌え萌えだった。

最新技術による再現は簡単ではないけれどなかなか面白く、今残る絵画が描かれた当時とは本物であっても別物になってしまうことさえも知らなかったことと相まって深い感銘をうけながら、二杯目のご飯を食べたのであった。


                 不印良品のブログ-モナリザ

そのコーナーも終わり、またチャンネルを替えるとテレビ朝日の「題名の無い音楽会」でウルトラセブンのテーマ曲をオーケストラと百人前後の子供合唱団の演奏でウルトラセブンを交えながら高らかに歌い上げていた。

なんだか凄く感動した。

ごはんを食べ終えお茶をすすりながら私は打ち震えていた。

                      不印良品のブログ-ウルトラセブン

朝ごはんを食べながらのたった30分の間に大学生は走り、ダ・ヴィンチは蘇り、宇宙人を讃える歌がこだましたのだ。

30分ってスゲーなーと、なんか訳の分からない感動に襲われたのだった。

                    不印良品のブログ-おでん

そして、朝ごはんを食べ終えた私はテレビを消して一パック98円の玉子を買いに近所のスーパーへと旅立った。