常識を疑う必要性や思考 | 1億稼ぐ美しい思考と美しいビジネスモデル達。 俯瞰思考と美しいビジネスの企て-集客売上アップの思考と作法

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集客テクニックや手法は何も生まない。「美しい橋」が架かっているか?美しい思考で美しい仕組みが出来ているか?日本一小さな県で、ネットを中心にプロディース業、会員制モデルなどを行っている田舎モノが儲かる、廃れないビジネスモデルや事例を語ります。

日本人は良くも悪くも「常識」に捉われすぎています。

特にその業界に長くいればいるほど、「常識」を作り上げ、それが「正しい」かのように錯覚します。
いわゆる情報の刷り込みと同じで、実はその常識は「自分の頭の中での常識」に過ぎないわけです。

僕がセミナー講師としてさまざまなところで公演をしはじめた頃から言っているフレーズ。


「常識とは、その人がもっているモノサシである。
モノサシは長さが人それぞれ違う。」



的な表現をよく使います。
これはどういう事かといいますと。。。。

いわゆる常識とは「非常識」の反対側に存在します。
つまり常識とは非常識では無いと認知しているという事。

「ああ、それは常識だね」

この言葉が出るとき、話し手と聞き手の尺度がマッチしています。

Aさんが30センチのモノサシを持っているとしましょう。
Bさんが50センチのモノサシを持っているとしましょう。


Aさんが聞き手で、Bさんが話し手としましょう。
Aさんに向かってBさんが話をするとします。


Aさん:「ああ、それは常識だね。そううそう。そういう事だよね」



この場合、簡単に言えば29センチくらいの尺度(イメージです)の話をしているワケです。
だからAさんはBさんの言うことを理解できる範疇にいるという事(これが常識)

つまりAさんは30センチ以内であれば「常識」と理解するという事です。


しかしAさんのモノサシの長さをオーバーすると「非常識」になるわけです。
例で言えばBさんが31センチに相当する話しをすると、Aさんのモノサシでは計れないワケですから、
理解できず「非常識な話」になるのですね。


Bさんにとっては「常識の範囲内」でありにもかかわらず、
Aさんにとっては「非常識」となるわけです



これが価値観の違いというやつです。

このケースではいくら力説しても説得しようとしてもAさんは理解しようとしません。
聞く耳を持ちません。なぜなら「非常識」だと決め付けているからですね。


用は人間って「常識や判断」というモノを「自分のモノサシ」で計っているに過ぎないという事。

これはすっごく重要だと思います。
常識というモノは変化します。
特にビジネスにおいては絶対に。

マナーとかそういう面においては普遍的かもしれませんが、
ビジネスは生き物なので変わることを前提に考えておかなければ駄目だと思うわけです。



特にネットをはじめ次々に色々なサービスが展開される今、
「常識」という言葉や価値観を優先すると痛い目にあいます。


今日の常識は明日の非常識かもしれない。


前提を疑って見ることが、新しいサービスやビジネスチャンスにつながると思います。




重要なのは「自分のモノサシの長さをあげていく事」です。



自分が30センチのモノサシなら、それを50センチに、次は80センチに。
それが出来れば次はモノサシからメジャーに。
メジャーからレーザーメーターへ。




そのためには「自分の考えとは異なる人」に接することです。
30センチのモノサシでは、どう頑張っても30センチしか測れません。



思考を変えるとか考え方や物事の見方を変えるというのは・・・・
「自分のモノサシ」で測れる距離を上げていくこと。

そうすれば「今まで見えなかった、気づかなかった世界」が見えるわけです。




会社員を辞めてから何が一番良かったかというと、いい意味で「常識」という枠を取っ払ってくれた、モノサシを捨てさせてくれた人に出会った事ですね。
そういう考えや重要性を説いてくれる人って稀ですので。
そういうコトが実は一番重要だと思います。