朝のお散歩に出かけると、
普段とおる公園の木々にも思わず目をうばわれる黄金色や朱色に輝く木々たち。
秋はやはり素敵な季節ですね♪
さて、
サロンで皆さんとご一緒させて頂いていると、
腸に関する興味深々!をお聞かせ下さることもとても多く、
脳はなくても生きていけるけれど、
腸がなければ生きていけないほど素晴らしい賢者の器官なので、
腸が気になるのは人にとってとても自然なことだと感じています^^
特に腸の中で私たちと共に生きている菌たち、腸内フローラ(腸内細菌)も”不思議と神秘”がたくさんあるところ。
そしてこの腸内フローラが私たちの免疫機能に深くかかわっています。
実は腸は人体におけるとても大きな免疫器官の1つで、
口から入った食べ物や飲み物を体内に吸収できる安全なものかを識別して、
腸が持つ独自の免疫システムによって細菌や異物とみなしたものから私たちの身体を守ってくれているんです♪
このシステムには免疫細胞であるヘルパーT細胞(白血球の1つ)のTh1型、Th2型と言われるものが大きく関わっていて、
この2つがバランスが取れていると免疫システムは正常に働いてくれます。
Th1型は体内のがん細胞などを処理してくれていますが、過剰に働くと正常な細胞まで攻撃して自己免疫疾患になることが。
またTh2型は抗体をつくるのに欠かせない免疫細胞ですが、こちらも過剰に働くとアトピーなどのアレルギー疾患を引き起こすこともあるのです。
食生活や生活環境によって、現代人はこのTh2型に傾く傾向にあります。
そして腸内フローラの善玉菌は、Th2型に偏りすぎたものに対してバランスを整える働きがあり、
それによって、アレルギー反応を抑制するという研究結果も発表されていて、
腸内フローラは腸の消化吸収や排泄を助けるだけでなく、
私たちの持つ免疫システムにも大きく貢献していくれているのですね^^
腸セラピーは腸管の働きを促進することによってこの腸内フローラが活性化し、
腸内環境や免疫バランスを整えるのに役立つものです。
それにしても、腸内フローラも”菌”なのに、
腸の免疫細胞は、その菌たちと共に生きることを選択しているのが不思議ですね^^
賢いぞ、腸さん♪♪♪
最後までお付き合い下さり、ありがとうございます。