未遂の方から二通目のメールが届いた。
直接の原因が書いてあった。
公共施設の職員の心ない言葉が引き金だったようだ。
昼頃、電話が通じた。どうやら、昨日入院したらしい。入院当日、メールをいただいたのだ。
前のブログに色々書いたが、彼女に信頼されているからこそ、当日に連絡をいただけたのだろう。
「自分がいない方が良いのだ」と彼女は考えてしまった。
「あなたが、今、人として生まれ、生きていること自体が奇跡なのだ。尊い存在なのだ」と、ゆっくり伝えていく。
電話口から雰囲気の変わった声が応答してきた。
少しずつ安心してきているようだ。
数ヵ月は入院するらしい。何度かカウンセリングに行くつもりだ。彼女の家族のもとに元気な彼女を返してあげたい。
今日は陽光が届かない森の奥深くに、ほんの少し木洩れ日が射し込んだというところだろうか。
地道に一歩一歩すすめていかなければ。
それにしても、メンタル疾患の方に対して、よくもあのような酷い物言いができるものだ。
医師から、当該機関あてに厳しい詰問をされているようだ。
少しずつ、なるべく多くの人の知識、感覚を醸成し、メンタル疾患の方にどのようなケアが必要か、啓発していく必要がある。