【読書0067】仕事はストーリーで動かそう | 立食いそば屋を経営する2代目経営者のアメブロ

【読書0067】仕事はストーリーで動かそう

仕事はストーリーで動かそう/川上徹也



「人生のすべてをエンターテイメントに」をミッションに掲げる著者の本。


ストーリーを語ることでお客や相手の気持ちを動かそう!!
というテーマで、ストーリー展開のためのポイントや
実際の企業例などが書かれている。


単純に、そうだよなぁ、と納得させられる反面、
実際にストーリーを作っていくことはなかなか骨の折れる作業のような気がするので、
やってみることが大切だと思う。


やれば効果は上がるだろうなぁ、というのが感想。


■3points
 ●人はロジックやデータでは動かない、ストーリーが必要。
 ●ストーリーの黄金律
  ① 何かが欠落した、もしくは欠落させられた主人公
  ② 主人公が何としてもやり遂げようとする、遠く険しい目標・ゴール
  ③乗り越えなければならない数多くの葛藤、障害、敵対するもの
 ●構成は「つかんで、揺らして、満足させる」
★1action
 自分のストーリを作る。
 意識的にストーリの主人公になる。


>ルイ・ビトン
 沈没したタイタニック号から引き揚げられたヴィトンのスーツケースを開けると、
 衣装が全く濡れていなかった


>ロールスロイス
 アラブの石油王が砂漠の真ん中をロールスロイスで走っていると、
 ドライブシャフトが折れるというトラブルに見舞われ、止まってしまった。
 持っていた無線で助けを呼ぶと、すぐにヘリコプターで修理にやってきた。
 無事治って喜んで帰宅したものの、何週間たっても修理代の請求が来ない。
 ヘリで来るくらいだから、かなり高額だろうと思っていたのだが、
 心配になったので、ロールスロイス社に電話で問い合わせをすると、
 先方はきっぱり、と言った。
 「ロールスロイスのシャフトは絶対に折れません」


>東京ディズニーランド 
 指輪のストーリー


>相手を参加させるストーリーを作る
 例)ボルビック → 1リットル for 10リットル
   

>ストーリーが発見できない時の10のヒント
 ①正直になる・誠実である。
 ②オープンである
 ③お客さんがストーリーに参加できる余地を残す
 ④約束以上のことをする
 ⑤既存市場を敵に回す
 ⑥商品そのものを売らない
 ⑦精神的な満足を売る
 ⑧希少性を作る
 ⑨自分が欲しい商品を売る
 ⑩ぶっちゃける