こんにちは♪藤崎クラリネット教室☆豊永よしこです
教室では、その方に合った楽な吹き方を教えていますが
なぜ楽な吹き方を練習するんでしょうか?
怠けていては上達しないのでは?鍛えないと長持ちしないのでは?
そう考える方も多いかもしれません。
最初に言っておきたいのは、楽な吹き方=怠けた吹き方ではないという事。
楽な吹き方とは、必要な時に必要な力を使う
最小の努力で最大の効果を生む吹き方です。
そういう吹き方は、使うエネルギーが少なくて済むので
その分やりたい表現、要求されたことにエネルギーを回す事ができます。
頑張った、吹いたぞ!と感じる吹き方は
自分では充実してる、一生懸命吹いてる、と感じるかもしれませんが
吹く事自体に多くのエネルギーを使ってしまうので
やりたい表現、要求されたことをするのが難しくなってしまうのです。
演奏では、ただ音を出せば良いだけではないのは
上達すればするほどわかると思います。
なぜ楽な吹き方を練習するのか=やりたい事をやるため なんです
楽な吹き方だからと言って、すぐ身に付くものではなく、
根気よく繰り返し練習していくものです。
地道に練習して身に付いてきた生徒さんは、口をそろえて
「前より疲れなくなった」「長時間良いコンディションで吹けるようになった」
「音が響くようになった」「指が動くようになった」「吹くのが楽しくなった」
「上達を感じるようになった」と話してくれます。
それが全てを語っているのでは?と思います
頑張ってる感、吹いている感が好き、苦難を乗り越えないと・・
という気合い根性が大好きな人もいるので、
どう吹きたいかは、好みの問題でもあります。
好きなやり方でやっていくのが一番とも思いますが
気合い根性も経てきた私は、やっぱり楽な吹き方の方が断然いいなと
思っています
にほんブログ村