前回に引き続きレッスンの教材について
今回は実家編ということで、先日千葉の実家に帰ったときに、子供の頃自分で使っていた楽譜をかなり久しぶりに引っ張りだしてきて持ち帰ってきました。
ボロボロで表紙が破れているものや落書きが沢山のもの😵(ほとんどは姉が書いたものですが(^_^;)
当時の楽譜を読んでいくと、練習の注意点が細かく書いてあり、とても参考になる。
自分が今当たり前にできていることが、どのようにして身に付いたのか。
♪やト音記号などの書き方、楽譜の読み方、そのひとつひとつに地道な学習があったのだなあと再認識させられました。積み重ねは大切ですね。
それから、実家に帰ったついでに母に急遽ピアノレッスンをすることに(*^-^)b
なんでも最近ピアノをはじめたのだとか。ただ昔から子供たちの練習を聴いていたこともあり、勘がいい様子。
せっかくなので課題曲を与えました☆
《ボロディン作曲 だったん人の踊り》
この曲は元々オーケストラの曲ですが、ピアノ独奏にアレンジされた楽譜をプレゼントしました。
この曲のピアノは前半こそ比較的やさしいものの、終盤は右手オクターブに左手跳躍ありと、とても初心者用とはいえないのですが(笑)
本人は1年かけて弾けるようになると意気込んでいました
大人のピアノレッスンは弾きたい曲を弾いてもらって、そこで技術的課題を自分で感じてもらって、その後に基礎や技巧のエチュードに取り組むという順序でもいいのかなと個人的に感じています。その方が、何のための基礎練習なのか、目標からの逆算で具体的に理解できると思うからです。
レッスンでも生徒さんが憧れの曲、大好きな曲に積極的に取り組んでいけるようにしていきたいと思っています。