リペアの強度について | ジーンズリペア&カスタム工房 アトリ絆

ジーンズリペア&カスタム工房 アトリ絆

富士山の麓のアトリエでジーンズのリペア&カスタム制作をしてます。 自分だけのオリジナルジーンズをオーダーしよう。  

通常絆では3種類のリペア方法を駆使して大切なジーンズをリペアしていきます。


その3種類のリペアについては、後で詳しくお話しますが、それぞれのリペアで強度はどのくらい違うのだろうか。

結論から言うと、どれもそんなに違いはないので 、デザインや見た目的な好みで選んでもらって大丈夫です。


僕が考えるリペアの強度の違いは、後から当てる布の厚さと、リペアの範囲によって変わってくるものだと思います。

厚い布をあてれば、それだけ生地自体が強くなります。 同時にダメージの範囲よりも広くリペアすることによって周辺の補強も兼ねてリペアすることが出来ます。


ダメージ感を残したリペアと、消したリペアでは明らかにたたいてある糸の密度が違います。 しかし、だからといってダメージを残したリペアの強度が、ダメージを消したリペアの強度に劣っているとは一概には言えないところがあります。


場合によってはダメージ感を残したリペアの方が適している事があります。 全体的に生地が弱っている場合は、あまり1箇所の強度をあげすぎるとその周辺がすぐに伝線してしまいます。



ジーパンリペア&カスタム工房 アトリ絆

ダメージ感を消すリペアに留まらず、そのダメージを逆に活かしてしまうのが絆流。

自分だけのオリジナルの1本に仕上げてみては、、、