2013-02-14
映画「Zero Dark Thirty」(ゼロ・ダーク・サーティ)
テーマ:映画のこと
久々の更新ですが、またしても映画ネタです。
先日の「Django Unchained」で近所の映画館の素晴らしさを知り、また行ってきました。
今回見たのは「Zero Dark Thirty(ゼロ・ダーク・サーティ)」です。「ハート・ロッカー」でアカデミー監督賞を受賞した女性監督の作品とのこと。オサマ・ビン・ラディンを暗殺したときの実話に基づく映画、くらいの予備知識しか持っていなかったのですが、とても見応えのある映画でした。
前半はCIAの女性捜査官がパキスタンでビン・ラディンの居場所を突き止めるまでがスリリングに描かれています。すでに捕らえたテロリストたちを拷問したり、薬で騙したりしながらビン・ラディンに繋がると思われる人物を探し当て、数ヶ月にも亘り追跡し、とうとう彼女はビン・ラディンがそこにいると確信するに至ります。しかし失敗を恐れるCIAはなかなか暗殺計画にゴーサインを出しません。その間にも世界のあちこちではテロが繰り返されます。
遂に暗殺計画に許可が出され、直後に作戦は実行に移されます。映画の後半は海軍特殊部隊(←すごく洗練された部隊だなあと感心した。さすがだわ。)が準備を始め、実際にヘリコプターでビン・ラディンの住む家に乗り込み、ついに暗殺するまでを臨場感たっぷりに伝えます。実際にこの計画が実行されている間、ホワイトハウスでオバマ大統領やクリントン国務長官らがその様子を見守る緊張感溢れる写真が公開されましたが、スクリーンを見ながら心臓が破裂するんじゃないかというほど緊張していた私も同じような顔をしていたのではないかと思います。とにかく最後の最後までスクリーンに釘付けで、2時間半以上もの上映時間中体中が緊張で強張り、見終えたときの脱力感は半端なかった。うまくできた映画だったのだと思います。
この映画が公開された当初は(そして多分今でも)映画冒頭の拷問シーンが事実に反すると民主党の大物政治家らが批判するなどして話題になりました。国際法で禁止され、アメリカも否定している拷問行為がビン・ラディンの居場所を掴むのに功を成したなどということになってはまずいわけですね。またちょうど昨日から実際にビン・ラディンを殺害したという海軍特殊部隊の元隊員のインタビュー記事がサンフランシスコ・クロニクル紙に掲載されています。こちらもそのときの様子がわかり興味深かったです。
見終えた後の爽快感はなく、ただただ疲労のみが残りますが、面白い映画であることは間違いありません。サスペンスあり、アクションあり、ヒューマンドラマありの作品。オススメです!
同じテーマの記事
- 映画「Django Unchained… 01月31日
- 映画「The Ides of Marc… 03月06日
- 映画「The Iron Lady」(マ… 02月29日
- 最新の記事一覧 >>
PR















