気まぐれブログ

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主体は、気まぐれ家庭菜園。
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*** 花と野菜、園芸を楽しむ気ままな日記。 ***

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四国(3日目最終日)。

さて、道後温泉に1泊して、朝風呂に入るため道後温泉本館に向かいます。

道後温泉は、今年10月から約10年かけて耐震改修工事を行うため、入れなくなるようですが、その間は、市営の「椿の湯」が代替するようです。

観光名所なので、1部分の風呂は、入れる工夫も考えているようでしたが。

道後温泉本館。👇

夏目漱石が宿泊した部屋。👇

その部屋からの外の眺め。👇

温泉周辺の散策。

坊っちゃんからくり時計、日曜日は30分置きにからくりが動きます。👇

伊予鉄道の「坊っちゃん列車」です。

1号機関車と14号機関車がありますが、これは14号機関車。👇

今は、シュッシュッポッポではなく、ディーゼル気動車で、煙は水蒸気で代用、環境にやさしい機関車になっています。

 

ここで、また松山に戻ってきますが、「伊予灘ものがたり」に乗車するため、伊予大洲へ車で移動します。

 

伊予の小京都と言われる伊予大洲の町中を乗車時間まで散策します。

伊予大洲城を眺めながら、昭和41年のNHK朝の連続テレビ小説「おはなはん」のロケ地、おはなはん通りを通り、臥龍山荘へ。

「おはなはん」を知ってる方は、・・・ですね。(笑)

 

臥龍山荘です。👇

四季折々に深い趣があり、忘れかけた茶の心、日本の心が今に生き続けている場所です。

建物内部には、日光の向きに合わせて、趣向をこらした窓などがあります。

茶室より、眺める外の風景。

 

さて、伊予大洲駅から観光列車「伊予灘ものがたり・双海編」に乗車します。

既に、入線していた列車。

2号車黄色の車両は太陽とミカンの「黄金の章」、1号車赤い車両は伊予の夕日の「茜の章」をイメージしているそうです。👇

ベース車両は、JR九州の「或る列車」、「かわせみ やませみ」などと同じ、キハ47型気動車です。

デザインは、「四国まんなか千年ものがたり」と同じ、松岡哲也氏。

乗車前のひと時。👇

客室乗務員と大洲城の支配人と一緒に。

内部です。和の雰囲気。👇

内子杉で造る特製御重で和洋折衷料理をいただきながら列車は、ゆっくりと走っていきます。

 

停車はしませんが、列車はさらに徐行して「五郎駅」を通過していきます。

たぬき駅長(地元の老人会会長)が、ホームでおもてなししてくれます。

大洲市と伊予市の市境駅「喜多灘駅」は、ホームに市境があります。

車窓から。👇

 

しばらく行くと、夕日の観光スポット「下灘駅」に到着します。👇

普段は、この駅での乗降客は殆どいないそうですが、夕日がきれな場所と「伊予灘ものがたり」を撮ろうと撮り鉄の方が、日中でも、この日も大勢いました。

この駅には、例のラブラブベンチがあります。(笑)

次に停車する駅は、すぐ次の駅の「伊予上灘駅」。

ここには、犬と猫の可愛い「駅長さん」がいます。👇

ちょっと駅から出て3分ぐらい行くと、双海の海岸があります。👇

画像のほぼ真ん中に、おにぎりの様に見える島があります。

瀬戸内海に浮かぶ無人島の「松山市由利島」です。

何が珍しいって!

珍しくは無いのですが、TOKIOの鉄腕ダッシュのそうです、通称「ダッシュ島」です。

グーグルマップでこの島を見ると、トロッコのレールが分かります。

ここにあったのですね~。

 

列車は上灘駅を静かに発車して、「伊予灘ものがたり」のテーマソングを聞きながら、しばらくして終点の松山駅に到着します。

約2時間の旅は終了しました。

伊予灘の沿線の方々の温かいおもてなしもあり、楽しい旅が出来ました。

 

旅も最後になりました。

しまなみ海道を車で走り、福山に向かいます。👇

そして、福山駅から新幹線で帰路につきました。

四国:列車の旅「2日目」です。

この日は、朝早く起きて「金刀比羅宮」(通称:金毘羅様)へ参拝してきました。

本宮までは、785段の石段(階段)を登るので、結構な有酸素運動が出来ます。(笑)

いざ、金刀比羅宮へ!

ほぼ中段あたりにさしかかると、大門がありこれをくぐると、五人百姓といわれる宮内で飴を売る商いを許された店があります。👇

この日は、早かったので、準備中だったようで3店しかありませんでした。

奥が大門。

大門から振り返ると讃岐平野が眺望できます。👇

さらに石段を進みます。

しばらくすると、桜馬場西詰銅鳥居が見えてきます。👇

まだまだ登ります。

石段628段目で見えてくるのが、「旭社」で、ふうふう言いながら登って来て本宮と思いきや、違うのです。

清水の次郎長もここを本宮と間違って参拝して、引き返したと言われるぐらい立派な建物。👇

旭社を右に進んで行き、本宮が近くなると本宮手水舎がありますが、手前で段が1段下がっています。

これは、本宮までの石段は本来786段だそうで、「な・や・む」という語呂を忌み嫌って、1段下げたそうです。

 

本宮まで、石段652段~ 785段の「御前四段坂」、「あと少し。御本宮まで133段!登って幸せ。福が来る!」のプレートを見て一気に登ります。

そしていよいよ本宮。👇

 

朝早く殆ど人はいませんでしたので、ゆっくり参拝できました。

本宮まで来ないと買えない「幸せの黄色のお守り」も買いました。

快晴だったこの日、海抜251mの本宮境内から見た讃岐平野と讃岐富士。👇

また来る機会があれば、奥社にも行ってみたい。

石段を下ります。👇

この後、ホテルで汗を流し、着替えて、いよいよ「四国まんなか千年ものがたり」に乗車します。

 

ホテルから歩いて、琴平駅へ。

最近、リニューアルした琴平駅。レトロ・モダンになっています。

駅名も「琴平駅」から、昔風の「琴平驛」となりました。👇

「四国まんなか千年ものがたり」乗客用の専用ラウンジがあり、ウエルカム・ドリンクなどのサービスがあります。👇

テーマの「大樹」と、画像は大樹に隠れて見えませんが金刀比羅宮の紋章があります。白を基調とした綺麗な待合室です。

 

しばらくすると、多度津駅を出発した「四国まんなか千年ものがたり・そらの郷紀行」が入線して来ます。👇

「おとなの遊山」へ出発です。

1号車緑の車両「春萌(はるあかり)の章」。

大樹のマーク。👇

2号車は片側で色が異なり、青色の「夏清(なつすがし)の章」、白色の「冬清(ふゆすがし)の章」。

3号車は、赤い色の「秋彩(あきみのり)の章」。

今回は、3号車に乗車します。

 

車両は、キハ185系でJR九州の観光列車「A列車で行こう」と同じ型です。

JR九州の185系気動車は、全てJR四国から購入したものです。

 

列車のデザインは、JR四国の社員で、松岡哲也氏。

車内は、四国の古民家をイメージしたものです。

1号車、2号車、3号車の順。👇

天井は、鏡になってます。👇

テーマソング「しあわせのそら」の入った車内のみ販売のCD。

なかなか良い曲です。👇

歌っているのは、香川県出身の女優・歌手の木内晶子氏。

このごろ、観光列車のテーマ曲は良いものが多い。

各テーマ曲だけを集めても興味深いものになりそうです。

 

琴平驛を出発した列車は、沿線の方々のおもてなしと、車内でのおもてなしで香川、徳島の美味しい料理を頂ながら、途中の秘境駅、「坪尻駅」に到着します。

 

秘境と言われる理由は、現在この駅には利用する乗降客がいません。

つまり、観光客として列車で来るか、もしくは上を通る国道から、車の入らない狭い脇道を歩いてしか来ることしかできません。

それでも必要なのは、スイッチバックと信号所としての機能があるからです。

坪尻駅。👇

マムシが出ます。

こんなところにラブラブ・ベンチが。👇

JR四国には、4ヵ所この椅子を置いてある駅があるそうで、その1つがここ坪尻駅です。

今回の旅行では、3つ見つける事ができました。

「大歩危駅」、「下灘駅」と「坪尻駅」です。あと1つは、今回の旅行では不明。

 

列車は、ゆっくりゆっくり走っていきます。

車窓から大歩危峡を臨む。👇

大歩危峡は、ラフティングのメッカでもあります。

近々、世界大会もここであるそうです。

約2時間で、終着の大歩危駅に到着です。

大歩危駅での、2号車の反対側、白の「冬清の章」。👇

この後列車は、2時間後に「しあわせの郷紀行」となって、琴平驛に向かいます。

いつか、また乗ってみたいと思う列車でした。

 

さて、少し大歩危観光をしてきました。

「祖谷のかずら橋」です。

平家の落ち人が造ったという伝説の奇橋。👇

かずらで出来ており、足元は10cmぐらいの隙間で板が並んで、渡るにはスリル満点の橋です。

けっこう外人観光客が多かったです。

 

今日の最後は、船で大歩危峡遊覧。👇

空にたなびく、鯉のぼり達。

 

この後、車で道後温泉へ向かい1泊します。

次の日は、愛媛で「伊予灘ものがたり」に乗車します。

「伊予灘ものがたり」では、ある島が見られます。乞うご期待。(*^▽^*)

約2ヶ月ぶりです。

本当に「気まぐれ」ですね。σ(^_^;)

 

四国ディスティネーション・キャンペーンも開催されていますが、JR四国の新観光列車「四国まんなか千年ものがたり」と「伊予灘ものがたり」に乗車したくて、4月21日から23日まで鉄道列車を主体とした旅行をして来ました。電車

 

この頃の私の旅は、スローでゆっくりとした時間を過ごす旅となっており、行った観光地は少ないです。

 

「第1日目」

大分車両センターにある「或る列車」(4月後半からは、大分を走る)を見ながら、大分から883系の「青いソニック」で小倉まで。

 

小倉からは岡山までは、目的地優先でスピードの新幹線を使います。

N700系R編成のJR九州所属の「さくら」です。👇

JR九州所属の新幹線車両や観光列車等は、旧フュージョン・バンド「カシオペア」の向谷実氏作曲のテーマ曲が使われています。

JR九州の列車デザインは、水戸岡氏で、テーマ曲は、向谷氏です。

九州新幹線のテーマ曲は、「風は南から」と「The Journey」。

フュージョンのアップテンポで、カッコイイ曲なのです。

落ち着いた曲では、観光列車「海幸山幸」のテーマ曲で、これも素敵で私は好きです。

 

岡山駅に着いてからは、JR四国にバトンタッチ、瀬戸大橋線で瀬戸大橋を渡って四国高松駅に向かいます。

 

岡山駅に到着していたJR四国の特急「南風アンパンマン号」。

可愛いラッピングだったので、パシャ。👇

今回は、アンパンマン号では無く、快速「マリンライナー」で四国へ渡ります。

次回は、これにも乗ってみたいと思います。

余談ではありますが、特急列車が在来線のカーブを速く走るため、車体を傾ける「振り子式」の技術を開発したのはJR四国です。

この技術は、その後JR九州のソニックなどJR各社が採用して行きます。

 

ミュージックホーンの「瀬戸の花嫁」が鳴ります。👇

ロボット的・・・う~ん、仮面ライダーの様にも見える顔つきのマリンライナー。

1号車の2階展望座席に乗車します。1号車のみ展望座席があり、2号車以下は普通の車両です。

展望車内から見る瀬戸大橋からの眺望。

約55分で、四国香川県の高松駅(画像無)に到着。

何となく、駅とその周りの造りが、九州の長崎駅に似ています。

 

高松駅から車で、ミシュラン観光ガイド3つ星の「栗林公園」へ向かいます。

高松松平家(水戸徳川家)5代で完成した、回遊式庭園です。

栗林とは言いますが、栗の木は無く、松の木が主体です。

栗林荘と背後に少し見えるのが紫雲山。👇

見事な枝の松を鑑賞しながら、ゆっくりと散策。

日本3名園に劣らない、風情ある庭園です。

 

さて、また車で琴平へ移動します。

そう、第33回「四国こんぴら歌舞伎大芝居」を観劇するためです。

今回は、五代目中村雀右衛門の襲名披露と片岡仁左衛門などが出演します。

金丸座への入り口近く。👇

国指定重要文化財「旧金毘羅大芝居(通称:金丸座)」。👇

入口近くには、招待?の舞子はん達が。👇

座内に入ってすぐ。👇

枡席から舞台正面。👇

 

芝居も面白く、ほぼ真ん中の枡席とあって、役者さんとの距離も近くて楽しめましたが、何せ枡席が狭いので、人数的にはかなり苦しい。

それに、自分の席に行くには、幅20cmぐらいの1本橋の上を歩いて行くので、足の悪い高齢者にはちょっと厳しいかもしれませんね。

重要文化財なので、保存は出来ても、広く改造する事が出来ないのです。

それに、冷暖房の設備はありません。

劇場の上部。👇

芝居が終わって、奈落の見学が出来ました。👇

舞台の回転などは、全て昔ながらの人力作業です。

この日は、これで終了。

すぐ近くの「琴平グランドホテル桜の抄」へ宿泊です。

このホテルは、歌舞伎役者も泊まっているようですが、会いませんでした。(笑)

 

次の日は、観光列車「四国まんなか千年ものがたり」に乗車します。