好きな音楽を「好き」と言うのには、実はすごく勇気が必要なんです。

自分の「好きだ」と言う感情を他人に否定されたらすごく傷付く。だから傷付かないために「好き」と言う感情を隠して「正しい」理由を考えてしまう。

でも、もうこんな不毛な努力はしなくても良いんじゃないかな?

自分が好きなら「好き」だけで良いんですよ。好きになったその理由に優劣なんてものはありません。音楽なんて『好き→聴く→幸せ』だけで良いじゃないですか。理由は分からなくても、そのミュージシャンの事を「好き」になった自分の感性を信じましょう。芸術/エンターテインメントを楽しむのにはその感性こそが大事なのだから。

この文章を読んで、自分の好きな音楽を勇気を持って「好き」と言える人が増えてくれたら嬉しいです。自分の「好きだ」と言う感情が傷付く仕組みさえ分かれば、案外、気持ちが落ち着いて楽になれるでしょ。肩の力を抜いて自分の感性に素直に従うと音楽ってもっと楽しいですよ。

そして他人の「好き」と言う感情も認めていきましょう。そうすると自分の「好き」と言う感性もどんどん自由に解放されていきます。

(この記事は2014年11月 1日 0時39分23秒に書かれました。小説を読むのに邪魔なので、日付けを変更して移動しました。)