昨日の日帰り温泉で
喫煙所で煙草を吸っていたら
おじいちゃんに声をかけられ、なぜか東京大空襲の話になりました
そのおじいちゃんは当時、中学生で浅草に住んでいた事。
67年前の今日、3月10日の東京大空襲のお話をしてくれました。
(※この日の大空襲は下町であった。)
あちこち火だらけで熱くて、とにかく無我夢中で逃げたんだということ。
翌日、家を探しに行ったけれど、辺り一面、燃えたから
家がどこか分からなかったと言っていました。
電車で品川の方の親戚を頼って言ってみたけど
5月にまた空襲にあったこと。
みんなで掘ってあった防空壕に逃げたけれど
ちょうどそこに焼夷弾が落ちた。
たまたま最後に入ったから逃げられたと言っていた。
でもおじいちゃんは防空壕に入った後の事は
覚えていないんだそうです。
きっと無我夢中で逃げて覚えてないんでしょうね。
翌日の朝、太陽の光が暑くて
おじいちゃんは目が覚めたと話してくれました。
下町育ちの私なので大空襲の事はテレビ、ネットで
色々調べていたので軽く知ってはいたけれど
生のお話は始めてでした。
貴重なお話をしてくれてありがとうと思いました。