ラフティングをしてきました。




 説明しよう、ラフティングとは屈強な男たちが愛と希望と夢と勇気とナイフとランプを詰め込んだ鞄を持ってゴムボートに乗り込み世界のより良い明日を目指して激流を下るアウトドア派なスポーツである。もちろん裸婦とホニャララアーンなingなーんてまったくない、期待させてすまない。







 もちろん人生で初めて激しい流れの川を下ったのは初めてだったが、これがまた楽しい!やってる間はテンションが下がった試しがない!





 でも水ってチョー冷たいのな。一応ウェットスーツは着てたからワセリンのボディーが濡れ濡れになることはなかったが、冷気だけは生地を蹂躙してワセリンに向かってきた。ワセリンはもちろん冷気ごときに負けるような男ではないことを君は知っているだろうが、それでもヤツなりに善戦したと言えば、どれだけの冷気だったかを君が想像するのはたやすいと思う。




 

 あと頭部。ヘルを被ってたって濡れ濡れになるに決まってらぁな。で、いくら川がきれいだからって川は川だよ。臭いんだよ、それなりに。





 だが、すべて終わって帰る男たちの背中は、始まるときのそれよりも1回り大きくなっていた気がした。気のせいか。