私が思う場所に、私が思う支援がある。 | 最新福祉脳!?夢想転生

私が思う場所に、私が思う支援がある。

桜の花びらが舞うころには、
私たちの、
いつものこと、とか、
いつものひと、とか、
いつものばしょ、ってのが、

そうだったこと、とか、
そうだったひと、とか、
そうだったばしょ、になるのかもしれないね。

寂しい気持ちと、
これから起きる、今までよりも一回り大きな社会にチャレンジする。
もちろん、20歳を越えたら、どの大きさの社会で生きていくのかは、
あんたの自由だ。

でもね。
その広さの社会の住人としての自覚は必要だよね。
広さのミスマッチは、人に迷惑掛けちゃうからね。
人の行動の責任が希薄になった、ハコ社会、情報社会では、
一見、おんなじ位相に置かれていると勘違いすることが多いからね。

隣の人間や、同じ(ような)仕事をしている人間が、
同じ社会で生きているって保証が無いってのを、
あんたも最近よくわかっているはずだ。

まあ、3月ってのはそんな、おセンチな時期。

もっとも、そうだったそれらに、しがみつきながら、
4月を迎えて、5月に入り、しっとりとした6月を、
再び、
いつものこと、とか、
いつものひと、とか、
いつものばしょ、にする人もいることだろう。

ソレも、アリかな?

●●●●●●●●●●●●

こんばんは。飯塚です。
最近は、『飯塚さんのブログ』って言われることも少なくなって、
『もんじゅの飯塚』とか、『ユアハウスの飯塚』って言われることも多く、

まあ、ソレもアリかな?

と考えつつ、毎日を過ごしています。
(って言っても、ヘビーユーザーが離れたココに、
再びたどり着く人もなかなかいないと思うけどね。)

書きたいことがあったら、書く。
ってことは、書きたいことが無かった。
ってことなんだけど、
脳がドライブしなくて、大変だったのである。

●●●●●●●●●●●●●●●●●●

先日、鹿児島県で小規模多機能型居宅介護を
運営している方とお会いする機会があった。

以前からお互いが、お互いに、顔見知り、
人づてに噂を聞くことがあった。
僕は、(恐らく)彼を警戒していたし、
彼は、(多分)僕を警戒していたと思う。

この警戒自体、人づてに与えられた警戒なので、
まあ、トンデモナク、無駄な感情なんだけど。

その、彼は、
小規模多機能の業界でも、異端。
なにせ、人口100人の島で、小規模多機能をやるわけである。

『なぜ、ソレをやるの?』
『島の人は、介護保険料を払っているのに、介護サービスが無い。
おかしいでしょ?でも、その島には、火葬の文化が無い。
死んだら、焼かれる。だから、いやだ。って言うんだ。』

・・・死んだら、焼かれる。だから、ココで、死にたい。
つまり、埋めて欲しい。

『でも、その島には、他所から人が入ってきて、
何かをやるんだけど、撤退する。続かないんだよね。
だから、最初は、余所者がなにかを始めたよね。
くらいの印象で。最近になって、やっと、
この余所者は、辞めないのかも。
って思われているかもしれないね。』

『その場所に、必要だから、小規模多機能をやるんだ。
小規模多機能が必要じゃない場所には、やる意味がない。
そういうことなんだよね。』

僕たち、数少ない、小規模多機能の担い手は、
自分の地域に必要だから、やっている。

人口100人の、一人が生まれたら高齢化率が低下し、
一人が65歳を越えたら、高齢化率が上がる。
島に産業が無く、自活している場所に、介護が必要なら、
その場所の人が生み出すべきで、彼は、その手伝いが出来れば、と思っている。

一坪買うのに、車が買える様な土地では、
でっかい施設を立てられないから、小規模多機能を作る。

顔が見えない関係の土地ならば、顔が見える関係にするために、
小規模多機能型居宅介護の拠点機能として、顔が見える関係性を作る。

僕ら、住民が、思う場所に、
僕ら、住民が、思う支援を、
作っていく。

そういった支援を作っていくこと自体が、
僕ら介護職に求められていることなんだと思う。

いつものこと、とか、
いつものひと、とか、
いつものばしょ、ってのが、
やっぱり高齢者には、必要なんだよね。
そうじゃないと、選んで生きていくってことに、近づけないんだな。



読者登録してね

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

上野は、八重山桜からですけどね。
桜が花吹雪になっていくのを見ると、
僕の罪も洗い流される気がします。

もちろん、あんたの罪も流される気がしますね。

告知。
◆シンポジウム開催概要◆
日時 2013年3月16日(土)
13:00開場、13:30~16:30
会場 女性就業支援センター(旧 女性と仕事の未来館) ホール (東京都港区芝5-35-3)
お問い合わせは弊社TEL.03-5640-2376へ
定員 250名(定員になり次第締切)
参加費 お一人様 3,000円【税込】
主催 株式会社ヒューマン・ヘルスケア・システム
申し込み・お問い合わせ先
ヒューマン・ヘルスケア・システム シンポジウム担当
TEL:03-5640-2376 FAX:03-5640-2373

13:00 ~ 入場受付開始
13:30 ~ 14:35 第1部:基調講演

講師:菊地 雅洋 氏
(社会福祉法人登別千寿会 理事、
特別養護老人ホーム緑風園
デイサービスセンター緑風園
緑風園居宅介護支援事業所 総合施設長)

14:50 ~ 16:30
第2部:トークセッション「介護イノベーション―若い力が日本の介護を変える」
菊地雅洋氏
飯塚裕久氏(小規模多機能型居宅介護「ユアハウス」所長・NPO法人もんじゅ代表)
石井英寿氏(宅老所・デイサービス「いしいさん家」代表)
大塚小百合氏(社会福祉法人蓬莱会 特別養護老人ホーム「ケアプラザさがみはら」施設長)

お申し込みはこちらから!!

応援よろしく!
ぽちっとな!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村