積み上げ・取り壊しなど。 | 最新福祉脳!?夢想転生

積み上げ・取り壊しなど。

僕の頭は、相当、よく出来ているらしくて、時に恐ろしくなる。
『こんなに頭が良くてよいのかしら?』
もう少し、付け加えるならば、
『こんなに頭が(都合)良くてよいのかしら(笑)』

僕の頭は、自分に都合のよいことを残しておくことらしい。
だから、僕におかしなことを言う人がいても安心してほしいのは、
3日もあれば、出来事だけを覚えていて、その人自身を忘れてしまう。

出来事を憎んで人を憎まず。
というよりも、人を覚えていない。
ひょっとしたら、相貌失認なのかもしれない。
人の名前と顔が一致しない。一度名刺交換をさせていただいた方の名前が出てこない。
それどころか、それほどまでに熱い議論を交わしたにもかかわらず、
全く、覚えていない。

僕は酒を飲まないから、酒で流すって事は無いんだけど、
忘れる。おそらく、脳みそはとろっとろにとろけているんだろう。

なので、誰と話をしたのかは覚えていないんだけど、
凄く興味深い議論があった。

既得権益についてなんだけど、なんとも、
既得権益はぶち壊さないといけないよね~。
って話が出て、
当然、僕らは、富の再分配なんかも目指している、労働階級なんだけど、
おこぼれに預かっていないわけ。
(勿論、世の中のお金の流れを考えると、そんなことは無いと思うんだけどね)

んで、その既得権益でゴリゴリに寝ていてもお金が入る人は、
『老害』化するわけ。一度手に入れたものをその手から離したくないからね。
まあ、このような構図は至る所にばら撒かれているわけで、
一般社会では当たり前の話。

それを、税金でやるから役人の天下りなどはたたかれるんだよね。
あとは、公的機関と民間のやり取りの中で、不正などが問題になる。
純粋に自分で稼いだお金を双方やり取りするのは、問題ない。

とにかく、老害を引き摺り下ろせ!っていうテンションで、
誰かはしゃべっていたと思う。(本当に思い出せないな。困った。)
確かに、公的機関とか、税金関係など、飼われた羊から搾取した物を、
くそったれが食べるわけですから、まあ、公的に飼われた老害は許しがたいですな。

そういった老害は、庶民が飼っている構図になっているんだけど、
そもそも、そんな害は飼いたくないわけで、どうせ飼うなら、
もう少しかわいいペットのほうがいいだろう?
ドブネズミの自覚ってのも大事だって事だ。

その話の流れで、なぜか、このような展開になった。
『それを引き摺り下ろして、自分が権益を得て、『老害』と呼ばれないと、いけない。
それが、いわゆる「勝ち組」ってやつでしょう?』
・・・その彼は、冗談で言ったかもしれない。
また、世の中の構造について話をしたのかもしれないし、
または、僕とお金の話をしたかったのかもしれない。

僕は、天下りに完全に反対ではない。
いいんじゃない?やれば。
しかし、条件付。
『きちんとその能力が世の中の為に使われる』
という保障があることで、
『そうすれば、天下り先の企業が潤うから』
では無い。

官庁とのコネクションがあれば、仕事が進んでいくという、現実があるので、
そのコネクションを企業が買う。実は企業自身が税金溜め込んだ財団で出来ている。
なんて、ざらにあるわけだけど、そこで社会に役立つ仕事が沢山生まれれば、
税金で徴収された僕たちの野口英世とか、福沢諭吉は救われる。

しかし、『自分が老害と呼ばれろ』ってのは、くそったれの理屈である。
何と言うか、ただ、貧しい人の発想ではないだろうか?
権益が出来る背景には、安定した社会があって、
決められた社会責任を果たし続けることで価値を得る。
だから、社会責任を果たせなくなったり、社会が不安定になったときには、
既得権益をぶっ壊さないと、社会効率が下がる。
んで、それにしがみつくのが老害。
老害って呼ばれる人は、そもそも、勝ち組ではなく、カネゴンである。
ドレダケオカネスキナノカ!?社会価値を生み出さないのであれば、害でしかない。

お金の問題も、関係性の問題も、社会の変革も、
安定したときに積み上げて、
不安定になったらぶち壊す。
本当はみんな安定のほうがいいから、壊したくない。
んで、積み上げたものに付着したゴミは少し我慢する。
そんなものである。

『形骸化』とか言いますよね。

そんな話の中で思ったことがある。

お金の話をしたかったんじゃなくて、
グロッキーな話ではなく、組織の話。

今から7年も前になるだろうか?
僕が小規模多機能型居宅介護を始めたことである。
そのころ、いくつかの事業所団体を見てきた。
訪問介護、居宅介護支援、施設系・・・。
職能団体なども見てきた・・・。
まあ、ひでぇと思った。

よくよく考えればわかるんだけど、
金を吸い上げて、上層部が予算でおかしなことをする。
そりゃあ、既得権益だよな。
それが税金使っていたりするわけ。

会議は形骸化。
予算取りは既得権。
それでも、事業者は横の連携がほしいから、脱退できない。
会長は天狗。
腰巾着と太鼓持ちがおこぼれに預かる。

そんな中、現在の
『東京都地域密着型サービス事業者連絡協議会』
はステキだと感じた。

東京都の認知症介護をグループホーム、小規模多機能ほか、
地域密着型サービスから考えようって団体だ。

中身を話してもいいかしらんけど、
研修やるにも、和田さん含め、みんな、ノーギャランティ。
一度研修を行うと100人は簡単に集まる。
まあ、現場の力がある団体だと思った。
若い力というか、非常にきらきらしたものを感じたのである。

みんなが一生懸命にやっていた。

ところが、こういった団体にも、形骸化は起こるもので、
団体が大きくなればなるほど、
『管理部が内輪のオトモダチでやっていて、お金を握っている』
とか、
『事業所団体らしからぬ』
とか、って事が、
会員の声から出てくるのである。

僕は、『だったら、コミットしなきゃいいし、会員にならなきゃいいのに。文句しか言わないやつが、組織をだめにするんだよな。』って本気で思った。

僕のように思った人は幸いなことに少なく、
『会員さんのメリットの為に、どうしたらいいか?』
とか、
『総会で荒れないように、気を遣いながら・・・。』
なんて、会議になっていく。

これって、形骸化なわけ。
凄くステキな団体だったにも関わらず、評論家チックな、口だけ男などが、
その良さを総会などでぶっ壊した。
当人いわく、
『よくしたかったから』
とか、
『会費を払っているから当たり前の権利だ。』
などと、言うのだ。

現在僕は、この団体の役員をしていないのだけど、
今年はより一層形骸化したように感じていた。

・・・ところが、
どうやら、来年からこの閉塞し、形骸化された協議会を大改革するらしい。
そのキーワードは、『自主的にやりたいことを、やっていく』事らしい。
一度積み上げられた、楼閣は、砂の上だろうと壊すことには勇気がいる。
まあ、ここの場合は、シロアリにやられた気がするけどね。

そういうわけで、新生『東京都地域密着型サービス事業者連絡協議会』
に期待したい。総会は、6月14日(予定)詳細は、こちらのブログで発表されると思います。(読者登録したらいいと思う)

役員になろうが、会員になろうが、
日本で一番、お金儲けをすることが無い介護保険事業者団体なのではないか、
と思っています。(個人的に)

汚い金まみれの、とか、議員になりたい代表とか、
中間搾取の事務局とか、いません。
その代わり、ひょっとしたら、効率悪いかもしれません。
運営側に天狗とか、カネゴンがいない。ってのが特徴です(あくまで私見ですけど)。

まあ、そんなわけで、取り崩しからの積み上げです。
ぜひとも、グループホームや小規模多機能の方は、総会に行ってみてください。
作りたい、やりたいが溢れた、本当に必要な事業者団体に参加できるかもしれませんね。

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・・・特に、グループホームの方などは、お勧めだと思うんだけどな~。
政治力は少ないかもですから、そういった意味では現場向けですかね。
小規模多機能は、23区外のほうがいいかもしれませんね。
僕も総会はのぞきに行く予定です。そのときは会場でお会いできたらいいですね。
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