第一遺言、和田行男 | 最新福祉脳!?夢想転生

第一遺言、和田行男

今日は東京都地域密着型事業者連絡協議会の総会に出ている。
実は今年から、和田行男さんが代表をやめ、難波眞さんが代表になっている。

僕は、今年から、協議会の役員を、うちのスタッフのレオちゃんに引き継いだので、団体の活動とは少し疎遠になっている。今日は久しぶりの参加である。

和田行男さんの話があるから、きた。
彼の話を久しぶりに聞くのだが、その、間を楽しみたいと思った。

題名は『第一回遺言』である。
遺言とはどのようなことか!!
さて、そのライブを、放送可能な限りお話しして行こう。

和田さんの話

『遺言その1』

精神病院 新潟 東京 どこか。
24年前。
和田さんが勤めていた施設では、当時、新しい試みを行っていた。
もちろん今となっては当たり前のことだが、当時は斬新だった。

ご飯は魚、肉?
朝一はどの服を着る?

認知症の高齢者が、男の人は青。女の人はピンク。チャックは後ろ。
髪はみんなショートカット。
スタッフが服を着せ間違うと、男か女か分からない。
(施設の中は、二種類の人間で出来ているかのようだ)

年寄りに選択権を渡す。
どれだけ素敵なことか。


認知症ケアという言葉。
どこを見ても、認知症の周辺症状に対するケアを『認知症ケア』だなんて言っている。
そうじゃない。認知症によって失われた人生を支援するのが認知症ケア。
(これについて、僕は当たり前だと思っているが、やはり周りを見回しても、認知症ケア世界は、所詮、アセスメントで、停滞しており、それに基づいた活動まで行き着いていないと思う。もちろん、活動まで至らない最大の原因は、介護保険法に基づく、旧時代の指導の判例からであろう。)


誰もが自分が主人公。

できることの素敵さを、、、
→重度化したらどうすんの?
いつでもゴロゴロ出来る。布団の上げ下げが足を作る。

生活の具体を取り戻して行く。

認知症対応型共同生活介護を制度化し、それを実践して来た人々やそれを支えて来た全ての人々を讃え合おうではないか!

東京の連絡会がやって来たのは、
今までの介護のぶち壊し。
主体的に人として生きることを獲得する。

ある実践者研修。
GHにしかない部分。

和田さんのブログはこちらから。

(僕は概ね同意。ここにもう少し物理的
(脳の器質的な欠損に対する補完という)な観点も付け加えたいかなあ。)

⑵コモレビから、協議会。
協議会を作って、目に見える関係の中から、活動が大きくなってきた。
→介護人材不足。これる人も少なくなってきて、だんだん、協議会活動がだんだん小さくなって行く。
その中で、声を集めて、たくさんの議論を重ねて行かなくてはならない。

24年の改正では、
グループホームの、軽度者の給付が高すぎるといわれている。
だから、要介護12は、低くなる。

社会福祉法人は、無税だよ。
介護保険のよかったところは、
誰もが経営者になれて、志を実現出来るようになったこと。
お上からありがとうって言われることはあっても、やいのやいの言われるってのはどうかと思う。

だから、全ての、グループホーム創設に携わった人に、
感謝するべきで、そうして今があるんだよね。

⑶役人の話。横暴の話。
『今までは自分の解釈が間違いでしたとかって言ってくる。』
グループホームの入所者の重度化についてどう思いますか?
そんな質問をされた時に、
『重度化の定義ってなんなんでしょうね。』
って、言わないといけない。
言葉が不明瞭なまま議論にはならない。
そこで議論にすると、とんでもないかけ違いが起こるよね。

『寄り添うケア』なんて分からない。と、大森東大名誉教授が言っていた。
→ごもっとも。寄り添うってなんだろうね。

私たちは、
論理的にグループホームを語れるようにしないといけない。
(もちろん、小規模多機能もね)


来年の法改正について。
労働基準法の違反は、介護保険事業の取り消し出来る。

介護保険法の管理者
労働基準法上の管理監督者
夜勤、宿直、勤務体制。

労働基準法もきちんと知っていないといけない。
気持ちだけでやってきたところから、きちんと事業として転換して行くことが大事だ。

なぜ、GHや、小規模多機能型が出来たのか?

認知症解放運動。今までのサービスに対するアンチテーゼ。
これからどうなって行くか?
きちんと考えて行きましょう。

第一遺言、おしまい。

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先日のハイスタンダードもそうだけど、
それぞれがそれぞれのステージをもっているよね。
和田行男もそう。
協議会もそう。
もちろん、飯塚裕久もそうである。
あんたとおいらも、それぞれのステージで、会ったり会わなかったりするよな。
お互いが会えるステージってのは限られているんだ。
だから、会った時には楽しもうぜ!
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