暑苦しく福祉を語ってみる。(必見) | 最新福祉脳!?夢想転生

暑苦しく福祉を語ってみる。(必見)

人前で色々しゃべっていていつも感じるのは
福祉のイメージをもっと上げることが必要だ。
ということ。


皆さんは福祉ってどんなイメージ持ってますか?


色でたとえてみてください。
オレンジ?
黄色?
それとも、茶色?灰色?


社会福祉って、広義で言うと、
「幸せな社会状況の中で、
その社会に適合しない人たちを社会に戻す」ってこと。
つうことは、その時々の社会情勢の中で
「幸せな社会」像を定義しなきゃいかんってことです。


オレンジの社会があって、
灰色の人たちをオレンジ枠に入れるってことです。


1800年代にイギリスでブースというおっさんがいました。
彼はこんなことを言っています。

『While women weep, as they do now, I'll fight; while little children go hungry, as they do now, I'll fight; while men go to prison, in and out, in and out, as they do now, I'll fight; while there is a drunkard left, while there is a poor lost girl upon the streets, while there remains one dark soul without the light of God, I'll fight-I'll fight to the very end!』

(訳と勢い)
目を開いて見てみろよ!
街で女が泣いてるだろ?
だから戦うんだぜ!
ガキが腹減らしているじゃねえか!
だから戦うんだぜ!
男が刑務所を行ったりきたりしなきゃ、
家族守れねえじゃねえか!
現実見てみろよ!
繁華街では酔っ払いがいて、援助交際が蔓延してひでえじゃねえか?
こんな暗い世の中だから、爽やかな風がふかねえから、
最後まで戦うんだぜ!戦うんだぜ!

日本語訳:飯塚裕久

・・・このおっさん、音楽ができていたら、
超偉大なパンクロッカーだよな。
キリスト教の宣教師だけどね。


幸せは本来絶対的であるべきだが、
いつの世にもあるように、
相対的に考える。
勝ち組・負け組とかって、人種差別よりもあほらしくねえか?
もっとも、努力の下に勝ち取ったものが
大きければ俺らはGLOLYなわけだが。
分かりやすいのは金で、分かりにくいのが徳だって話。

今の日本の社会情勢の中では、
高齢者を筆頭に社会的不幸が蔓延しているわけだ。
老化には勝てないし、死には抗えない。
全人口の21%が65歳以上なんだってさ。
『超高齢社会』って言うんだぜ、ジャパンは。
そりゃあ、コンクリートジャングルよりも灰色に思えるかもな。


戦後、ベバレッジっていうイギリス人が定義した
要救助者の状態の定義はこうだ。
『貧困・不潔・怠惰・無知・疾病』


認知症ケアは
『疾病』に対する救助活動だろ?
教育は
『無知』に対する救助活動。
ニートの問題は
『怠惰』
ワーキングプアは
『貧困』
・・・な?

俺らは無知であることが多いから、
全部同列。
この文章を書くこと、読むことも
福祉活動なんよ。


俺は最も効果が出るようにやるべき人間。
だって、これで食っているからね。
でも、少しなら皆もできそうな気がするだろ?
できるんだ。


例えば、コーラの自販機が2つ並んでいたとする。

手前は120円のコーラ。

奥は同じ商品、同じ値段だけど、
買ったら自動的に10円寄付に回る。

すげーのどが渇いていて、死にそうだったら、
今すぐにでも手前の自販機で買うけどさ、
死にそうじゃなかったら一歩踏み出して
奥のコーラ買ってもいいと思うだろ?

その想いが福祉の考え。
実際に一歩踏み出して、奥のコーラ買うのが
福祉活動なんよ。

たいしたことがないたったの一歩。
1メートルにも満たないものが、
社会にとってはすげー一歩だよな。

この一歩と、選挙の一票って似たものがあって、
だから、政権交代があったんだろ?

俺らが変わるための第一歩を踏み出せ!
change! and start!
(オバマと24時間テレビのパクリだな)
だよね。


暑苦しさ!?
伝わった?

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