ダル「凄い」ハム球宴10部門トップ独占
(6月10日7時8分配信 スポニチアネックス)
球宴の第2回ファン投票中間発表があり、日本ハムが全10部門のトップを独占した。注目の先発投手は第1回中間発表の8日、楽天・田中に次ぐ2位だったダルビッシュがわずか1日で逆転。この日は自身のブログで「中間発表では2位だったみたいですね。引き続き僕を1位にするべく投票をお願いします」とファンに“清き一票”を要請したが、その後に逆転トップの発表とありダルビッシュも「知らなかった…。凄いですね」。外野手部門でスレッジが4位。本拠地・札幌ドームの第1戦(7月24日)は、日本ハム勢による“球宴ジャック”となる可能性も出てきた。

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この5年間でワールドベースボールクラシックやインターリーグが施行されてからオールスターの価値が暴落した。
いや、既に数十年前からオールスターの価値は除々に暴落していた。


J-CASTニュース : オールスター戦「廃止」? 「ないといえない」プロ野球の苦境
http://www.j-cast.com/2009/05/13041052.html


こちらの記事でも指摘されており将来的な廃止も示唆されたという。
このオールスターはNPBの重要な資金源であり、年金制度にも大きな貢献を行っているが、この暴落の歯止めは止まらないだろう。


オールスターはフリーエージェント導入以前にプレイヤーの年棒が抑えられていた頃、MVP賞品等は貴重であり、張本勲等はエラー等で自ら叩き出した勝ち越しの打点が帳消しされた際には冗談半分ではあるかと思われるが、そのプレイヤーに対して叱責したエピソードが残っている。
また、プロ野球ニュース等の放送開始される以前の70年代までは数少ない全国中継されるオールスターに対してパ・リーグのプレイヤーたちは自らのスキルを売り込み、リーグのプライドを掛けていたというエピソードが漏れ伝わる。

それも年棒高騰やメディア露出の向上により、現在では残りえない過去の話となった。


また、真剣味云々は十数年前から言われ続けていたが、更にこの傾向は強まっており、エントリーされたプレイヤーにもオールスターをリスペクトする気持ちは伝わらない。


環境の変化だけではなく、NPB・ファンが加担したことであり、暴落は起こるべきしておきたのだろう。


過去にファイターズも加担した一部の組織票と思われるエントリー。
二試合制(三試合制)の継続。
実力を度外視した「贔屓チームのプレイヤーからエントリーしたい」という傲慢なファン。
単なるお祭り騒ぎに仕上げ、過剰かつ余計な演出を行ったテレビ局。


この全てがオールスターの価値を暴落させ、オールスターに何の価値もない。


ファイターズファンの中にも「一人で100通応募した」「オールスターはファイターズの選手ばかりになってほしい」等というトレンドを読めない方もいるようであるが、既にオールスターの価値暴落は止まらないところまで来ていることを考えるべきだろう。


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