あんにょん、寝落ち無いようにと頑張りながらやってきたもちもちです(笑)

お風呂・・・最近ベット代わりになりつつあって、きょうもうっかりなんてことになりかけてました

危険wwww

さて皆様、復習もうお済でしょうか?

実は私もどこまで書いたかうろ覚え(笑)

なのでBGMを流しながらの読み返しをしてまいりました。

で・・・気が付いたことが。まだ歌詞の半分も進んでなかったって事。

それなのにこの後は・・ね?たぶん一気にラストへってなると思うので、「なんだよ~~!!」ってなことになるかもですが、そのあたりはお許しを。

ご期待に沿えるかどうかは、謎(笑)ですが、最後までお付き合いいただけたらと思います。




アルバム モノクロームより


【 淡い雪のように 7 】  








静かにただ降り続く雪。

その静けさの中に佇む俺。


「どう・・して・・・?」


驚きを孕んだその声が、俺の心を震わせていた。



『どうして?』


どうしてだろう・・・な?

どうしてきてしまったのか・・・俺にもわからない。

会わないと決めたはずだった。

会ってはいけないんだと、言い聞かせていた。

苦新で…苦しみ抜いた末に別れたのだからと、必死に心の蓋を閉めようとしていた。

聞こえないふり・・・

見えないふり。



でも・・・・そんなものは最初から・・・・必要なかった。



だってそうだろう?


お前の顔を見ただけで。

お前の声を聞いただけで。


息が出来なくなるほど。

胸が締め付けられるほど。



俺のすべてがお前を求めていた。



そう・・・・何もかも。


何を守るために別れを選んだのかも。


それがミニョの願いだったことすら忘れてしまうほどに。


触れてしまったらどうなってしまうか・・・そんな事すら考えられないほどに。




目の奥が熱くなる。

不意に逸らされた瞳に、俺の中の何かが動き出す。

想いとともに溢れそうになった熱さにきつく眉根を寄せながら、気が付けば俺の脚は、荒々しく降り積もった淡雪を散らしていた。



フワリと細い指から舞い落ちた傘が・・積もっていた雪の上に舞い落ちる。

まるで散らされた花にように淡い雪を花を手折るように掻き抱いた体はあまりにも華奢になっていて・・・



切ない涙が一筋・・・ミニョの肩に滲んだ。



きつく・・・きつく抱きしめた躰。

想いごと・・心ごと・・・抱きしめる様に力を込めた腕の中で、ミニョが小さく・・・・喘ぐ。


「・・帰って・・・くださ・・」


漏れた言葉に思わずカッと全身が熱くなる。


「・・・・帰らない」

「?!」

「こんなところに・・・風邪をひいてしまいます。ですからもう・・」

「こんなところじゃない。」

「・・・ファン・テギョン・・・ssi?」

もがく体を抱きしめたまま、俺は冷たくなった髪に頬を寄せ睫毛を伏せる。


壊れてしまうかもしれない

溶けてしまうかもしれない

消えてしまうかもしれない



それでも・・・・・もう止められない。

止まらない。


そして。



もう・・・・離せない。


だから・・・・



「俺が帰る場所はお前だから。もう・・どこへも行かない」


「?!っ・・でもっ!!」


「寒いんだ・・・」

「・・・?」

「ずっと・・・・寒くて堪らない。いつも寒がっていたのはお前なのに。お前が居なくなってからずっとここが寒くて・・・すべてが色あせて見える」

「そん・・・な・・」

「だから・・・温めろ。俺の・・・傍にいて、もう二度と・・・離れるな」


「・・・・・・」


「・・・返事・・は?」


「はい」とも「いいえ」とも答えないミニョの体が、腕の中で微かに震えていた。




「ミニョ・・」


抱き締めていた腕を解き、俯いていた顔を両手で包み引き上げると、迷いの色を宿した瞳が濡れていた。


きっと・・・そうきっとこいつは答えられない。

俺がどう言ったところで、素直に「はい」とは言わないだろう。


でも・・・コ・ミニョ。

お前は知ってるか?

お前の瞳がどれほど感情豊かか・・・お前は知っているだろうか?

答えては欲しいとは思う。でも、きっとお前は本当の気持ちを言いはしないだろう。

でも・・・俺は知ってる。お前の気持ちは俺と一緒だってことを。

どんな言葉を口にしようとも。

どんなに否定しようとも。


お前のその瞳は、何も・・変わってない。



だから・・・俺が代わりに言ってやる。


「お前が今何を考えているのか、よくわかっている。それでも言う。二度と俺から離れるな。お前は・・・俺だけのものだ」




羽根のように淡い雪が舞い落ちてくる。


頭に・・・肩に・・・


足元に降り積もっていく。


冷たい筈の雪。


でも、この世で最も温かいものを手に入れた俺は、世界中の誰よりも今・・・温かく幸せだった。








【淡い雪のように 8】へ続く




久しぶりのお話♪

如何でしたでしょうか?

若干短めなのは・・眠いのと書きはじめってことでお許しを(笑)

久々ですが、目安にしたいのでランキングへの参加も是非お願いします(。-人-。)


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ではでは、未だ浮かれポンチなもちもちですが、今後もよろしくお願いします(b^-゜)

またね('-^*)/





最後まで読んでくれてありがとうございました