これは、大体10年前からの記録(汗)であり、霧原菜穂の記憶です。
オンライン物書きを自称する割に、読み物として面白い日記というわけではありませんが……小説を含めて更新していこうと思っていますので、どうぞどうぞ、時間の許す限り、肩の力を抜いて、お楽しみくださいませ。


 ★ブログ内で「Resisters Quartet」連載中! ラブコメの波動を感じる……!?


 ★「小説家になろう」内では、加筆修正したバージョンを連載中。

  バナークリックで移動します。よろしければどうぞ!!→$あるひのきりはらさん。-リジカルバナー


 ☆アメンバー限定で、糖分が強めの外伝も不定期公開中です。こんなの一般公開出来ないよ!?


 ☆イラスト:白猫イツ様


 ★16年目もご贔屓に!?Frontier Spirit


 ★ランキング参加中。クリックをお願いします☆ 人気ブログランキングへ 

1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>
2017-07-22

【エンコ第2幕本編動画感想】貴女にも朝が来ますように【小話もあるよ】

テーマ:霧原雑記

 今更なんて言わないでください。

 オリジナル小説『エンコサイヨウ第2幕 名杙兄妹ラプソディ』の本編を濃縮還元した動画を、ボイスドラマでユカ役をお願いしているおがちゃぴんさん(以下、おがちゃん)から作っていただいたのです!!

 

凄まじい今更感!!(遅くなって本当にスイマセン)

 

 いえ、動画の感想そのものは、頂いたその当日に、おがちゃんへの暑苦しいDMとして送りつけていたんですけど……当時はガリガリ第3幕を書いていたため、ブログで紹介するのが本当に遅くなってしまいました。

 なお、ようやく第3幕も終わりましたので、これまでに頂いた動画や音源、イラスト、小話なんぞに関する暑苦しい感想を、ブログで書き残していきたいと思います。時間かかってもやっていきますので、気長にお付き合いくださいませ。

 

 いいよねここ……3人の仲良し感が出ていてさ……ウヘヘ……。

 この3人の仙台観光はボイスドラマにします。青葉城に行ってから、次はどこへ行って何を食べたのか、3人と一緒に観光をしている気分でお楽しみくださいませ!! かみんぐすーん!!

 

 さて。

 昨日、第3幕の動画を頂き、涙が枯れ果てた霧原さん。第3幕動画についても早急に語りたいところなのですが、第3幕を語る上で第2幕のこの動画を欠かすことが出来ないので、まずはコチラから、暑苦しくご紹介します!!

 

☆最初のエピソードで作ってもらった動画感想はコチラ☆

 

 

 改めて最初から最後まで見ていますが……まぁカラフルでポップで超可愛い。心愛超可愛い。心愛がもう超カワイイ。心愛がもう以下略。

 タイトルの『名杙兄妹ラプソディ』から、統治と心愛が平等に活躍する話にしようと思ったんですけどね……気付いたら心愛成分多めでしたかね。その分統治は第3幕で頑張ったからいいですよね。

 そして今回、動くんですよね!!

 初めて見た時は、走り出したユカに変な声が出ました。だって動いてるんです、動画みたいだ!!(動画です)

 ちびキャラのユカがとにかくかわいくて、見ていて終始ニヤニヤしていました。ありがてぇなぁ……。

 

 ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、この動画が届いたのが、第2幕のアップロードを終えたまさにその日だったんです。意味が分かりませんよね。小説が終わってわずか30分後(下の呟きの時間参照)くらいにファイルが届いて、「あぁ、驚愕ってこういうことなんだな」って言葉を失いました。(笑)

 以下、混乱を引きずる霧原の様子を、当時の呟きと共にお察しください。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 第3幕動画で原画の枚数は更新されましたが、それでも十分に多い枚数です。霧原は無理言って全データ受け取ってますが(だって原作者だもん!!)、これらを今後、第2幕の挿絵として有効活用していきますのでお楽しみに!!

 

 当然ですが全て見どころなんですけど……その中でも特に、と思ったところを、断腸の思いで3箇所ピックアップして、スクショと共にご紹介します。

 『エピソード4:名杙兄妹ラプソディ①』から②にかけて続く、政宗と統治の酒盛りの様子。

 実はこの2人でガッツリ話をさせたことってココが初出しくらいで(その前の話では、統治はそもそも失踪してましたからね)……ユカがいないとどうなるのか、霧原も探りながら書いたところだったんです。

 そしたらまぁ楽しそうで。(笑)この2人には2人で積み上げてきた確固たる10年があるのだと再確認出来た霧原は、続く第3幕でも、政宗とユカのみに固執することなく、統治を入れた3人の物語を紡ぐことが出来ました。

 2人とも(特に統治)、ユカや心愛の前では見せないような表情をしていると思いませんか? この2人だけのイラストも非常に少ないので新鮮でした。男子会、もっと定期的に書きたいなー。

 

 『エピソード5:心の先にある愛のカタチ④』にて、疲れきったユカを政宗が背負って歩くところです。

 ここはもう、事前におがちゃんへ「今回は政宗がユカをおんぶするから、そこは絶対に入れてください」という異例の申し出をしており、無事に採用していただいたという、原作者権限を使ったきったない経緯があります。でも言ってよかった!! 見たかった!!

 

 ここはもう、歌詞も含めて良いのです。

 歌詞が気になって調べてみました。 「ひどく深い夜なら そろそろ慣れちゃいそう」 これを霧原はユカ側の心理だと邪推するわけですよ。

 夜を1人で過ごすことに慣れたのは勿論ですが、「ひどく深い夜」=「成長出来ない自分」だとすると、「それに慣れちゃいそう」と、どこか疲れて諦めている、そんなユカがいるわけです。顔もどことなくいつもより不安げです。 

 それを背負う政宗。ユカを見る目が優しくて、何かもう……政宗が自分の凄まじい過去を経て、ここまで頑張っている姿を見ると……感極まります。そして、その次の一瞬も是非、一時停止して確認していただきたい!!

 この動画ではユカ側の心情と解釈した霧原ですが、この歌詞を第3幕では政宗側の心情として活用させていただきました。もう、この曲の再生回数がおかしいです。

 

 ここは是非、というか絶対に動画で確認していただきいたいのですが、心愛がもう、超カッコイイところです!!

 直前から続く、彼女の心の葛藤。兄に追いつきたい、追いつけないという悩み。それらを吹き飛ばすように倫子のところへ走り、彼女の前に立って覚悟を決める、第2幕でも特に力を入れて書いたシーンの1つです。(もう一つはその後の、統治が駆けつけるところです)

 普段の心愛はツンツンしている中学生なのですが、ここで初めて『縁故』としての顔を見せてくれたと思っています。華の『関係縁』を切ったときは、華に手助けしてもらっていたので、完全に1人で対峙したのはここだと思ってます。モノクロからカラーに切り替わる瞬間がカッコイイ……心愛は終盤でももう一度驚かせてくれたのですが、霧原はやっぱりコッチが余計好きかもしれません。あぁもうカッコイイしか言えない語彙力が来い……!!

 

 

 そして、この第2幕動画が届いた翌日、更に動画が届くわけなのです。

 

 

 

 

なんと、『エピソード3:予想外の能力者達①』の一場面が、動画になって戻ってきたんです!! ちょっと何言ってるか分かりませんよねええ霧原も本当に分かりませんでした!! 夢みたいだけど夢じゃなかった!!

 

 確かにひのちゃんは、この華蓮が好きだと言っていた。それは聞いていたよ、でも……まさか2人して演じてもらえる(しかも完璧な編集済み)とは思わないじゃないですか!!

 どこか自嘲気味なユカに対して、羨ましさをにじませつつも呟く華蓮の心情が切ないんです。声に出してもらうことで、その要素が倍増するんです。声の力って本当に凄いな、と、演じてもらう度に実感しております。

 ここの台詞「生きていれば出来る」は、本当に自然な流れから、彼女が口に出してくれたものでした。キャラクターが動いていることを感じます。そして声がつくと、キャラクターが更に動き出しそうに感じるんですよね。

 ボイスドラマでは基本的に、小説本編の流れは再現「しない」スタンスなので、その中でこうして自主的に演じてもらえたことは本当に嬉しいです。他のキャストさんもどんどん便乗してくださって構わないんですよ!?(図々しい) ありがとうございました!!

 

 

 さて、最後は恒例の小話です。

 今回は、学校での騒動が終わって、倫子、心愛、統治の3人で駅まで歩いているときのエピソードでございます。

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 他のメンバーと別れ、東北本線の駅へ向けて歩き始めた心愛、倫子、統治の3人。

 駅は学校からは徒歩で15分ほど、と、少し離れた場所にある。住宅街を抜け、田んぼの間にある道路脇の歩道を歩いていると……心愛の隣を歩く倫子が、オズオズと問いかけた。ちなみに統治は2人の数歩先を、無言で歩いている。

「名杙さんも……その、先ほどの幽霊を、成仏……この言葉が正しいのかどうか自信がありませんが、そのようなことをずっとやってきたんですか?」

 彼女の問いかけに、心愛はゆっくりと首を横に振る。

「いいえ、心愛が今回のことを本格的に初めたのは……今年の4月からなんです」

「え……?」

 思っていたよりずっと最近のエピソードに、倫子が思わず目を丸くする。

 心愛は彼女に苦笑いを向けてから、自分のことをポツポツと語りだした。

「さっきも少しお話したんですけど……心愛もずっと、さっきの幽霊が怖くて。ずっと、見ないふりをしてきました。心愛には出来ない、怖い、無理だって……ずっと、そう思ってきました」

 

 幼少期、『痕』に襲われて死にかけた自分。

 これまで、自分が死ぬということなど考えたことがなかった心愛にとっては……人生観を打ち砕くほど、衝撃的な出来事だった。

 

 そして、基本的には誰も、心愛に強制しないから。

 守られることが当たり前になってしまった彼女は、自分の足で踏み出すことに恐れを抱いていた。

 

「でもずっと、心の何処かでは何とかしなきゃって思ってて……4月に、思い切って一歩踏み出してみたんです。最初は上手くいきませんでした、それどころか、手痛いしっぺ返しをくらったりして……やっぱり、心愛には無理かも、って、そう思ったんです」

 

 どれだけ見てきても、いざ干渉するとなると――『痕』に対しては、どうしても及び腰になってしまう。

 そして、仲良く出来ると思っていた片倉華蓮が、心愛を裏切っていたことに直面して……流石に、心が折れそうになった。

 でも、その直後――名波華と出会った。

 

「そんな時に、1人の女性と出会って……その人が、凄くカッコよかったんです。女の人にこんなことを言うのは、違うかもしれないんですけど……凛として、力強くて、本当にカッコイイなって」

 

 

「――ありがとうケッカちゃん、でも、それは駄目だよ」

 あの時……華は、自分が現世にとどまれる可能性を提案されながら、それを即座に断った。

 それは、彼女自信がとどまることで、更なる火種になる可能性を、自分の存在とともに消し去るため。

 その潔さと強さに、強烈に憧れた。

 

「ん、よかろう。さて、話を戻すよ心愛ちゃん。誰でも最初は怖いけど、その最初さえ超えてしまえば、次はもっと楽な気持ちになれると思う。心愛ちゃんも……なりたいんだよね、お兄さんみたいな『縁故』に」

 あえて試すように聞いてくれた華は、心愛の性格を本当に知っているなと……今は特に強く思う。

 ここで心愛に、明確な目標が生まれた。

 

「お兄様なんかになりたくない……身内に『因縁』を盗まれるようなお兄様なんかすぐに超えてやるんだから!!」

 

 今、前を歩いている兄を超える。

 それが……今の心愛の、最も近い目標なのだから。

 

 

「心愛もいつか……いつか必ず、一人前になってみせる、そして、あの人に報告する……そう、決めたんです」

 

 そう言った心愛の横顔に、倫子は、心愛が憧れている女性がもう、この世にいないことを何となく悟った。

 そして……それでも前を見つめる心愛に、みとれてしまう。

 

 

 つい先ほど、無鉄砲な行動をしてしまった倫子。そんな彼女を助けてくれたのは、他でもない心愛だ。

 臆せずに倫子の前に立ちふさがり、『痕』から守ってくれた時も……とても強く、綺麗な眼差しだったことを鮮明に覚えている。

 

 倫子は、心愛が自分の先を歩いていることをはっきりと確信した。

 そして……こんな近くに目標がいてくれたことに、思わず頬を緩めてしまう。

 私も、彼女のようにもう少しだけ、強くなることが出来れば――

 

「……阿部会長?」

 気がつくと、心愛が自分を覗き込みながら名前を呼んでいた。倫子はいつも通りの優しい笑顔を向けてから、先ほどと同じ言葉を繰り返す。

「やっぱり……学校でも、今の名杙さんで構わないと思いますよ」

「それ、さっきからどういう意味ですか?」

 心愛が少しむくれたような表情で問いかける。倫子は先を歩く統治にも、チラリと目線を向けた後……再び隣の心愛を見つめ、その理由を口にした。

「今の名杙さんの方が……カッコイイってことですよ」

 

 

 今日は、最寄り駅の近くにあるお菓子屋で、生前の父が好きだったお菓子を買ってみよう。

 そしてそれを、お仏壇に備えて……少しだけ、話をしてみよう。

 そうやって、一つ一つを大切に積み重ねて……時間をかけて、強くなっていこう。

 

 隣で全くピンときていない心愛の反応に喉の奥で笑いながら、倫子はそっと……大好きな父親に、想いを寄せた。

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2017-07-19

【ネタバレしかないあとがき】エンコサイヨウ第3幕 過去の彼女を知らない彼女【イラスト編②】

テーマ:霧原雑記

 まだまだ続くイラスト編。では、その続きです。

 とりあえずここからもなっがい文章が続きますので……バランサーの幼女、(勝手に)おいときますね。

 はっじまっるよー。

 

 

エピソード6:結果③/この『縁』が繋がっている限り、きっと。

 

 実は、この前に語った2人が抱き合っているイラストの、本当に直前くらいにTwitterで流れてきて……案の定、霧原が泣き崩れたんです。

 

 政宗の不安そうな表情を泣きながら支えようとして、自分だって消えそうな恐怖があるのに頑張って手を握って、額をあわせて笑顔を見せて、「大丈夫だよ」って伝えているんですよ。この文章書きながら泣きそうですもの。(後遺症)

 ひのちゃんが描いてくれるこのユカが本当に純粋で、19歳と24歳(……だっけ、政宗)というある程度大人の(中高生ではない)2人なんですけど、この表情は10年前というか、死神の影に怯えていた政宗を必死に支えようと頑張ったときのユカにフラッシュバックして……。

泣くわ。(ここまでテンプレ)

 もう、こういう時にイラストの力って凄いな、と、改めて実感するわけです。

 ユカが政宗を励ましつつ、今回の物語の核になるセリフ(「この『縁』が繋がってる限り、消えることはなかよ。『ケッカ』の中にもきっと、あたしと同じ……『好き』って気持ちが、必ずあるはず」)を言うシーンに使わせてもらいました。ええ、手のつなぎ方とかイラストに合わせて少し変えましたよ。でも、本当に少ししかいじっていません。それだけひのちゃんの中にある2人のイメージが、霧原が持っているものと近い、ということですよね。

 文章からここまで読み取って、それを形にしてもらえるのは、本当に幸せです。

 

 

エピソード6:結果④/必ず、未来で逢おう

 

 

 これはもう、何から語ればいいのか分からないな……作品を終わらせてもいいと思えた、個人的にも地味に頑張ったクライマックスです。

 ええ、本当は政宗が何も出来ない無力感の中で、ユカを抱きしめて眠るだけだったので、ここまでしっかり書くつもりもなかったのですが(その代わり、ボイスドラマにしようと思ってました)、なんか弱いなと思って(弱すぎるだろう霧原)『生命縁』に異常があって、『縁故』の力でなんかいい感じにすればいいじゃない、と、その場で決めて書き始めました。物語は生き物ですね。ピチピチしてますね。

 

 霧原の中の決め事として、「政宗とユカに関しては最後までキスをさせない」という謎の決意があって。それは単純に2人が両思いになるのは最終回だろうな、そこまで例え何があったってキスさせるもんか(匂わせることがあったとしても具体的に書くもんか)、という謎の意地がありました。

 そのため、明確なキスの描写を入れたのは、更新日の先日とか、その辺です。「愛してる」はインパクトがあるし、未来への明確な決意なので入れていいなと思ったんですけど、「どうせユカの気持ちはリセットされるし、政宗はヘタレだからキスまではいらね」と思っていました。

 ただ……加筆していて、2人のラストが「額をくっつけて向かい合う」になったときに、「あ、ここでしないのは逆におかしい」と思ったそうですよ。ここは完全にキャラクターが動いてました。霧原が動かされた感覚があります。

 

 よし、絵の話をしよう。これがTwitterで流れてきたんですよ。泣くしかない。

 表情が見えないのが非常に良いと思います。霧原の脳内では、2人とも幸せそうな顔で笑ってますよ。皆さんの脳内ではどんな感じでしょうか。

 ユカも少し見上げれば、政宗に届くようになりました。嬉しかっただろうなぁと思うとそれだけで胸が痛みます。うん、一緒にいさせてあげる時間が短くてゴメン。外伝やボイスドラマでちょこっとフォローするから待っててね。

 政宗にとって、この24時間は本当に幸せだったと思います。今回は限られた時間でしたが、彼はきっと、次は必ず自力で『ずっと一緒』の夢を叶えてあげるんだと思ってますよ。

 このイラストは見ているだけで泣きそうになってしまいます。見てニヤニヤするんじゃないんです、今の霧原はどうしても「2人の願いを叶えない」立場にいるので、罪悪感と切なさが凄まじいんです。それだけの力がある、本当に素敵な1枚です。『エンコサイヨウ』全体で印象に残るイラストを3枚を選べって言われたら確実に入る1枚です。

 ちなみに、霧原が第3幕全体で一番印象に残っているセリフは、政宗のこの言葉です。

 

「……お疲れ様、ユカ。よく頑張ったな。そういう頑張りやなところ……大好きだ」

 

 これで、「あぁ、この作品に出てくるキャラクターは、頑張り屋さんなんだな」ってストンと納得出来たんです。そしてそういえばこの言葉、「Pinkie」の中の「約束は誰かと作るもので 誰かが頑張り屋で」というところとリンクしているなー(その後「追いつけなくて 離れて 自分だけがまだ持ってる」わけですからね)、と、勝手に思ってニヤニヤしていました。

 まさか自分の作品におけるキスシーンをイラストにしてもらう日が来るとは思っていませんでしたが、描いてもらえて本当に良かったです。幸せな2人を、より具体的に想像することが出来ました。

 

 

エピソード6.5:頑張りやさんの君へ㊤/だってケッカは、ユカなんだから。

 このイラストはもともと、『更新のお知らせ』で使われていたものがくっついた1枚なんですけど……見た瞬間の「あのシーンの挿絵にしよう」と思いました。だって、一文字も加筆修正しなくていいくらいにピッタリだったから。

 霧原が『ユカケッカサンドイッチ』と呼んでいる幸せなイラストですね。政宗ちょっとそこかわれ。

 久しぶりに帽子をかぶったいつものユカが戻ってきて、政宗もいつも通りになって……でも、彼の心の中にはずっと『2人で1人』の『結果』がいるんだな、と、再確認することが出来ました。(なお、政宗はこの直後にブレる模様)

 しかし、なんでしょうね……政宗が目を閉じているのは、「どっちも見ない(見れない)」からなんですかね。2人は政宗を見ているというのに。

 そして、大人ユカさんは政宗の方へ「ねぇねぇ政宗ー」と手を伸ばしているように見えますが、幼女の方は手を重ねるつもりなんか一ミリもありませんね。うん、おかえり。

 

 

エピローグ:ファーストデート/頑張りやさんの君へ

 ユカが政宗に手紙を書いておくことは決めていました。

 まさかそれが朗読されて、しかも編集までされて戻ってくるとは思いませんでした。

 

 

 

泣くよこんなの。開始3秒で涙ドバーですよ!!

 時折、おがちゃぴんさんの声も震えているような気がしています。それが演技でも素であったとしても、ユカもきっと同じ気持ちで手紙を残していたに違いないのです。多くを語る必要が本当にありません。純粋に彼女の声を堪能していただきたいです。まだ聞いていない方は是非聞いてください。本当にありがとうございました。

 

 さて。

 沈む政宗を救うのがユカの役割。

 さて、どうやって立ち直らせようかと思った時に、以前描いてもらったとあるイラストを思い出したのです。

 あ、答えがあった。フラグは既に立っていた。そう思いました。これを逆にするしかないと即決でした。

 『エンコサイヨウ』を書いていると、こういうことが本当によくあります。本当、色々なご縁を繋いでくれる作品です。

 相変わらず霧原の謎のオフショルダー推しですが、誰だ、お嬢様(櫻子)にオフショルダーの洋服をプレゼントしたのは!! グッジョブじゃねぇか!!

 ここのユカは幼女のはずなのに、その目が、表情が、完全に19歳です。一瞬「ん?」と思ったくらい大人っぽい、ユカの芯の強さを表している一枚です。そりゃあ政宗惚れますよ。

 泣きそうじゃないのに切ない、でもとても優しい……凄まじいバランスのイラストだと思っています。こんな顔されたら何でも話しちゃう。政宗、もう迷わないでね。

 第3幕では散々政宗を泣かせて、苦しませて、叩き落としましたが、それでも這い上がってくれたのは、彼が絶対に1人じゃなかったから。それを象徴するような1枚だと思います。あと、鎖骨綺麗ですよね。そう、こういうのもっとちょうだい。政宗はこれを間近で見たのか……罪深いですな。(ヲイ)

 

 

エピローグ:ファーストデート/君の答えが聞きたくて

 勝利役のいるだーなさんからも、すっさまじい破壊力の幼女ユカのイラストを描いてもらいました!!

 いるだーなさんのイラストは、物語の流れにスッと溶け込んで、そのシーンを印象づけてくれます。今回はラーメンを食べ終わった後に2人で商店街を歩いている、ココです。

 

 ここから駅前までは、徒歩で約10分程度かかる。日曜日で賑わう商店街を歩きながら、ユカは政宗を見上げ、以前尋ねた質問の答えを要求する。
「ねぇ政宗、この服、似合う?」

 

 ご覧の通り、ユカが少し心配そうな表情で振り向いて、政宗に問いかけているんですけど。

その顔がクッソかわいいじゃないですか。もう語彙力なくて申し訳ないんですけど、ここで答えをはぐらかした政宗をぶん殴りたくなるくらい可愛いですよね。誰かあのヘタレをぶん殴っておいてください。(真顔)

 見上げているから若干の上目遣いで、「どうかな?」って勇気を出して聞いてる雰囲気が伝わってきて、霧原は政宗をぶん殴ろうかと思いました(しつこい)……ええ、彼の行為が愚行以外の何でもない、そう思わせてくれるイラストなんです。イラストはボイスコさんの必須スキルなんですかね。(錯乱)

 ここで答えをはぐらかす彼は、やっぱり69%でした。あーあ。可愛いイラスト見て癒やされてきますね……誰かぶん殴っておいてください。

 

 

■たった1人の大切な人

 Twitterで最近繋がりました、常磐 光紀さんが、完結記念に描いてくださった1枚です。ええ、読むの早いわ常磐さん。まっさかもう追いつかれると思ってなかったですよありがたいけど!!(笑)

 

 

 2人を繋ぐ『関係縁』の色が同じになった瞬間です。ある意味ではすれ違い続けた2人にとって悲願の瞬間、そりゃあ満面の笑みを浮かべますよ。幸せそうな2人を見ることが出来て、霧原も本当に幸せです……結婚させたいけどまだあと数年は無理なんだ、ゴメンね。

 これを見て、2人はどんな会話をしているのか想像してみました。多分、「紫だね」「そうだな」「綺麗だね」「そうだな」「嬉しいね」「そうだな」っていう感じで、政宗がただのイエスマンになっているだけだと思います。政宗、感極まりすぎよ。大人の語彙力をひけらかしていこう。

 第3幕は本編準拠になると、どうしてもどっちかが泣いている場合が多いので、こうして2人が穏やかに笑っているイラストは心が温かくなれます。小説のどこに追加しようか悩んでいるので……いつかこっそり追加させていただきますね。やっぱり告白して両思いになった後だよなぁ……どこにしよう。幸せな悩みです。

 

 

■タ◯リさんに憧れて

 霧原「が」もはやただのファンでおなじみの八紡さんが、下記のような理由でイラストを描いてくださったのです。

 

 

 何度も言いますが、霧原は八紡さんの黒髪の描き方(塗り方まで)が、カラーでもモノクロでも大好きなんです。あえて光が描かれないことで、逆に髪の黒に艶があって、一本一本まで凄く繊細に見えるんですよね。

 そのため、心愛を描いてもらう時は、真っ先に髪を見てニヤニヤしています。そして今回はサングラスとの相乗効果で余計にニヤニヤしました。そして蓮、諦めるのが早い。誰よりも似合ってるのは華蓮だってみんな知ってるけど諦めないで!!(ちゃんと心愛とお揃いのシュシュっぽいものつけててぐうかわです)

 可愛い=似合うじゃダメなんでしょうか。判定厳しいのかな……でも、これで2人はお互いが似合うか似合わないかを互いの顔を見て判定しながら、同じ空間で過ごすんですね。鏡なんか撤去です。あらやだおいしそう。

 心愛と蓮(華蓮)という組み合わせを提唱するだけでなく、こうしてプッシュしていただけることで、霧原は俄然その気になっております。ありがてぇ……今後もお待ちしております。霧原も同じようなネタを携えて這い寄れるように頑張りますよ!!

 

 

■おわりだよ

長いよ。アメブロから「長すぎる」ってはじかれちゃったよ……。

 

 ここまで読んでくださった皆様、本当にお疲れ様でした。長くて本当にスイマセン……これが霧原のデフォなんです。

 『エンコサイヨウ』は当然ですが霧原が書き始めたオリジナル小説です。最初は霧原1人から始まったこの作品も、今やこれだけの方からイラストや音源をいただける、そんな作品にまで成長しました。

 本当は皆さんの自宅に牛タンを送りつけたいのですが、個人情報保護の時代、そんなことおいそれと出来ません。

 だからせめて、ブログという場所を利用して、ありったけの感謝を伝えさせてください。

 本当に、本当にありがとうございました!!

 

 さて、最後に、こんな予告を残しておきますね。

 正直、いつもの2人(ケッカと政宗)が1位をとれるなんて思っていませんでした。(笑)

 でも、この『エンコサイヨウ』を引っ張ってきてくれたのはこの2人なわけで。その積み重ねをしっかり評価していただけたことが本当に誇らしいですし、とても嬉しいです。

 しかも同率1位。残り2つも同率ということで、まんべんなく皆さんに好かれているんだと前向きに解釈します!!

 

 と、いうわけで、短編を2本、近いうちにアップします。ブログにするか、いきなり『なろう』の外伝行きにするのかは決めていませんが、Twitterで告知しますのでお待ちいただけると嬉しいです。

 

 さて、本当にそろそろ終わろう!! 第3幕、ありがとうございました!! 来年の第4幕でお会いしましょう!!

 

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2017-07-19

【ネタバレしかないあとがき】エンコサイヨウ第3幕 過去の彼女を知らない彼女【イラスト編①】

テーマ:霧原雑記

 オリジナル小説『エンコサイヨウ第3幕 過去の彼女を知らない彼女』は、7月17日20時、全てアップすることが出来ました。約1ヶ月間も続けてきた更新でした……追いかけてくださった皆様、本当にお疲れ様でした。

 特にエピローグは長すぎるので、少し落ち着いてから分割します。あんなの一気に読みたくない。(笑)

 と、いうわけで……この記事では、主に第3幕に関するネタバレと裏話と内省を語り倒したいと思います。

 なお、【文章編】と【イラスト編】があります。【文章編】はコチラからどうぞ。

 

 ちなみにコレは、第3幕予告音源用に、ひのちゃんに頼んで描いてもらったものです。

 政宗が必死にスマホで本文読んでますね。今なら彼の気持ちも分かってもらえるでしょうか?(笑)

 

 

■ありのまま起こったことを話すと、挿絵がタイムラインに流れてきたんだ。

 ちょっと何言ってるか分かりませんよね。霧原さん混濁していらっしゃるのかしら。

 

 これまでにも小説内で、挿絵としてイラストを掲載させていただくことはありました。しかしそれは、ありがたいことに本編に沿った動画を作っていただいた際、その画像データをおがちゃぴんさんやひのちゃんから横流ししてもらって、それらを事後承諾で挿絵にしてきたのです。

 要するに、小説をアップしてから挿絵がつくまで、タイムラグがあるのは当然なのです。当たり前ですよね、基本的に挿絵があることを前提とした小説ではないのですから。

 

 『エンコサイヨウ』の小説に関する最も早いイラストといえば、ひのちゃんが善意で日々更新してくれたお知らせ絵でした。それは今回も変わりません。

 

 だけどね。今回それだけじゃなかったんですよ。

皆さん分かりますか? 2~3時間前に更新した誰にも見せていない小説の挿絵的なイラストが、Twitterのタイムラインをどんぶらこと流れてきたときの驚きが!!(分かんねぇよ)

 霧原さん毎回変な声を出して追加する、簡単なお仕事でした。

 と、いうわけでこうなったら挿絵全解説(ただの感想)です!! 長くなりますよ、お付き合いくださいませ!!

 

 

■更新のおしらせ

 とはいえ、まずはこれから語らねばなるまい。日々20時にアップされ続けた、更新のお知らせです。

 このイラストがあったからこそ、霧原もモチベーションを維持することが出来ました。

 いすれまたモーメントにまどめますが、詳しく見たい人はひのちゃんのTwitterの『メディア』から見ましょう。

 たまに登場するキャラクターの情報を横流ししたりして公式が這い寄っておりました。誰か登場するのかを勝手に予想する楽しみもありましたね。

 当然のように全部好きなのですが、特に……特に好きな3枚はコレだ!! 悩んだけどコレだ!!(挿絵にしたものは除きます)

 

エピソード3:優しい時間、残酷な時間④

 3人揃った―!! と、率直に嬉しかったことと、ここで10年前のエピソードが終わるので、感慨深かったこともあると思います。ユカがこんなに笑って統治がピースしてるなんて、序盤では考えられませんでしたよね。

 他にも爽やかな政宗や、スカした(笑)統治も見ることが出来て楽しかったです!!

 

エピソード5:名杙兄妹ラブコメディ③

 小説の内容は心愛と蓮の話だったはずですが、『エピソード4.5:星の見えない夜だから』におけるユカさんの彼シャツが、ひのちゃんの中で相当の衝撃だったようです。(笑)イラスト化してもらえてニヤニヤしました。

 なお、この前日には、そんなユカさんを目の当たりにして動揺しているヘタレがいますよ。

 

エピソード5.5:未来へつなぐポートレイト

 ひのちゃんの描くユカさんはどれも純粋さを前面に押し出してもらえているので大好きなんですけど、この、この訴えている感じが特に!! 可愛い!! 政宗見て!! お願いだから見て倒れて!!

 しかもコレカラーバージョンありますからね!! そっちは勝手にブログ内で使っているので探してみよう!!(分かりやすい)

 

 

 では以下、改めて、小説本文内で使わせてもらったイラストのご紹介です。なお、タイトルは霧原が勝手につけました。

 

 

プロローグ:相違/蓮と政宗(1枚目)・政宗と蓮(2枚目)

 元々、蓮と政宗の関係を霧原が真っ黒に書いた短編があって、それにひのちゃんが絵を描いてくださったのです。あれ、逆だったっけ……それくらい前の話なんです。もはやうろ覚えです。原文を見せられないほどに。

 特に日の目を見ることはないと思っていた短編ですが、第3幕が政宗の話ということ、そして、第3幕では政宗を闇堕ちさせようと思っていたので(笑)←笑い事ではない、「この短編をプロローグにしてスタードダッシュだ!!」と、思ったらしいです。あ、内容は第3幕に合わせて一部書き直してます。

 この政宗の一切動じていない感じが怖いですよね。2枚目なんかほっぺたツンツンしてますけど底知れぬ何かを感じますよね。最初はベーコンレタス的な感じになればいいなとか思っていたけど霧原さんには無理でした知ってる!!

 政宗の中にある闇の部分を表現してもらったので、小説の内容と共に、皆さんが驚いてくれる幕開けとなったはずです。出落ちだと思われていないといいなぁ……。

 

 

エピソード1.5:Before the Dawn/救われない心

 幼い彼から伸びる影は、暗く、重い。あぁもう初めて見た時は「ファッ!?」となりましたよ……話の内容がアレなので余計に。

 そしてこの幼い彼、口元は笑ってるじゃないですか。過去にあんなことあって、これだけ黒い影引きずりながら笑うなんて……絶対に何か腹に一物あると思ったらしいです。人聞きが悪いぞ。

 とはいえ、反対側の彼には黒い影がないのです。ということは……この影を遅くとも10年で何とかしなきゃいけないんだなぁと思ったとか思わなかったとか。時間はかかりましたが、最終的には多分、何とかなったと思っています。

 余談ですが、おがちゃぴんさんには以前、小さなユカを大人になった政宗が抱きしめているイラストも描いてもらったことがあるのです。そのイラストが後の伏線になろうとは……。

 

 

エピソード2:10 years②/井の中の蛙大海を知らされず

 統治挫折回で描いてもらった、彼の孤独を象徴するような1枚です。10年前序盤ではスカした中学生でしたが、御覧くださいこの生気のない顔ですよ……いいね。(いいのか)

 統治に関しては、親の話をしっかり聞いていなかったしっぺ返しだと思っていますが……まぁ、周囲にゲスな大人が多く、幼い彼では見分けがつかなかったんですよね。要するに利用されただけ。それに気付いてからは統治からも距離をおきますが、でも、その代償は自分に寄り添おうとしてくれた政宗でした。(死んでない)

 名杙当主としてそんな彼の背負うものは、人の悪意にまみれた業でもあるんだと再確認した1枚でもあります。名杙家……おくそだし重たいなぁ。設定したの霧原ですけど。

 

 

エピソード2:10 years④/対等になった日

 

 多分、一番最初に驚いたのはココです。

夢じゃなかったよ!!

 いっやーもう驚きました、だって挿絵だもんこれ!! どう見ても『エンコサイヨウ』の挿絵だもん!! 速攻追加しましたよ!!

 夜だけど決して真っ暗な世界じゃない、透明な空気感の中で、顔が見えないのがまた良いのです。

 そしてこの政宗の手ののせかたとか身長差とか、ユカがオズオズ彼を見上げている感じとか……キャラクターの表情や息遣いを容易に想像出来るから本当に素敵。好き。好き以外で表現する語彙力が欲しい。好き。

 そして『縁』がつながってるのも!! また!! 良い!! しかもまだ赤いのが特にいいのですだってここで紫にするとネタバレになっちゃうから!!

 そしてここから、本文が徐々に這い寄っていくのです……楽しいですよ。

 

 

エピソード2.5:Before the Dawn/2/直接伝えてほしかった

 多分ここから、政宗を小説でもイラストでも泣かせる長い旅が始まったと思ってます。中学2年生の男子ともなると、人前で泣くことさえ減っているかもしれませんが……そりゃあ泣くわ、というエピソードです。ゴメンよ、でも君、もっと泣くから。

 これはまだ霧原しか楽しめないんですけど、霧原の手元には10年前の政宗(CV:水樹机さん)のサンプルボイスがあるので、これらのイラストと合わせて聞いてニヤニヤすることが出来ます。羨ましいでしょう?(笑)

 夕焼けをバックに泣いている彼の表情は、後悔などが溢れていて悲痛なんですけど……その中に「これ以上何をやっても無駄だ」っていう諦め以外にも、「何とかして欲しい」という願い、懇願とも思える悲痛な叫びが入っている気がしています。

 彼の場合はそこから這い上がって、周囲の助けはありますが自分で何とかしちゃうんだから……政宗のポテンシャルって凄いな、と、自キャラながら関心してしまうのでした。あとは恋愛だけだね。(肩ポン)

 

 

エピソード3:優しい時間、残酷な時間③/1人にしない、するわけがない

 政宗、ユカ、統治の関係は、仲良しだけじゃないんです。横並びなんだけど互いに前を向いて歩き続けているので、ボケっとしていると置いて行かれます。こんな風に差がついてしまうこともあるんです。

 でも、そんな時に引き上げてくれるのもまた、先を歩く『誰か』。今回はユカと統治です。これまでの研修ではむしろ政宗が引っ張っていたので、初めて立場が逆転した……の、かな。政宗がフード(マントかもしれないな)をかぶっていて、本心を隠しているのが分かりますよね。背後からグラデーションの闇が迫る感じも怖い怖い。

 でも、手を伸ばすユカと、そっぽ向いてるけど視線はちゃんと彼を気にしていて、不器用な性格が見て取れます。そして統治もまた、政宗に向けて手を伸ばしてるんですよ!! なんだよお前もう……良いやつじゃないか!!(知ってる)

 そして……そうだな、この頃のユカは帽子をかぶらなくてもいいんだよな、という、謎の切なさもあります。徐々に悲劇へのカウントダウンは始まっているんですよ……。

 イラストとは関係ないんですけど、ここのお泊まり会でユカと統治に「縁故採用」って何となく言わせたら、予想以上に反響をいただけて嬉しかったです。タイトル回収って大事なんですね。焦って政宗も最終話に回収させました。

 

 

エピソード3:優しい時間、残酷な時間④/ここが僕らのスタートライン

 最初にこのイラストを見せてもらった時に、「絶対(勝手に)挿絵にしたい」と思って、さて、どこにしようかと考えた時に……「そうだ。このイラストにあうシーンを書けばいいじゃん!! 霧原さん頭いい!!」と思ったそうです。霧原は軽率に這い寄ります。その結果、3人が海岸を一緒に歩いて、研修所に帰ろうとしているシーンが生まれました。

 しつこいですけど、この後に待っているのはユカの悲劇じゃないですか……それを知らない3人がこんなに仲良くしていてさー……感極まるじゃないですか!!(そんなのばっかり)

 ユカの笑顔も勿論いいんですけど、これはもう後ろで見守る統治が!! 統治が!!

 統治はこの時点で、2人が互いに思い合っていることに気付いているわけなんですよ。(うっかり見ちゃったから)

 それで「自分には関係ない」って思っていたところで政宗が挫折して、「政宗を助けたい(政宗と関わりたい)」とうっかり思っちゃったんですよね。んで、ユカはユカで政宗に対して真っ直ぐですし、その後、お泊まり会をした時に3人で約束なんかしちゃったものですから、そりゃあ情が移りまくってみんなのオカンになりますよ!!

 改めて、この3人っていいなぁと思った瞬間でした。

 

 

エピソード3.5:君を好きになった日㊤/俺が結果を未来へ繋げる

 

 中学生を泣かせようその2。これも届くのが早くて驚愕したと思います。

 ちなみにタイトルの『結果』は、名前のみならず、『ユカを助けるために必要な実績』という意味もこめています。

 10年前なのでガラケーです。折りたたみ携帯なんかおがちゃぴんさん知らないじゃね? とさえ思いますが、しっかり合わせてもらえて助かりました。ありがてぇ。

 そして『関係縁』が紫になるわけですよ。誰とでも繋がっている赤い糸じゃなくて、たった1人と繋がっている紫の糸に!!

 この「恋をする(恋人になる)=紫になる」という設定は、昨年のボイスドラマ(縁故採用四重奏)のときから登場していたのですが、今回、ようやく小説本編で出すことが出来ました。長かった。

 政宗がユカを好きになった瞬間をしっかり書くことが出来て安心しました。ユカは彼の生きる理由なので、10年間忘れられないのは当然なのです。じゃあ、なんで元カノとかいるんだよって話になるかもしれませんが……まぁ、その辺は第5幕でフォローできるといいですね。忘れなければ。

 彼の万感の思い、そして覚悟を視覚的に表現していただき、本当に感謝しかありません。

 

 

エピソード4:過去の彼女を知らない彼女/無邪気とは時に大罪である

 厳密に言うとその前の『3.5㊦』~『4.5』ですし、そもそも挿絵とは違うんですけど……今後一部切り取って加工するものが出てきますし、何よりも霧原が好きなので紹介します。

 このユカさんの罪の一覧政宗を揺さぶっていく様子ですよ。文字で書くとそうでもないと思ったんですけど(そうだろうか)、絵になるとあざといか恥ずかしいことしかしてませんね!!(ようやく気づいたらしい)

 個人的には政宗のシャツを着て立っていらっしゃる姿がセクシーでギルティだと何度見ても思います。ウエストのくびれから足にかけてのラインが最強じゃないですかね。本文中ではその前にうっかり下着姿まで披露しちゃった彼女ですが(い、イラストにならなくてよかった……ケッカちゃんが見たら白目でぶっ倒れるやつだ)、霧原さんはむしろコッチのほうが好きだよ。(何だこの告白)

 このユカさん、体はしっかり大人サイズなんですけど、表情はいつもの幼女よりずっと幼く感じるんです。このアンバランスな感じが最強じゃないですか? 政宗、お前……よくこの時点で何もしなかったな。よっぽど麻痺してたんだろうな。

 ちなみにすっごくどうでもいい情報ですが、霧原は脳内で、大人ユカさんの体型は小嶋陽菜さんを思い浮かべて書いてました。そして、右上で嘆いている政宗を見て霧原は一言、「……使える」と、呟いたそうです。

 

 

エピソード5:名杙兄妹ラブコメディ②/自転車の傘さし運転は道路交通法違反です

 だからやっちゃダメですよ、という戒め……あれ、違うな。

 タイトルはいつも直感で「スッ」とつけられるんですけど、これに関しては最初からこのタイトルしか出てこなくて、困った挙句採用しました。皆さんも絶対にやってはいけませんよ!!

 今回の挿絵に櫻子が登場するのは初めてですかね。しっかり腕を掴んでいる統治が流石です。そしてちゃんとスーツ着てる……仕事してる!!(本編準拠です。ありがてぇ)

 そして櫻子の戸惑いと驚きに、ニヤニヤしてしまいますね!!(なお、この後の会話は……)

 統治の表情はやっぱり政宗と違うなぁ、と、当たり前のことを改めて実感しました。霧原さんは1人しかいないので、どうしても政宗と統治は文章中の語尾や言葉の使い方で差別化するしかないのですが、こうしてイラストにしえもらったり、声を付けてもらうと、キャラクターがもっと独り立ちしていくので、本当にありがたいです。

 

 

エピソード5:名杙兄妹ラブコメディ④/偽りの放課後

 このイラストは今回もらったものではなくて、以前に動画を作ってもらった際に使われた画像データとしていただいたものです。

 ただ、霧原さん……この華蓮の表情が好きすぎるんですよね。この「心愛逃げて超逃げて」ってなる、何か企んでいる流し目が!! もう!! 好き!!

 もうこのイラストを使いたいためだけに、過去の回想を入れたと言っても過言ではありません。2人は第2幕でちょっと近づいて、今回の第3幕でまた近づいています。統治と櫻子よりペースが早いってどういうことでしょうね。若さですかね。きっと誰か、心愛が華蓮の肩にもたれかかって寝ちゃってるところ描いてくれますよね。それを挿絵に出来る日をお待ちしております。(他力本願)

 

 

エピソード6:結果①/貴方の好きな『結果』になりたい

 追加した順番は下のものより後ですが、話の流れはコッチが先なのでね。

 過去を知らないユカさんが、隠していた葛藤していることを告白する回ですね。彼女に背を向けて走り出そうとしているいつものユカの背中が、2人が決して相容れないことを象徴しているように感じます。

 このユカさんのやるせない表情ですよ……そしてユカさんは決して、幼女の方を見てはいないのです。視線の先にはきっと、走り出そうとしている幼女を優しく見つめる政宗がいるんでしょう。政宗、お前後で霧原と統治から説教な。

 

 

エピソード6:結果①/「おかえり、政宗」

 ここから霧原の謎のオフショルダー推しが始まっていくのです。

 このイラストに関しては、最初から仕掛けたくてひのちゃんに懇願しました。最初はユカさんが座っているイラストのみだったのですが、その後、先ほどご紹介したイラストの中に、めちゃくちゃ使いやすそうな政宗がいらっしゃって。「あ、ちょっと調整してくっつけよう」と思ったそうです。彩衣はオマケです。(手元に画像データがあったのでね)

 こんな姿で彼女が待っていたら仕事なんか定時で切り上げて帰ってくるに決まってますよね。ちなみに最初はユカさんの髪の毛が両方とも肩から前に流れていたのですが、霧原が「髪を片方後ろに流して、肩のラインを見せてくれ!!」という謎のリテイクを出しました。ひのちゃん、その節は本当にありがとう……。(下がその、修正をお願いする前のイラストです)

←使いやすかった政宗さん。(69%)

 

 

エピソード6:結果②/君はずっと側にいた

挿絵が欲しい? 待つんじゃない、作るの。

 ……という謎の啓示があったかどうかは分かりませんが、どうしてもこの話に挿絵が欲しくなった霧原さん。

 「そうだ。霧原の手元には……素材がある!!」という謎のひらめきから、以前おがちゃぴんさんからもらった動画の画像を引っ張り出し、政宗の顔に細工をしました。本当は泣いてないんですよ、彼。

泣かせちゃった。(*ノω・*)テヘ

 笑顔のユカもいくつか候補素材があったのですが、その中でも特に満面の笑みで笑っている線画を選びました。そして大人ユカさんは先に紹介したものから切り取り、一部線を足したりして体裁を整えました。

 霧原には画像編集のセンスも技術もないので、これが限界なのですが……作ってよかったなぁと思うと同時に、こんだけ素材を提供してもらっていることに驚愕です。ありがたい。

 なお、さすがにおがちゃぴんさんへは事前に連絡をしたそうですよ。いつもスイマセン……。

 

 

エピソード6:結果②/君に会えて、本当に良かった。

泣いた話は必要ですか? 今更ですよね。

(´;ω;`)ブワッ

 

 

 

 恐らくこのシーンは、ユカと2人で床の上に座って、泣き崩れるユカを優しくなだめるところなんだろうな、と、思うんです。

 でも、霧原が挿絵にしたのはそれよりもう少し後、政宗がユカに感謝の気持ちを伝える所でした。もう、絶対こんな顔で言ってると思ったんですよ。とても穏やかで、優しくて、ユカのことを心から思ってる、そしてここまで時間がかかった自分に苦笑いしている……そんな顔で言ったんだなと直感で思ったんです。文字情報のみでキャラクターの顔をここまで的確に表現してもらえると、少しだけ自分の文章に自信が持てますよね。本当にありがたいです。

 そして、彼の腕の中で泣き崩れているユカがまた……本当に辛い中で1人で笑顔を見せ続けて、ようやく報われて良かったなぁと心から思うわけです。

 でも、この時の霧原さんは既にこのエピソードの先まで書き終えているわけで……2人がああなることを知った上で、このイラストを見ているわけです。

泣くに決まってるわよ。

 

 

……長すぎるって怒られたので、その②に続きます……なんてこった……。

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2017-07-18

【ネタバレしかないあとがき】エンコサイヨウ第3幕 過去の彼女を知らない彼女【文章編】

テーマ:霧原雑記

 オリジナル小説『エンコサイヨウ第3幕 過去の彼女を知らない彼女』は、7月17日20時、全てアップすることが出来ました。約1ヶ月間も続けてきた更新でした……追いかけてくださった皆様、本当にお疲れ様でした。

 特にエピローグは長すぎるので、少し落ち着いてから分割します。あんなの一気に読みたくない。(笑)

 と、いうわけで……この記事では、第3幕に関するネタバレと裏話と内省を語り倒したいと思います。

 なお、【文章編】と【イラスト編】があります。【イラスト編】は多分……超長くなります。

 

 

■そもそもの第3幕

 続編を書こうと決めたのが昨年末……今年の頭だったっけ。とにかくその辺です。

 実は、最初の『エンコサイヨウ』を書いた時点で、第2幕までの流れは決めていました。名杙兄妹をメインにして、心愛の学校生活を出す、というやつですな。

 で、それに続く第3幕をどうしようかと考えて……最初は、ユカを大きくするつもりはなかったんですよね。10年前の研修の話だけで終わるつもりでした。

 ただ、「ネタを出し惜しみしてはいけない」という謎のひらめきにより、「むしろこの序盤で19歳を出しておいた方が盛り上がるのでは?」と思ったらしい霧原さん。そして、ネタを妄想します。当初は、

 

 ・政宗を闇堕ちさせる。

 ・10年前の研修の話をする。

 ・ユカを元の大きさに戻して、記憶を消して政宗に依存させる。(もっとあざとい)

 ・ユカと政宗はなし崩し的に一線を越える。もう全てただれてる。

 ・伊達先生はユカを実験対象としか見ていないので、そんな彼女を汚した政宗を敵対視する。

 ・政宗は自分に愛情を注いでくれたユカに完全に心を奪われて、ケッカ(幼女)への恋心をなくす。

 ・しかし、ケッカ(幼女)は政宗を好きになって、恋愛のベクトルがひっくり返る。

 ・統治? なにそれ美味しいの?

 

ほとんど残ってないよ

というかどうしてしてこんな暗い構成で「いける!!」と思ったんでしょうね霧原さん。バカですかね。誰が『エンコサイヨウ』にこんなノリを求めているんでしょうね。

 

 正直この流れは5月くらいまで変わりませんでした。じゃあ、霧原に何があったのか。

 第2幕をほぼ書き終えて(終わってない)、第3幕を具体的に書き始めた時……政宗の扱いをどうするか考えていると、彼が脳内でこう言ったのです。

そうだコイツユカコンだった。

(大事なことなので2回書きました)

 ※ユカコン……ユカコンプレックスの略称。ユカが好きでちょっと痛いこともあるヘタレのことを指すことが多い。

 

 それを思い出した霧原さんは、もう、黒い要素をお掃除することにしました。

 やめだやめだ、『エンコサイヨウ』にドロドロはいらない!! 爽やかなラブコメをやろう!! よし政宗、お前死神な!!(爽やかとは)

 

 政宗の過去とか、過去から付随してきた死神設定とか、全部書きながら考えました。というか、10年前にユカと政宗が屋上で話をすることと、バレンタインに電話すること以外は、ほぼ全部書きながら考えました。何ですか『生命縁』の異常って。知ってたらもっと序盤から伏線張ってたよ。

 もう何が最初から脳内にあったのか分かりません。よく終わったね。違うな、だから終わらなかったんだよね。

 

 だから伊達先生との三角関係も諦めて、この人はとりあえず味方として、これからも胡散臭い人でいてもらおうと思います。多分ね、多分。霧原の気が変わらなければね。

 

 

■ユカ・政宗・統治

 さて、展開を白くするのは良い。しかし、第3幕はユカと政宗の物語だから、統治の影薄くなっちゃうなぁ……と、書く前は思ってました。

 

特にそんなことなかったです。

 

 むしろ出番が増えましたね。やはり10年前のエピソードを書いて、この3人は3人一緒じゃないだとダメだと本当に強く思ったんです。本当にこの、序盤のタイミングで一度しっかり書いてよかった。書かないと、霧原は統治に明確な役割を与えられないまま、今後の展開を考えなければならなくなっていたと思います。

 統治は第2幕に妹との確執は乗り越えましたが……ユカに異変が発生して、統治が一緒にいられなくなって(この辺はまだ、2人だけの話にしようとした名残がありますね)、さて、彼をどうするかと考えたのです。

 統治を『仙台支局』の電話番にすることは決めましたが……彼のことですから、きっと毎日通って様子を見るんだろうなと思ったら、あっという間にお母さんが出来あがりました。

 そして、何を思ってユカと政宗の関係を見守っているのかも、何となく分かりました。ちなみに統治が安直に2人の縁結びをしない(やれば出来る)のは、仮にそうやってくっついても当人同士が喜ばないと知っているからです。

 

 最初はバラバラだったこの3人は、いつの間にか、互いのためにすっごく頑張っていて……それに気付いたらもう、引き離すなんて考えられませんでした。終盤で政宗と一緒に悔しがっている時は、書いていて「ゴメン」と思いながら、統治の新たな一面を知ることが出来て超楽しかったです。(ヲイ)もっと19歳のユカと統治を絡ませたかったなぁ、とさえ思います。

 この3人は本当に書きやすいですし、ワンセットでいいんだなー、と、改めて感じました。

 

 

■福岡組、参戦!!

 そして今回、ようやく、ようやく、福岡側のスタッフを増やすことが出来ましたー!!

 今まではセレナしかいなかったので、本編にも登場させ辛く、ボイスドラマでもセリフが少なめでしたが、一誠と瑠璃子が増えたことで、より、物語に厚みを出すことが出来ると思っています。

 一誠と瑠璃子に関しては、第3幕を白くしようと思った時に考えたキャラクターです。瑠璃子をご飯担当にしようと思ったら、いつの間にか食いしん坊になっていました。あと、一誠はもっと暑苦しくてうっざいキャラにするつもりでしたが、随分まろやかになりましたね。コレくらいの塩梅でよかったと勝手に思ってます。声の担当も決まっているので、ボイスドラマが楽しみですなウヘヘ。

 この3人は第5幕で仙台に遊びに来ますので、来年の今頃は出番待ちしているかと思います。

 

 

■なして?

 何だか最近……心愛と華蓮の組み合わせが、妙に人気高い気がするんですけど……気のせいですかね。

 おがちゃぴんさんの短編漫画化投票で1位になるとは思いませんでした。というか主人公弱すぎ。霧原さんちょっと凹んだ。(笑)

 

 

 こうなったらスピンオフで2人の話を作ったほうがいいのかとさえ思います。

 でも、1分妄想して無理だったので……まだもうちょっとキャラを煮詰めてからにしますね。

 心愛と華蓮(蓮)に関しては、今後の進め方も何となーく決めていますが(あら珍しい)……さて、それを蓮主役回にもってくるために、これからせっせとフラグを立てなければいけないようですね。

 あっれ、統治と櫻子より先に当番回がくる気配ですよ……頑張ろうお兄様。

 

 

■全てはこのラストのために

 政宗の告白とかキスとか愛してるとか、それはただの通過点です。

 全てはこのラストのために、第3幕を書いておりました。

どうしてもここで、ユカの中に無理やり恋心を植え付けたかったんです!! そう、無理やり!!

 

 『エンコサイヨウ』を展開させていくにつれて、「ユカはどうして政宗のことを何とも思ってないのか」「今後も何とも思わないのか」「政宗は本当にヘタレだな」と尋ねられたり、言われることも増えてきて……その度に「待ってて、超待ってて、ちゃんと恋させるから(無理やり)」と思っていました。

 そう、無理やり。これはユカの中に発生したバグなんです。100%今の彼女の意志ではない思い。若干可哀想ですが、今後もことあるごとにユカさん(彼女はユカの中にある恋心の塊みたいなものですね)が内部干渉して、ユカはどうしてか政宗のことが気になって、気になるごとに気持ち悪くなったりします。可哀想に。

 

 常に好きなわけじゃないんです。普段はこれまで通り、「政宗はご飯をおごってくれる大切な仲間」という印象で接しているのですが、ここぞって時にかき乱されて、可哀想なことになると思います。なんかさっきから可哀想しか言ってない。

 前述の通り、最初は恋愛関係のベクトルがひっくり返る(政宗→ユカから、ユカ→政宗になる)つもりでしたが、今のところ変化はありません。これからも政宗の思いはユカに届きません。そして政宗もまさか、彼女の中で自分への恋心が浮き沈みしているなんて夢にも思ってもいません。気付けヘタレ。

 

 『エンコサイヨウ』を終わらせるつもりならば、消えたユカの恋心を戻して政宗とくっついてハッピーエンド……なのです。そのため、消されたユカの恋心が戻ってくるまでは、『エンコサイヨウ』は続くんだと思ってください。

 

 

■おうたのはなし

 第3幕を書くにあたって、特に集中して聞いていた楽曲が、いくつかあります。以下、敬称略です。

 

【10年前を書く時】

STAND UP!(水樹奈々)

 アルバム『NEOGENE CREATION』の中の曲。なんだか凄く突き刺さった。歌詞の「僕らはいつまでも 子供の頃から夢見ていた 「理想の大人」になれる日を 未だに追いかけてる」というところが特に好きらしい。

Go EXCEED!!(Tom-H@ck Feat. 大石昌良)

 アニメ『ダイヤのA』最初のオープニング曲。政宗が2人を無理やり(笑)引っ張ってるイメージ。なんかもう全体的に歌詞が前向きで好き。多分、政宗があそこまで明るくなったのはこの曲の影響です。

In the Morning(Mrs. GREEN APPLE)

 1つだけ再生回数がおかしい。(笑)第2幕の動画で使ってもらったことで出会い、第3幕の核になった1曲。政宗の夜が明けるまでを書いたのが第3幕でした。なかなか明けてくれなかったよ……。

 

【ラブコメを書く時】

恋音と雨空(AAA)

 好きだよと伝えればいいのにと思いながら書いてました。雨ばっかり降っていたのでピッタリでした。

こいのうた(戸松遥)

 すごく可愛い曲なんですけど、ユカの恋心を書く時はコレだと何故か決めていました。

Pinkie(BUMP OF CHICKEN)

 これも再生回数がおかしい。最初の動画で使われたときから、虎視眈々と狙っていました。

絶対的幸福論(水樹奈々)

 アルバム『NEOGENE CREATION』の中の曲。終盤あれだけラブストーリーになったのはこの曲のせい。

 

 

■おわります

 さて。恐らくコレ以上の長さになるであろう【イラスト編】もありますので、【文章編】はそろそろこの辺で。

 第3幕を書き終えることが出来て、正直ホッとしております。

 ギリギリまで手を加えていた第3幕は、霧原としても地味に好きで……特に終盤のユカと政宗の関係が進展していくところは、書いていて何度も泣きそうになっておりました。だって引き離すって知ってるから!!

 久しぶりにここまでどっぷりキャラクターと向き合って物語を書いた、という達成感があります。政宗には随分と苦労をかけましたが、少しはカッコよくなれたんじゃないかな。どうでしょうか。ヘタレなことは相変わらずなんですけどね。

 今回は文章を書きすぎた反動なのか、日々素晴らしいイラストをもらい続けた影響なのか、「イラスト描きたいイラスト描きたい」と無性に思って、好きなように描いております。お目汚しスイマセン……そろそろ餅は餅屋に戻りますね。

 

 では最後に、『エンコサイヨウ』に関する今後の予定なんぞを。なお、予定は未定です。

 

【2017年】

・ボイスドラマ『隙間語』、『季節語』、順次公開。

 とりあえず8月の頭に、仙台七夕まつりに関する『季節語』をアップします。以降は編集が終わり次第あげていきます。

 

※きっとスピンオフ的な二次創作も公開されるはず。

※誕生日にはこれまで通り、何かしらやっていきます。

 

【2018年】

・6月~7月にかけて『第4幕:里穂仁義当番回・石巻編』を公開したい。

・7月~8月にかけて『第5幕:七夕まつりでラブコメ!?的なもの』を公開したい。

・8月~9月にかけて『第6幕:蓮がメインの何か』を公開したい。

・随時、ボイスドラマやりたい。

 

来年は3本くらい本編を進めたいですね。

無理だったらスイマセン。とりあえず書いておこう!!

 

 多分、今回の第3幕ほど長くはならないと思いますので(フラグかな)……ぼちぼち準備を始めて、来年の今頃に慌てなくていいようにしておきたいものです。大丈夫、第3幕を一ヶ月で書けた霧原なら大丈夫!!(フラグ)

 

 今後も『エンコサイヨウ』はジワジワと続けていきますので、お時間があるときで構いません。また、彼らに会いに来てやってくださいませ。

 ここまでのお付き合い、本当にありがとうございました!!

 

 

 

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2017-07-12

エピソード6:結果

テーマ:小説案内

 

 現在、日々更新しておりますオリジナル小説『エンコサイヨウ第3幕 過去の彼女を知らない彼女』は、本日更新分より、ラストエピソードに突入します。

 イラスト可愛いですよね……2人の視線はちっとも交わっていませんけど。政宗、おい政宗。(笑)

 ラスト、といっても、いつもの4本+追加+エピローグ、という構成なので、あと1週間近くは続くんですけどね……でも、ようやくここまできたので、ちょっと感慨深くなりました。

 サブタイトルは『結果』。これをどう読み、どう解釈するのかは……皆さんにお任せします。

 

 今回のエピソードは、キャラクターの過去がメインということもあり、『エンコサイヨウ』における重要な要素・震災関連のことは、ほとんど取り扱っておりません。

 でも、こうしてキャラクターをじっくり掘り下げてみて……ユカが、統治が、そして政宗が、どんな思いでこの作品世界を生きているのか、何を感じてつながっているのかを、しっかり見据えることが出来ました。

 東日本大震災では、『絆』という言葉がよく取りだたされております。人と人との繋がり、それを考えたのが、今回の第3幕だったように感じています。

 

 今回は特に、人が人を好きになる瞬間を書くこともあったので……その理由などを、霧原なりに考えました。

 

 政宗はどうして、10年も彼女のことが好きなのか。

 ユカはどうして、政宗のことを何とも思っていないのか。

 ユカ、政宗、統治――この3人はどうして、こんなに絆が強いのか。

 

 この全てに、ある程度明確な答えを提示することが出来たと思っています。

 きっと、これ以上のものは書けない。そう思っています。頑張った。

 これだけガッツリ恋愛エピソードを書いたのは久しぶりだぞ、というくらい絞り出しました。霧原も結婚して出産までしたので、多少のことは恥ずかしげもなく書けるようになりましたが……そんな霧原でもちょっと躊躇ったぞ!!(笑)

 今回は、「人を好きになること」を霧原なりに考えました。真面目に考えました。そして……その答えを政宗に託しました。彼の決断を見守ってやってください。

 

 第3幕まで書いたおかげで、霧原は改めて、この作品が大好きになりました。タイトルもようやく「変えなくても……いいかな」と思えるようになってきました。

 メインの3人は、最後まで真っ直ぐに歩かせたつもりです。

 これまでと明らかに毛色が違うかと思いますが(笑)……まぁ、そもそも前半戦から色々異色だったので、今更だと思ってお付き合いください。

 当然ですが、日々20時更新です!! 挿絵もあったりなかったりします!! どうぞ、よろしくお願いいたします。

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。