これは、大体10年前からの記録(汗)であり、霧原菜穂の記憶です。
オンライン物書きを自称する割に、読み物として面白い日記というわけではありませんが……小説を含めて更新していこうと思っていますので、どうぞどうぞ、時間の許す限り、肩の力を抜いて、お楽しみくださいませ。


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2017-02-16

ラジオ企画『名杙家公認☆東日本良縁協会仙台支局臨時放送局』

テーマ:霧原雑記
【前日譚(妄想)】
 
 2月中旬、平日の昼間。名杙家からの呼び出しから『仙台支局』に戻ってきた統治が、事務作業をしているユカの机に、無言でクリアファイルを置いた。
「……は? ラジオ企画?」
 ファイル内、一番上にある紙に記載されている『ウェブラジオ企画(仮)』という文字に、ユカは作業の手を止め、首をかしげる。
 そして、隣に突っ立っている統治を見上げ、再度、首をかしげた。
「なんコレ。名杙家は遂に、地元ラジオ局を買収するつもりなん?」
「そうじゃない。先日、作者主導によるボイスドラマの収録があっただろう。そのドラマを更に広く宣伝するために、ラジオ番組を作りたいらしい」
 刹那、ユカは表情を曇らせ、どこか遠くを見つめる。
「あー……あのヒッドイやつやね……華さんに会えるかもっていうエサで釣られて引っ張り出された桂樹さんが1週間引きこもったでお馴染みの……」
「そうだ。そのボイスドラマを更に広げるべく、次はインターネットラジオを作成して欲しい、という依頼があった。ついては、山本には俺と共に、パーソナリティをお願いしたい」
 淡々と説明する統治に、ユカは椅子に座ったまま、眉をひそめる。
「依頼……名杙家が作るのに、あたしが出しゃばってよかと? それにパーソナリティなら、心愛ちゃんとか里穂ちゃんとかの方が適任やん」
「心愛も里穂も3月は学校が忙しく、打ち合わせや収録など、まとまった時間をとることが出来ない」
「じゃあ、政宗は? 営業トークは得意やけんが、ラジオもいけるっちゃなかと?」
「佐藤は……年度末のデスマーチで心身ともに疲労困憊だ。これ以上負担を強いるわけにはいかない」
 そう言って、今は主のいない机を見つめる統治。人員移動や人員整理が必要になる年度末、企業関係の顧客を多く持つ『仙台支局』(の、政宗)は、日々、関係各所との折衝や交渉に大忙しなのが現状だ。
 なお、ユカは基本的に『遺痕』対応なので、忙しさに変化はない。むしろ、新生活が始まって少し落ち着いた5~6月に、忙しくなることが多い。
 そう考えると、統治も政宗のフォローで忙しいことに変わりはないのだが……やはり、自分の実家が言い出した手前、一抜けするわけにもいかないのだろう。
「消去法で、あたししか残らんわけやね……ま、コレばっかりはしょうがないか。一応作品の主役やけんが、こういう役割も甘んじて受けれんと……今後の展開に支障をきたすかもしれんね」
「忙しい時にすまない。ただ、俺たち2人ではトークに不安が残るのは事実だ。そこで……」
 
「――ハイハイ、私の出番、ってわけ」
「分町ママ!?」
 
 刹那、頭上から聞こえる明るい声に、見上げたユカは驚きの声をあげる。
 スススとユカの目線の高さまで降りてきた分町ママは、中身(白ワイン)が半分のワイングラスを片手に、口元にニヤリと笑みを浮かべた。
「喋りなら任せて頂戴。一応コレでも、夜のお店のママとかやってたんだから」
 やたら自信満々の彼女に、ユカは素朴な疑問をぶつける。
「分町ママ……ラジオ、やったことあると?」
 疑問をぶつけられた分町ママは白ワインを一口流し込み、何かを思い出そうとして明後日の方向を見つめた。
「うーん、確か……地元AM局のお店紹介、的な、ううん、コミュニティFMだったかしら……とにかくそれっぽーいコーナーに、確か電話で出演したことが、あるような……ないような……どっちだったかしらね」
「うろ覚えにも程があるっちゃけど……まぁ、『(親)痕』だからしょうがないか。じゃあ、あたしと統治、分町ママの3人でやるってこと?」
 現状をまとめたユカのコメントに、統治がコクリと首肯する。
「そういうことだ。改めて打ち合わせの場を設けるが……よろしく頼む」
 
 かくして……名杙家公認によるウェブラジオ企画は、メンバーを揃えて無事に動き出したのであった。
 
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
 
……というやり取りがあったかどうかは分かりませんが。
なんと、なんとなんと!!
 
ボイスドラマ『エンコサイヨウ』のキャスト有志によるウェブラジオ企画が動き出しております!!
ドンドンパフパフ!!(@´з`@)ノ゙
 
分町ママ役の望月さんから初めて話を聞いた時は、「彼女は何を言っているんだろう」と思いましたが、瞬時に気持ちは切り替わり、「ハイハイ、霧原、ゴリゴリ首を突っ込みます!!」と、迷惑千万な関わり方をさせてもらっています。ありがたいことです。
 
では、下記に、現状で決まっていることをまとめますので……皆様、遠慮せず参加してやってください!!
 
【パーソナリティ】
望月ゆうやさん(分町ママ役)
→みんなのママこと分町ママ役の望月さん、霧原との付き合いも長いし、ママだし、きっと番組全体もいい感じにまとめてくれるよね!! だってママ(役)だもの!!
 作品のこともこのラジオのことも、ちゃんと真剣に考えてもらえて嬉しいです。宜しくお願いします!!

おがちゃぴんさん(山本結果役)
→彼女が出ないでどうするんだ、キャラの見た目的にも最年少の座長は、年長者2人にどう対応するのでしょうか。年長者の暴走に困ったら、「せからしか(怒)」で一刀両断にしてください。
 方言じゃない喋りを聞くのが新鮮という面白い現象が発生すると思います。宜しくお願いします!!

ジョン・ドウさん(名杙統治役)
→実は面白お兄さんで方言キャラ(キャラ?)のジョンさん、両手に花という羨ましい立場をどう活かすのでしょうか……むしろジョンさんが第三の女性になる可能性も微レ存?(ありません)
 脱線しそうになった時に軌道修正してくれるブレーキ役かなーと思ってます。宜しくお願いします!! 
 
 
【お便りについて】
 
内容は、ボイスドラマ(今回の『隙間語』や『季節語』、前回の『縁故採用四重奏』)への感想や、役者さんへの疑問・質問などなど。作品に関すること(政宗はどうしてヘタレなんですか、等)は、霧原が回答を用意する可能性もありますので、とりあえず疑問を送るだけ送ってみましょう!! 特に感想は凄まじく嬉しいので、出し惜しみせず、恥ずかしがらずに送ってくださいませ!!
 
なお、TwitterIDをお持ちでない方は……霧原のサイト内にある『隙間語/季節語』の紹介ページをご確認ください。ちょっとした救済措置をご提案しております。
また、頂いたご意見やご質問などは、時間の都合上、全てを紹介出来ない(抜粋してご紹介する)可能性もあります。しかし、当然ながら霧原を含むスタッフは全てに目を通して幸せな気分になりますので、分量とか体裁とか細かいことは気にせず、まずは送りましょう、話はそれからです!!
 
締切は、2017年2月28日です。
 
 
【今後の予定】
~2月28日:お便り受付
3月中旬頃:ラジオ本編公開
※公開方法は確定していませんが、他のドラマと同様に、TMBOX等での公開になるかと思います。
※現時点での予定です。変更になる可能性もあります。
※進捗状況などは、霧原や各パーソナリティのTwitter等で随時呟いていくかと思います。
 
 
【ちょこっと真面目な話】
2017年3月で、東日本大震災からまる6年となります。
そして、今年の3月11日に、霧原はボイスドラマの「ホワイトデー編」で、華がメインの物語を公開する予定です。
『エンコサイヨウ』は、東日本大震災で霧原が経験したこと、感じたことを本文中にいくつも落とし込んでおり、華はその象徴のような存在の1人です。(もう1人は蓮です)
そして、そんな3月に、『エンコサイヨウ』がキャストさん達の手で、新たな試みに挑もうとしています。全て偶然が重なったことなのですが……霧原はやはり、偶然という一言では片付けられない、何か不思議な引力を感じています。
 
小説家になろうで公開している『エンコサイヨウ』ですが、公開当初は本当に反応がない作品でした。連日毎日更新しても、なろう内のブックマークや評価が増えることも特になく(むしろ、今になって増えました・笑)、久しぶりに書き上げた達成感はありましたが、何も返ってこないことに、一抹の寂しさを感じていたことは事実です。
 
そんな中、(今はなき)『こえ部』で『音声CM企画』を実施して、予想以上に多くの反応がありました。
そこで今、ユカをお任せしているおがちゃぴんさんと出会うことが出来ました。
その後、サイト16周年企画としてちゃんとキャラクターに声をつけたいと思った時、政宗役をお任せしている水樹さんと再会することが出来ました。
『リジカル』も大概作品力が強いと思っていますが、『エンコサイヨウ』も負けてはいません。統治・心愛・里穂のキャスト募集で今のキャストさんが集まり、うっかり伊達先生や蓮(華蓮)にも声がついて……今年に入って、更に可能性が広がっています。
 
何が言いたいかといえば。
こうして、今回のように霧原が主催にならなくても、この作品を好きだと言ってくれる人が集まってくれていることが、本当に嬉しいんです。
おがちゃぴんさんや狛原さんのイラスト、望月さんや水成さんの小説、ジョンさんの小説+サウンドドラマ……全てに力をもらっています。そして更に、霧原の妄想力を刺激する新たな可能性に出会えることが、本当に嬉しいです。
きっと素敵な企画になると思います。霧原は協力を一切惜しみませんし、同時にボイスドラマの続きも公開していきますので、一緒に盛り上げていければと思います。
少しでも興味をもって、ここまで読んでいただいた皆様……是非、その声を直接、私たちにぶつけてください。どうぞ、宜しくお願い致します!!
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2017-02-15

【お蔵入り?】バレンタインの夜に政宗とユカが一緒に寝て朝を迎えるまでの話【リミッターなどない】

テーマ:創作物語
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2017-02-14

【投票1位記念】有坂椎葉のそこそこ幸せな1日【バレンタイン小話】

テーマ:創作物語
 何となく始めた投票で、きっちり下克上を達成した男・有坂椎葉。
 こんなに求められているなら……やりましょう、ええやりましょうやってやりましょう!!
 と、いうわけで外伝です、始まります!!
 
★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。
 
「椎葉、大変申し訳無いっすけど……今日の放課後、俺の代わりに各高校を回ってきて欲しいっす」
 2月14日、世間ではバレンタインデーと呼ばれている日の昼休み。
 教室で昼食を食べ終わった俺――有坂椎葉を尋ねてきた佐藤慎吾が、単刀直入に用件を口にした。
 しかし、そんなことをいきなり、しかも満腹感と幸福感に満ち溢れた……要するに腑抜けな状態の俺に言われても、さっぱり意味がわからない。俺は椅子に座ったまま奴を見上げ、訝しげな表情で口を尖らせる。
「各高校を、回る……?」
「そうっすよ椎葉、今日は月一恒例の『久那市広域交換日記』の回収日っす」
「あー……」
 そう言われて思い出した。『久那市広域交換日記』とは、特定の誰かと甲斐甲斐しく日頃のエピソードを共有しているわけでは勿論なく、俺たち『灰猫』と、各高校――久那工業、久那商業、久那高校、星霜学園――の生徒会による、現状報告とデータ交換の日だ。
 とはいえ、報告内容は既に印刷されているので、月に一度(大体15日前後)、『灰猫』でも『親猫』と言われている人物――俺、慎吾、司の誰か――が各高校の生徒会を直接尋ね、コチラの情報を渡すと同時に、各高校の現状が記載されているペーパー(もしくはUSBメモリ等のデータ)を受け取る、という取り組みを実施していた。
 勿論、メールでやり取りをすることは可能だけれど、やはり定期的に訪問することで問題点が見えたりすることもある。それに、信頼関係もより強固になると思っているので、3人が持ち回りで各高校を訪問していた。
 そして、今月は慎吾の担当だったはずだ。俺、先月頑張ったし。
 俺は慎吾にジト目を向け、ため息を混ぜて尋ねる。
「慎吾、今月の担当はお前だろ? 俺、今日は夕方から用事があるんですけど―?」
「夕方からなら余裕で間に合うっすよ。いやー、俺、追試に引っかかった挙句、担任との二者面談も終わって無くて……さっさと進路を決めろって言われてるっすけどねー」
 高校2年の2月、特に焦る様子のない慎吾があっけらかんとそう言うと、制服のズボンのポケットに右手を突っ込んで、ゴソゴソと何かを探している。そして……。
「とりあえず……今はコレで勘弁して欲しいっす。全部終わったら、改めて埋め合わせするから、頼むっすよー」
 そう言って慎吾が俺の机の上に転がしたのは、チロ●チョコ3個。しかも形がいびつという残念はおまけ付き。
「ゲゲッ……これ、いつから入れてたんだよ!?」
「椎葉のためにしっかり熟成させておいたっすよ。それに……今日はバレンタイン、星霜学園の会長さんは、去年、ちゃんとチョコレートを用意しておいてくれていたらしいっす」
 刹那、俺の耳がピクリと反応した。
 星霜学園のお嬢様が用意するチョコレート……気にならないわけがない!!
「……マジで?」
「マジっす。ちなみに去年は某高級ブランドのやつだったとか」
「フッ……しょうがねぇな慎吾、今日は俺が代わりに回ってやんよ!!」
 
 かくして。
 本日の俺の放課後は、各高校を巡回する旅となったのである。
 
 
①久那商業
「……今月、椎葉だったの?」
 放課後、午後4時30分過ぎ。久那商業の生徒会室に入ってきた俺を、ノートパソコンで作業をしていた司が怪訝そうな表情で見つめる。
 部屋の中には彼女1人だけ。足元にパネルヒーターとひざ掛けをして寒さ対策を講じている彼女は、パソコンの脇に可愛い紙袋とマグボトルを備えて、何やら作業に勤しんでいた。
 俺はチラチラと紙袋に視線を向けつつ、同時に周囲を確認する。
「ちょっと色々あったんだよ……って、司1人? 牧会長は?」
 通常、必要書類は各高校の生徒会長から受け取るのが通例になっていた。人の良い笑顔の牧会長の姿は、この部屋のどこにも見あたらない。
 そんな牧会長とは正反対、再び視線をモニターに戻した司は、カタカタと小気味良い音でキーボードを叩きながら、事情を説明してくれる。
「……今日は面談が終わってから顔を出すって聞いているけど、もうしばらく、時間がかかると思う。書類なら用意出来てるから、持っていっていいわよ」
 そう言って、自分の横に置いてあるA4サイズの封筒に目線を向ける。どうやら立ち上がって手渡そうというつもりはないらしい。
 しょうがないので俺から近づき、彼女の脇にある封筒を手に取った。それを手持ちのトートバックに滑り込ませつつ、持参した『久那商業用』の書類を置く。
「ここに置いておくからな。牧会長に渡しておいてくれ」
「……分かってる。じゃ、頑張って」
 ハイ、俺の任務終了。
「いやいや、『じゃ、頑張って。』じゃなくて……司、俺に何か渡すものはないわけ?」
 刹那、司が眼鏡越しでもよく分かる、それはもう冷めた視線を向ける。
「……逆にどうしてあると思っているのかを聞きたいんだけど」
「いやいや、その袋ですよ司さん、その、これみよがしに置いてある、可愛いか・み・ぶ・く・ろ!! どう考えてもそれ、バレンタイン用のチョコレートだろ!?」
 俺の真っ当な指摘に、彼女は視線を例の紙袋へ落とし……「ああ」と、納得する。
「……バレンタイン用のチョコレートであることは認めるけど、これは私が貰ったものだから」
 刹那、俺の中で衝撃が走った!! あ、あの司が……!? 人間関係・イズ・ビジネスライクでお馴染みの彼女が、こんな、いかにもな可愛いチョコレートを貰っただと!? 俺や慎吾にだって、義理(300円以下)でしかくれたことがないのに!?
「司が!? だ、誰に……!?」
 驚愕で目を見開く俺に、ニヤリと口元に笑みを浮かべた彼女が、更なる追い打ちをかける。
「……綾小路さんと東原さん。ちなみに樋口さんや稲月さんとは、週末の『会合』で交換予定」
「マジでー!? っていうかどうして司が絢芽ちゃんからチョコもらってんだよー!!」
「友達だから」
 間髪入れずに断言され、俺は押し黙るしかない。
 どこからともなく押し寄せる敗北感。でも、それとは別に……。
「司……変わったな」
 まさか、彼女の口から「友達」なんて言葉が出てくるとは。
「……自分でもそう思う。でも、良かった」
 俺とは目を合わせずに、画面を見つめながら呟いた彼女の言葉に、心が少し、暖かくなったような気がした。
 
「……あ、椎葉、これでよければ」
 生徒会室を出ようとした俺の背中へ、立ち上がった司が何かを放り投げる。
「おぉっと!? って、コレ……」
 放物線を描いて飛んできた、小さな何か。振り返った俺はそれを慌ててキャッチして……手の中にあるそれに、苦笑いを浮かべるしかない。
「食べ物を投げるなよ、行儀が悪いぞ」
 手の中に転がるのは、慎吾と同じ味のチロルチ●コ1つ。まだ原型をとどめているだけマシかもしれない。
 ひと仕事終えた彼女が、スカートを整えて再び椅子に座る。そんな、いつも通りマイペースな彼女に溜息をつきつつ、俺は久那商業を後にするのだった。
 
 
②久那高校
「こっちは野郎しかいないのかよ!!」
「文句があるならさっさと次へ行ってくれ。書類はそこにある」
「アゴで示すんじゃなくて手渡して!? 生徒会長なら愛想よく手渡してくれよ!!」
 次なる目的地は、久那高校生徒会室。コチラも1人でパソコン作業をしていた悠樹が、心底迷惑そうな表情で、彼から少し離れた教卓にある封筒をアゴでしゃくったのだ。
 普段は男女比1対1で楽しく騒がしい久那高校生徒会室も、この場にいるのか堅物生徒会長のみとなると……それはもう静かなものである。俺的には居心地悪いし不本意だけど。
「っていうか悠樹、香澄ちゃんは? 稲月ちゃんは?」
「稲月と皆瀬はインフルエンザで学校を休んでいる。樋口は、樋口は……確か、今日はバレー部の助っ人だ、多分きっと」
「多分って何だよ多分って」
「ここ最近、校内でもインフルエンザが流行していて欠席者が多いんだ。運動神経が良くて特定の部活に所属していない樋口は、日々、何らかの部活に引っ張られて大活躍だぞ」
「はー……アクティブだねー香澄ちゃん。悠樹、寂しいんじゃねぇの?」
 俺がこれみよがしにニヤついた視線を向けるが、悠樹は視線を上げることもなく、画面を見つめて操作を続けながら返答した。
「事務作業が捗って助かる。卒業式の準備も本格的に始まるし、新入生のオリエンテーションについても考えないといけないからな」
「そ、ソウデスカ……じゃ、じゃあ、香澄ちゃんからチョコもらえなくて寂しいんじゃねぇの?」
「あ、俺はもらったぞ」
 刹那、予想外の切り返しに、俺は持っていた書類を取り落としそうになってしまう。
「マジでー!? じゃあ、俺は!? 俺のは!?」
「知らん。本人に聞いてくれ」
 素っ気ない返事の悠樹であるが、その足元に置いてあるカバンの近くには……むむ、可愛いチョコ(だと思われるもの)の袋が、1、2、3、4……数えるのやめよう、圧倒的敗北感しか感じられない!! チクショウ共学校!!
 しかし、まぁ……。
「……仲いいじゃん、香澄ちゃんと」
 わざと煽るように言ったつもりだったのだが、すっかり耐性のついている悠樹は、にべもなく返答する。
「そりゃあ、同じ学校の先輩後輩、兼、運命共同体だからな。あと、俺は華奈のついでだ。あ……」
 呟きつつ何かを思い出した悠樹が、足元のカバンを持ち上げ、中をゴソゴソと探す。そして……心なしか顔を引きつらせつつ、嫌そうに、何かを取り出した。
「有坂、妹から渡してくれと頼まれたものがあるんだが……いるか? いや、いらないよな、いらないに決まってるな、小学生の女の子からのチョコレートなんか、いらないなっ☆」
「いやいやいりますよくださいよお兄ちゃん!! コラ、爽やかな笑顔でカバンに戻そうとするんじゃありません!!」
 慌てて悠樹に近づいた俺は、汚いチカラでカバンに戻ろうとする可愛い袋をもぎ取った。
 こ、コレが……有坂椎葉、今年初めてのバレンタインチョコレート!!(さっきのチロル●ョコ? ノーカンノーカン!!)
 半透明の小さな袋の中に、キャンディータイプのカラフルなチョコレートが3~4個入っている。袋をしばっているところには、ご丁寧にメッセージカードが……。
 
『しいばくん、ちょこがもらえないとかわいそうだから、あげるねっ♡』
 
 小学生に同情された(しかも、現状を鮮やかに見抜かれている)俺に、悠樹は黙ってポケットからチ●ルチョコを差し出す。
「だからどうして持ってるんだよお前ら!!」
 
 
③星霜学園
「ごきげんよう有坂さん、わざわざご足労いただき、ありがとうございます」
 星霜学園の敷地内へ入る場合は、門のところで受付的な手続きをしなければならない。
 どんな目的で、誰に会いに来たのか……それらを記載して、内線で職員の許可を取る。認められなければ足を踏み入れることは許されない。
 今日の俺は、目の前にいる綾小路会長に会いに来た、と、伝えているので……既に連絡が入っているのだろう。いつも通り、どの高校よりも厳かな空間で1人、最初から俺を歓迎してくれている彼女は、部屋に入って来た俺を椅子に座るよう促して、執務用の机に置いてある封筒と紙袋を手に取り、近づいてくる。
「これが今回の書類ですわ。あと……これは、つまらないものですが」
 そう言って手渡された、ゴデバ的な某有名ブランドの小さな紙袋に、心躍らない男子高校生がいるだろうか!?(いや、いない) しかもそれなりに重たい!!
 俺は自分でも卑しいと思いつつ、「わざわざありがとうございます」と、中身を確認するよう上から覗き込み……。
「……あの、綾小路会長」
「どうかなさいましたか?」
「この……超有名ブランドの袋に入っているチロルチ●コ、どうしたんですか? わ、わざわざ買ったんですか……?」
 両手にのせる大きさの紙袋にギッシリ詰まっていたのは、大量のチロルチ●コだった。
 何とか顔を引きつらせないように気をつけつつ(いや、実際引きつっていたかもしれないが)尋ねる俺に、彼女は何かを思い出しながら、それはもう楽しそうに、理由を説明してくれる。
「お恥ずかしい話なのですが、私……この歳にもなって、こんなにバラエティ豊かでリーズナブルなチョコレートがあることを知らなかったんです。この間初めて、東原さんや山岸さんと一緒に、コンビニエンスストアというお店へ入りまして……そこで買ったんですの!!」
「……」
「その際、山岸さんへ、いつもお世話になっている有坂さんと佐藤さんへのバレンタインの贈り物を相談してみたんです。そうしたら、このチョコレートがお好きだと伺ったもので……違いましたか?」
 刹那、彼女の顔が少しだけ暗くなった。俺は慌てて普段の表情を取り戻し、改めて中を覗き込む。
「いっ、いえいえ、これだけあれば、慎吾と分けても十分楽しめます!! わざわざ気を遣っていただいて、ありがとうございました」
 こう言って頭を下げる俺に、綾小路会長はキョトンとした表情でこう言う。
「あら、それは有坂さんの分ですわ。佐藤さんの分は……コチラです」
 
 数分後。
 本来ならば書類を貰って書類を渡すだけなので、荷物の重さはそうそう変わらないはずなのに……俺のトートバックはずっしり重くなっていたのだった。
 
 
④干渉者と監督者
 そんな『灰猫』としての仕事も無事に終わった、午後6時45分過ぎ。
 俺は本来の用事を済ませるべく、日が落ちた河川敷にいた。
 さて、バレンタインの〆にふさわしい今日のメンバーは……。
「ごきげんよう、有坂さん」
「あ、椎葉。お疲れさまー」
 それぞれ制服姿の絢芽ちゃんと香澄ちゃんが、最後に合流した俺に視線を向けたり、手をあげたり、それぞれのリアクションを見せてくれる。
 そして……。
「みなさん、お揃いですね」
 どこからともなく現れた雛ちゃんが、全員の顔を確認して、笑顔で開幕を告げた。
「では皆さん、『境界』を設定しますので……今日もサクッと、よろしくお願いしますね」
 
 ――刹那、世界が入れ替わる。
 そして、
 
「――『颯』!!」
「――『雫』」
 
 目の前の2人が戦闘態勢をとった瞬間……今まで何の気配もなかった河川敷の一角に、黒いモヤが集まり、ぼんやりと人型を成していく。そして……。
 
《……コ……チョコの、にお、い、が、がががっ!!》
 
 地鳴りのような低い声が響いた次の瞬間、瞬時に明確な殺気を纏ったモヤの塊が、凄まじいスピードでこちらへ向かって走ってきた。
 しかし、自分たちへ向かってくることを想定していた香澄ちゃんは、冷静に相手を見据え、『颯』を振り上げる!!
 
「――踊れ・颯!!」
 
 剣を通じて放たれた風の渦は、向かってきたモヤをあっという間に霧散したものの……モヤはすぐに定位置へと戻った。
「うぁっ!? 風が効かないー!!」
「――散れ・雫!!」
 ならばと絢芽ちゃんが間髪入れずに術を放つが、モヤは自分の体(?)を四散させることで華麗に回避。目の前の女性二人に迫っていく!!
 フッフッフ、今こそ後ろで控えている俺の出番だぜ!!
 
「――『壇』!!」
 
 俺は右手に相棒を呼び出すと、向かってくるモヤの塊を真っ直ぐに見据えて――
 
「――唸れ・壇!!」
 
 次の瞬間、2人の数メートル前の地面が急激に盛り上がり、高い壁としてモヤの前に立ちはだかる!!
「ふふーん、どうだ……って、ゲゲッ、マジかよ……」
 しかし……モヤは気体である。俺がドヤ顔で胸を張ったのもつかの間、黒いモヤはラクラクと壁をすり抜け、俺たち3人の前に改めてその姿を表した。
 先程より確実に人型を成しているモヤは、その圧倒的意味不明感で俺たちを圧倒しつつ……特に攻撃するわけではなく、ただ、何かにすがるようにその手(?)をコチラへ伸ばす。
 
《……コ、チョコ、チョコを……よごぜええええ!!》
 
 そしてまた、思わず耳を覆いたく鳴るような雑音を響かせるのだ。
「チョコ!? い、今は誰もチョコなんか持ってないわよ!! 絢芽、何か持ってる?」
 狼狽した香澄ちゃんが隣の絢芽ちゃんを見るが、彼女は冷静に首を横に振り、
「本日頂いたものに関しては、離れた場所に置いてありますわ。というか、荷物は雛菊さんに預けてありますので、この場にはないはずです」
「だよね、あたしもそうなんだけど……ってことは……」
 次の瞬間、女性陣の目線が俺に向けられ……哀れみを持ってそらされる。
「……いや、椎葉は貰ってないよね、ゴメン」
「よろしければ、後で私のをおすそ分けしましょうか……?」
「ちょーっと待ってよ2人とも!! 俺だってもらったチョコレートは、自分の荷物と一緒に置いて…………あ。」
 あまりにもヒドイ反応に、慌てて弁明をする俺だったが……とあることを思い出し、剣を握っていない左手で、学ランのポケットをまさぐった。
 中から出てきたのは……チ●ルチョコ、計5つ。そういえば、今日はなにかとコレをもらう日だった……綾小路先輩のインパクトが強すぎて、すっかり忘れていたけれど。
 しかも最初に目についたのは、昼休みに慎吾からもらった熟成済みのもの。本来真四角であるはずのチョコレートが、すっかり丸くなっている。
 ……アイツ、どれだけ温めてたんだよ……。
 
 ……お?
 
「香澄ちゃん、絢芽ちゃん!!」
 俺は慎吾が熟成していたチロルチョコを1つずつ、2人に手渡してから。
 脳内で思いついた、ちょっとした作戦の遂行を提案するのだ。
「とりあえず……俺の作戦、付き合ってくれる?」
 
 そして。
 
「――ほらっ!! あんたが欲しがってるチョコレート、あたし達なら持ってるんですけど!!」
 香澄ちゃんのよく通る声が響き、彼女が差し出した左手には、俺が渡したチロルチョコが3つ。
 同時に絢芽ちゃんも左手を突き出し、俺が渡したチョコレートが2つ、ちょこんとのっている様子を見せつける。
 
《……こ、チョコ……俺に全部よごぜえええええ!!》
 
 これまでモヤだったものが瞬時に実体化し、下半身を使って全力で大地を蹴り、2人の手にあるチョコレートを奪い取ろうと、叫びながら上半身を伸ばした。
 
 ……よし!!
 
「――悪いけど、それ、全部俺がもらったチョコなんだよね!!」
 
 刹那、奴の背後に回り込んでいた俺が、実体化したモヤ(だったもの)に大きく剣を振り上げて――
 
「――撼天動地(かんてんどうち)!!」
 
 振り下ろした『壇』から解き放たれたチカラは、モヤ(だったもの)を背中から真っ二つに切り裂いて……あの汚い声で断末魔の叫びを残すことも無く、消える。
 世界に……時間相応の静寂が戻ってきた。
 
「椎葉、今日は凄かったね……まさか本当に実体化するとは思わなかったよ」
 虚空に『颯』を放り投げた香澄ちゃんが、俺をマジマジと見つめて呟く。
 そう、あのモヤは気体だった。でも、『走って』コチラに近づいてきたんだ。浮かんだり、飛んだりしたわけではない。それはきっと、足元だけを己の意思で実体化していたから。
 だったら……目の前に目当てのものがあれば、何が何でも――実体化してでも、奪い取りにくるのではないか。
 しかもそれを、可愛い女の子2人が持っていたら……効果はてきめんなのではないか。
 そう思った俺の作戦は見事に成功し、本日のお役目も無事に終了。世界に平和が戻ったおであった、まる。
「皆さん、お疲れ様でした」
 闇の向こうから音もなく歩いてきた雛ちゃん、その手には見慣れない3つの小袋。
 『雫』を放り投げて片付けた絢芽ちゃんが、怪訝そうな表情で雛ちゃんの手元を見つめる。
「雛菊さん……それは、何なんですの?」
「あら、絢芽さん、バレンタインという俗世間の習慣をご存知ありませんか? 日本中が菓子メーカーの策略にどっぷりハマって、大量に消費するでお馴染みの……」
「……そんな俗世間の習慣に、ちゃっかり便乗していらっしゃるようですけど」
「はい、折角ですので。皆さんに日頃の感謝の気持ちを込めました。絢芽さん、どうぞ」
 そう言って笑顔で小袋を押し付ける雛ちゃん。同様に警戒する香澄ちゃんへも小袋を押し付け、遂に、俺の目の前にも彼女がやってくる。
「はい、最後に残ったものをどうぞ」
「あ、ありがとう……中身はチョコレート、だよね?」
「ええ。トロピカルなチョコレートです」
「トロピカル……マカダミアナッツ入り、とか?」
「ナッツが入っているかどうかは分かりませんが……あ、出来ればご自宅で、1人で開封してくださいね。3人が同じ空間で開封すると、どうなるか分かりませんので」
「どういう意味!? ねぇ雛ちゃん、笑ってないで答えてくれよ!!」
 俺の切なる願いを笑顔で押し通す雛ちゃんは……その後、いつも通り『境界』を解除して、颯爽と闇に紛れる。
 残された俺たち3名は、無言で……もらった小袋をカバンの奥底に片付けるのであった。
 
「あ、椎葉。コレ」
 そして別れ際、香澄ちゃんがカバンから紙袋を取り出した。
 国語辞典くらいの大きさで長方形の袋は、下の方が膨れて重心がかかっている。
「今日、久那高校にも来てたんだよね。知ってたら奥村先輩に預けたのに……」
「いやー、あれは俺も急なことだったからね。でも、やっぱり直接渡してもらえるのが一番嬉しいよ。ありがと」
「どういたしまして。一応手作りだから、早めに食べてね」
「ををっ、俺、愛されてる?」
 刹那、香澄ちゃんは目を見開き、慌てて首を横にふった。
「バッ……バカなこと言わないでよね!! 椎葉のは、絢芽にあげたチョコレートケーキの……きっ、きれはじなんだから!!」
 ……絢芽ちゃんにはケーキなのに、俺はきれはじなのか……ま、いっか。味は同じはずだし。
 でも、悠樹の態度がそっけなかったので、香澄ちゃんのテンプレ的な反応は見ていて安心する。分かっていてからかったから、コレ以上の追求はしないことにしよう。
 俺が内心でニヤニヤしていると、憤慨していた香澄ちゃんが……その視線を、隣りにいる絢芽ちゃんにうつした。
「あれ、絢芽はもう、椎葉にあげたの?」
「っ!?」
 刹那、絢芽ちゃんが目を見開く。俺はこの反応で8割方察するのだが……3割程度しか察することが出来ない香澄ちゃんは、言葉を探す彼女に追い打ちをかけるのだ。
「まだあげてないんだよね。折角一緒に作ったんだから、ちゃんと渡しなよ」
「絢芽ちゃんの……手作り!?」
 そして、俺の目がダイヤモンドより輝く。
 俺達からそれぞれに視線を向けられた彼女は……観念したように重い溜息をつくと、両手に持っていたカバンを開き、中から、香澄ちゃんのと同じくらいの大きさの袋を取り出した。
 そして、珍しく視線を泳がせながら、言葉を絞り出す。
「私は……お菓子作りが不得手ですので、お口に合うかどうか分かりませんが……」
「なっ、何を言ってんの絢芽ちゃん!! 味より気持ち、気持ちだよ!!」
 彼女が引っ込める前に奪い取り、慌てて背中の後ろに隠すことに成功した。
 一瞬奪い取ろうと手を伸ばそうとした絢芽ちゃんだったが……すぐにその手を引っ込めて、いつもの、でも、いつもよりどこか優しい苦笑いを浮かべる。
 そんな彼女の隣にいる香澄ちゃんが、余裕を持ってニヤニヤした視線を向けているけど……コレは後で、悠樹に何をあげたのか、本格的に追求しないといけないようだ。
 
 俺の手の中には、今、大切な仲間から受け取った2つのチョコレートがある。
 そして、俺のポケットの中にも、カバンの中にも、大切な仲間から受け取ったチョコレートがある。
 コレは全部、俺の絆の確かな証だから。
 だから……。
 
「……香澄ちゃん、絢芽ちゃん」
 
 俺は改めて、感謝の気持ちを口に出したいと思ったんだ。
 
「チョコレート、本当にどうもありがとう!!」
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2017-02-04

ボイスコさんと霧原~ちょっとした好奇心から数えてみた編~

テーマ:霧原雑記
 先日、私が生まれて初めて作ったボイスドラマ「リジスターズ・カルテット/インスパイア」の予告音声を、改めてTMBOXにアップしました。
 サイト内ではずっと公開しているのですが、自分から積極的に宣伝(?)をしたのは、本当に久しぶりです。
 いやー、久しぶりに聞き返すと……もう、編集したい編集したいお願いします編集させてくださいという心境です。ノイズ、ノイズと音量だよよくこんな聞き苦しいものを今までドヤ顔でアップしてたなお前!!
 ……と、顔から火が出そうな勢いで、全体の音量だけ調整しました。それ以上の編集は……無理なんです。この編集済みのものしか残っていないんです。
 
 でも、当時からお世話になりまくっている望月ゆうやさんは、心底ありがたいことに未だにこのボイスドラマが好きだと言ってくださっているし、改訂版からこの元祖に興味を持ってくださっている人も出てきているので、思い切って公開することにしました。
 今後、今編集している『エンコサイヨウ 隙間語』を公開する前までには、ぼちぼち上げていきたいと思います。多分きっと。霧原が羞恥心に耐えられれば。(苦笑)
 
 当時のメールを発掘してみると、やはりキャストさんとやり取りをしていたのは、2005年頃でした。もう10年以上前になるのですね……。
 当時のボイスコさんやネット声優というと、個人ページを持っている人がほとんどで、その方のサイトに言ってサンプルを聞く→依頼、だったり、今のように「こんなことやるよー」と告知して、サンプル台詞を提出してもらう→選考、という流れだったように思います。
 そこで、霧原さん……ちょっとした好奇心から、これまで何名のキャストさんにお世話になっているのか、数えてみることにしましたよ。
 
※なお、下記に記載があるのは、現時点で霧原が企画を公開&把握している方々のみです。そして敬称略でございます。
 途中で交代があったりしたこともありますが……記憶が定かではないものに関しては、記載漏れがある場合があります。本当に申し訳ないですが、ご了承ください。我慢ならない場合は突っ込んでやってください。
※名義は当時のもの、もしくは『こえ部』ユーザー名です。
※複数回お世話になっている方は、名義が異なっても「1」とカウントします。
※『縁故採用四重奏』は内容が重複するため、記載しておりません。
 
【リジスターズ・カルテット/インスパイア(9名)】
樋口香澄:妃美姫瀬寐
奥村桧:真也
東原菖蒲:葉月奈乃
有坂椎葉:ひでか
雛罌粟:望月ゆうや
樋口亜澄:天月真魚
蒜斗:真下南
瀬菜:高杉諒
椚:哲也
 
【Fanatic Love Diary(8名)】
藤谷裕也:神無南無
草薙葵:勇我こころ
藤谷千草:空木さくら
篠原武士:飛沫悠
久田桜花:美空
シュウ:千乃零夜/鈴木憲
嘉納遥:梶原士玖真
 
【Play*(16名)】
高橋可憐:玖蘭優/鴻島斎
樹原大輔:珠洲基机
綾瀬響古:立花ことの
宮藤蒼維:風見しゅん/雪月花
樹原希:望月沙雨
綾瀬晴:日暮惣太/那内成三
井上紗姫・姫沙:武田恵瑠々
千葉怜人:霞染けいじ
立科美琴:梨月ゆうり
迫下直人:西条みかん
松田准一:枯葉
坂上真理:雪邑水姫
鈴代環:分倍河原シホ 
 
【Two Strange InterestS(8名)】
沢城都:妃琴梨
新谷薫:櫻井和摩
後藤綾美:佐々木サキ
田村大樹:新谷冬柚
宮崎林檎:桜姫菊
藤原千佳:綿貫えーいち
上田真雪:雪白ゆり
香月奈々:倉科悠那
 
【オーバーラップ(4名)】
中村竜太:狭山けんいち
西園寺かえで:五月雪夜
東堂しのぶ:綾織綺羅
北条剣二:ヤマトアキ
 
【エンコサイヨウ CM企画(11名)】
山本結果:りんね☆(にゃん太郎)/なつみ/やんや(おがちゃぴんさんの『こえ部』の名義です)/奥井パルコ/ゆうや@うや(望月ゆうやさんの『こえ部』の名義です)
佐藤政宗:たかし/NIJIちゃん/かい/たいやきちゃん/みちざね@ミチ
名杙統治:くらやま/或る思想家
名倉里穂:ゆうや@うや/紗優蝶
 
【リジスターズ・カルテット 音声CM企画+α/彼女に秘密のコンフェッション(16名)】
樋口香澄:陽月スピカ/えるるん
奥村悠樹:高瀬悠/高瀬雪景
東原絢芽:あきべい/lana
有坂椎葉:琥珀大駕/よねヒカリ
雛菊:望月ゆうや
蓮華:武川楓
樋口亜澄:ぴの
山岸司:hana10
佐藤慎吾:koko鷹
稲月莉子:chococoa
皆瀬淳史:片仮名
綾小路智恵子:ryoka
三木涼太:居宮セナ
 
【HIROKANA(1名)】
高遠香奈:hana10
国枝浩隆:ジョン・ドウ
 
【エンコサイヨウ 隙間語(6名)】
山本結果:おがちゃぴん
佐藤政宗:水樹机
名杙統治:ジョン・ドウ
名杙心愛:佐倉杏
名倉里穂:清那
片倉華蓮・名波蓮:狛原ひの
伊達聖人:咏
分町ママ:望月ゆうや
橋下セレナ:ぴの
名杙桂樹:一ノ瀬カルマ
名波華:祐梨
 
 
 以上、合計すると……なんと79名!!
 
 ひょえー……。(目を丸くしている)
 
 応募してくださった方などもカウントすると、実際はこれ以上いらっしゃるはずなのですが、私が把握しているだけでもこんなに……ひょえぇぇぇ……。
 『エンコサイヨウCM企画』はしょうがないですが、やはり『Play*』は多くなりますよね……あと、今の『隙間語』も。
 これだけの方にお世話になりながら、霧原は創作活動を続けております。ありがたいことです。
 でも、当然でずがまだまだ止まりませんので、引き続き宜しくお願いします!!
 
 ……あ、そういえばTwitterのタグで、桜音なつきさんに凛音を演じてもらったんだった……可愛かった。仁が羨ましくなった。凛音も古参なのに特別な展開がないキャラクターなので、いつか何か出来るといいなぁ……どうかなぁ……。
 
 ……あ、実は昨日、良鳴三鈴さんのラジオ番組で、霧原の小説『ソラアイ』を朗読していただいたんだった……桜超可愛かった。もう超絶可愛かった。そしてそんな彼女となし崩し的に同棲している翔が心底羨ましかった。(笑)売り込んで本当に良かった……!!
 
 ……あ、実は昨日、良鳴三鈴さんのラジオ番組で、霧原の小説『ソラアイ』を朗読していただいたんだった……桜超可愛かった。もう超絶可愛かった。そしてそんな彼女となし崩し的に同棲している翔が心底羨ましかった。(笑)売り込んで本当に良かった……!!
 と、いうわけで、関係者は81名に訂正しておきます。よし、目指せ三桁!!
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2017-01-20

Twitterタグ『#リプくれた方に創作キャラのセリフを投げるので演じてください』まとめ

テーマ:音声企画

 昨年の12月中旬(下旬)に募集したTwitterタグで、もう、素敵過ぎる声が集まりました。

 私も自分のツイートを追いかけるのが面倒になったので(ヲイ)、ひとまず全員分揃ったことですし、このブロク記事にまとめます!!

 

■西原美森(元祖リジカル続編)/望月ゆうやさん

「……飯塚君、女の子と遊ぶのは結構だけど、少しは真面目に役割を果たしたらどうなの? 真面目にやる気がないなら、最初から剣を握らなければ良かったのに。どうして……私はやっと、やっと選ばれたのに、どうして貴方みたいないい加減な人間も選ばれるの? どうして……」

 

 

■有坂椿(元祖リジカル続編)/望月ゆうやさん

「(苦笑でため息)……本当、私の家とユズちゃんの家は、妙な因縁に縛られてるね。真っ先にその循環から抜け出した私が言える義理じゃないんだけど、弟のこと、よろしくね。ハルカ、大人びて見えることがあるかもしれないけど……中身は割と年相応だから」

 

■片倉華蓮(エンコサイヨウ)/狛原ひのさん

「コーヒーは淹れたてで熱いので、気をつけてください。あと……山本さんからの領収書が心の底からろくでもないものばかりなので、後で領収書とは何たるかを、支局長からもしっかり説明をお願いしますね。でないと、残業代をいただくことになってしまいますので」

 

■柳井仁義(エンコサイヨウ)/おがちゃぴんさん

「ご紹介にあずかりました、柳井仁義です。『縁故』としての能力は持っていますが、『仙台支局』では『生前調書』作成の際のお手伝いが主な役割です。片倉さんが事務仕事ということで色々とご連絡をすることが多くなるかもしれませんが、どうぞ、宜しくお願いいたします」

 

■風端凛音(迷霧抹消)/桜音なつきさん

「あたしが仁の横にいることは誰にも譲れないという結論にたどり着いたのよ。結月(ゆづき)姉ちゃんを助ける為には、仁の力が絶対必要だから。それで、これからも迷惑かけますって、先に断っておこうと思って。思ったことを素直に言うのが一番だと思ったんだけど……ダメ?」



■山岸司(リジスターズ・カルテット)/hana10さん

「……今回、部外者である東原さんへお願いする理由が3つあります。1つ目は、東原さんの危機回避能力が高いこと、2つ目は、東原さんのご実家は県内有数の警察一家です、何かあった時にもみ消しがきくことがあります。そして3つ目は、有坂椎葉からの指名です」

 

あー楽しかった……皆様、本当にありがとうございます!!

……やってみたいという奇特な方、今からでも大歓迎ですよ実はね!!

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