今日は、スクールカウンセリングで勤務している高校で

研修を行いました。


先生方向けです。

ご参加の先生方、お疲れ様でした。


テーマは「生徒のやる気の引き出し方」です。


進路指導などで日頃からご苦労が多い先生方です。


教育や生活指導の領域からではなく

心理臨床の観点からの関わり方も加えてもらえれば

これからの生徒指導の幅も広がるのでは。。。


そんな思いで研修を担当させて頂きました。


最近のカウンセリングテーマも

「進路相談」「将来不安」が続いています。

このタイミングでの研修は、

カウンセリングを振り返る良い機会にもなりました。


レクチャーは

無気力な状態や

色んな理由から入学や卒業が遅れてしまった生徒の、

心情面やアプローチする方向性などを話しました。


ワークショップ形式を取り、

グループで討議をしてもらう時間を入れたのは

良かったかなと思います。



教育と心理援助は密接に連携して、

生徒や保護者に提供することが不可欠なんだと、

つくづく感じます。


私が高校生の頃とは、

学校現場の風景にはさほど違いを感じないのですが、

見えない諸事情はとても多様化していることを実感します。


ですから、先生方とカウンセラーがその役割を

上手に担い合うことは、

時代に沿った在りようかなと考えます。


私の勤務している高校では、

先生方がカウンセラーの存在を理解いただいき

連携をよく取って下さり、

とても助かっています。


このことは、案外当たり前ではないのです。

後輩のスクールカウンセラーから、

連携がうまくいかない相談をもらったことは何度もあります。


先生からカウンセラーの活用の仕方について、

ご相談をもらったこともあります。


導入されて20年になるスクールカウンセラーの課題に、

未だに「教員との連携」が挙げられております。


コミュニケーションの専門家との側面があるカウンセラーなのに、

ちょっと矛盾する話で困ったことなのですが・・・



日頃、一緒に仕事をしている先生方に

改めて研修を行うことは、

結構、緊張しました。


前夜は変な夢見るし・・・

研修受けている先生方の中に俳優の石坂浩二さんが紛れているとか(^_^;)

なんの暗示やねんって感じです。


真剣な姿勢と温かい眼差しで参加された先生方に、

心より感謝致します。

ありがとうございました。










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