冷蔵庫の整理が世界を救う

昨日は依頼者さまのお宅で冷蔵庫の整理をしてきました。

冷蔵庫なんて要るか要らないかわかりやすいし

だいたいどこに入れるかは決まっているので

自分でできるんじゃないの？

と以前のわたしはそう思っていました。

だけど冷蔵庫も一緒に整理して欲しいという依頼は意外と多いのです。

自分で整理したつもりがついつい

「まだ食べられるだろう」

と賞味期限がとっくに過ぎているのに置いてしまうそうです。

それでどんどん溜まってしまってどうにもならなくなってしまうんですね。

まだ食べられる

と置いておくのは食べ損ねたか買いすぎた事への免罪符なんです。

「きっといつか食べるもーーん」と言い訳をしたいからまた冷蔵庫に放り込む。

でも大抵食べることはない。

冷蔵庫は生ゴミの最終処分場じゃないですから。

食べたくないモノ、期限を過ぎているモノにもエネルギーを消費しています。

いつでも食べたいものが取り出せる見渡せるスッキリな冷蔵庫にしておくと

残量が把握できるので無駄に買うこともありません。

これからは無駄に買わない、廃棄を減らす

そんな反省もしながら一度リセットをしようと賞味期限切れはすべて処分しました。

日本は食品の廃棄量が世界の中でもトップクラスなんだそうです。

世界では約９億人の人たちが栄養不足状態にある中で

「もったいない文化」の日本が、です。

「食べ物を粗末にするな、もったいないことをするな」と偉そうに子どもたちに言えません。

そこで、わたしたちでもできることといえば家庭からの食品廃棄を減らすこと。

それには「冷蔵庫の整理」「食品庫の整理」がもっとも有効だと思うのです。

でも、わが家でもまったくゼロとはいかないのが現状。

自戒の意味も込めてこの記事を書いています。

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